住民参加型の地域社会になっていく必要がある。
参加を募る上で必要なのは、「正しさ」よりも、「楽しさ」どうつくるかという点。
多くの方が、地域づくりは<面白いし、充実感がある>とおもらえるかが勝負。
商品の説明
人口増加と経済成長を前提としたモデルが機能しなくなった日本。
人口や税収が縮小しながらも、地域の営みや住民の生活が充実したものになる仕組みを編み出さなければならない時期を我々は迎えている。
さまざまな対策が議論されているが、そうした「縮小」を「縮充」へと導く唯一の解が「参加」である、と山崎氏は言う。
すでに周りを見渡せば、まちづくり、政治・行政、マーケティングから芸術、福祉、教育まで、あらゆる分野で胎動する「参加」の潮流を目撃できるだろう。
本書では、各分野における「参加」の潮流を丹念に辿り、かつ、そうした各分野を牽引するリーダーと山崎氏が対話を行うことで、「なぜいま参加なのか」「これから日本はどう変わっていくのか」がみごとに体系立てられ、解き明かされていく。
参加なくして未来なし! コミュニティデザインの第一人者が、人口減少社会・日本に灯した新しい希望の光。
●序 章:なぜいま「参加の時代」なのか
●第1章:コミュニティデザインと﹁参加﹂は表裏一体だ ――僕が「参加」に強く惹かれる理由
●第2章:国に頼り切るという時代の終わり ――まちづくりにおける「参加」の潮流
●第3章:「苦情」や「抵抗」から「自主運営」へ ――政治・行政における「参加」の潮流
●第4章:「楽しい消費者運動」が環境を改善する ――環境分野における「参加」の潮流
●第5章:オープンソースと「共有型経済」の胎動 ――情報分野における「参加」の潮流
●第6章:「共創」が社会に新しい価値をもたらす ――商業分野における「参加」の潮流
●第7章:「参加型アート」の勢いはとまらない ――芸術分野における「参加」の潮流
●第8章:真の「福祉社会」の実現をめざして ――医療・福祉分野における「参加」の潮流
●第9章:主体性を育む「アクティブラーニング」 ――教育分野における「参加」の潮流
●終 章:「縮充する日本」の未来図を描こう
内容(「BOOK」データベースより)
人口増加と経済成長を前提とした国家モデルが機能しなくなった日本。さまざまな対策が議論されているが、「縮小」を「縮充」へと導く唯一の解が「参加」である、と山崎氏は言う。
すでに周りを見渡せば、まちづくり、政治・行政、マーケティングから芸術、福祉、教育まで、あらゆる分野で胎動する「参加」の潮流を目撃できるだろう。
本書では、そうした各分野を牽引するリーダーと山崎氏の対話から、「なぜいま参加なのか」「これから日本はどう変わっていくのか」がみごとに体系立てられ、解き明かされていく。
コミュニティデザインの第一人者が、人口減少社会・日本に灯した新しい希望の光。
著者について
東北芸術工科大学教授
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山崎/亮
1973年愛知県生まれ。studio‐L代表、東北芸術工科大学教授(コミュニティデザイン学科長)、慶應義塾大学特別招聘教授。2005年にstudio‐Lを設立。
地域の課題を地域に住む人たちが解決するための「コミュニティデザイン」の先駆的実践者として、まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、建築やランドスケープのデザインなどを数多く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです