(63) トルストイにおける自由教育論をめぐって. ない。 ... トルストイにしたがえば、そこでの教育内容は、子どにとっ ない子どるの方が、力において、敏捷さにおいて、知力におい ... つまり、そこでの教育内容は国民の要求と 論理的に不当な作用である。 285
正義の戦いを起こすならば、断じて勝つことだ。
まず張り切って、一歩を踏み出すことだ。
たとえ、つまずいても、朗らかに、たくましく、次の一歩を踏み出せばよい。
今日一日を勝つことだ。
あれこれ迷うより、思い切ってぶつかれば人生は開ける。
いかなる逆境も覆す。
ラジオには寂しさを打ち消す不思議な力がある
ラジオに可能性を感じた人の言葉。
ラジオ文化は、人間の心をつなぎ、希望の春風を送ります。
ラジオ文化の向上は、人々の精神の大地を耕しまう。
ラジオ文化の花開くところ、庶民文化の開花があります。
一歩踏み出せば
何かがみつかる。
「失敗してもいい」
悔いだけは残さない。
「失敗は成功の母」
「挑戦しないこと」
―それが、青春の唯一の敗北だと、私は思う。
本質的な課題は、地域の未来が描けない孤立感、諦め。
心に希望を育み、心を未来に向かわせる、励ましが不可欠。
アジアは平和地帯へ移行しているのか、後退しているのか―。
人類を破滅させるほどの強力な兵器である核兵器の登場で「他の手段による政治の継続」というクラウゼヴィッツ的な戦争観が通用しなくなった。
核兵器の開発に向かう国を取り巻く国際関係から、人間を抑圧し安全を脅かす非民主的政府のガバナンスの有りようを分析。アジアの地域平和の行方を考察する。
偶発的な核戦争を防ぐための措置は?
信頼醸成の制度化を目指すべきだ。
目次
序論―今、なぜアジアの核とガバナンスを問うのか
第1部 特集テーマ 原爆投下と日本の安全保障政策(広島・長崎への原爆投下が持つ今日的意味;始まりの10年―原爆被害者運動の創成期 ほか)
第2部 核兵器の開発と国際関係(世界の核と非核政策の現状;北朝鮮の核の現状と課題 ほか)
第3部 人間の安全保障とガバナンス(民主主義による平和;北朝鮮のガバナンス ほか)
第4部 アジアの平和と国際機構(アジア太平洋地域の国際安全保障環境;ユーラシアと国連・国際機構―CICA、SAARC、UNAMA ほか)
資料編
出版社内容情報
軍事的緊張が続くアジア。広島平和研究所の研究員らが、中国、北朝鮮などの核とガバナンスの現状を分析、地域平和の行方を考察する。
アジアは「戦争のない地帯」と呼ばれるが決して「平和地帯」ではない。地域内の国家統治システム(ガバナンス・システム)は多様であり、一部の非民主的国家では著しい人権侵害が行われている。
また、自国の安全保障のために軍拡競争が展開され、軍事的な緊張関係が慢性的に続いている―。
広島平和研究所の研究員と共同通信の編集委員らが、世界の核の現状とともに、日本の安全保障政策、中国、北朝鮮、インド、パキスタンなどの核とガバナンスの現状を分析、地域平和の行方を考察する。
《主な内容》
《執筆者一覧》※掲載順
吉川元(広島平和研究所所長)/水本和実(広島平和研究所副所長)/直野章子(広島平和研究所教授)/永井均(広島平和研究所教授)/太田昌克(共同通信社編集委員)/土屋豪志(共同通信社ウィーン支局長)/孫賢鎮(広島平和研究所准教授)/李成賢(韓国世宗研究所研究員)/福井康人(広島平和研究所准教授)/小玉原一郎(共同通信社テヘラン支局長)/岡田隆司(共同通信社原子力報道室次長)/徐顕芬(広島平和研究所准教授)/和田真人(共同通信社ニューデリー支局長)/ナラヤナン・ガネサン(広島平和研究所教授)/上村淳(共同通信社論説委員)/西田竜也(広島市立大学国際学部准教授)/大西利尚(共同通信社外信部次長)/湯浅剛(広島平和研究所教授)/李鍾元(早稲田大学国際学術院教授)
【序 論】今、なぜアジアの核とガバナンスを問うのか
【第1部】特集テーマ 原爆投下と日本の安全保障政策
第1章 広島・長崎への原爆投下が持つ今日的意味
第2章 始まりの10年―原爆被害者運動の創成期
第3章 戦争の裁き―東京裁判と日本政府の対応を中心に
第4章 日本の安全保障政策とアメリカの核
【第2部】核兵器の開発と国際関係
第5章 世界の核と非核政策の現状
第6章 北朝鮮の核の現状と課題
第7章 中国の核戦略
第8章 インド・パキスタンの核の現状と課題
第9章 中東の核の現状と課題
【第3部】人間の安全保障とガバナンス
第10章 民主主義による平和
第11章 北朝鮮のガバナンス
第12章 中国のガバナンス
第13章 インド・パキスタンのガバナンス
第14章 東南アジアにおける人間の安全保障とガバナンス
第15章 中央アジアのガバナンス
第16章 中東のガバナンス
【第4部】アジアの平和と国際機構
第17章 アジア太平洋地域の国際安全保障環境
第18章 ユーラシアと国連・国際機構
第19章 ASEANの変容
第20章 上海協力機構(SCO)の発展
第21章 東アジア共同体形成の現状と課題
【資料編】
核兵器禁止条約/シンガポール米朝共同声明/9月平壌共同宣言(ハングル語、日本語)/ガリ国連事務総長「平和への課題」/CSCEパリ首脳会議宣言(パリ憲章)
広島市立大学 広島平和研究所[ヒロシマイチリツダイガクヒロシマヘイワケンキュウジョ]
著・文・その他/編集
4/1(月) 1毎日新聞
新元号「令和」に関する安倍晋三首相が1日、行った記者会見での一問一答は次の通り。
【統合デジタル取材センター】
本日、元号を改める政令を閣議決定いたしました。
新しい元号は「令和」であります。
これは万葉集にある「令和」は万葉集の梅の花の歌32首の序文にある「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす」との文言から引用したものであります。そして、この令和には人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められています。
万葉集は1200年あまり前に編さんされた日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人(さきもり)や農民まで幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書であります。
悠久の歴史と香り高き文化、四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく。厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる。
そうした日本でありたいとの願いを込め令和に決定いたしました。
文化を育み、自然の美しさをめでることができる平和な日々に心からの感謝の念を抱きながら希望に満ちあふれた新しい時代を国民の皆さまとともに切り開いていく。新元号の決定にあたり、その決意を新たにしております。
5月1日に皇太子殿下がご即位され、その日以降、この新しい元号が用いられることとなりますが、国民各位のご理解とご協力をたまわりますようお願いいたします。
政府としてもほぼ200年ぶりとなる歴史的な皇位の継承がつつがなく行われ、国民こぞってことほぐことができるよう、その準備に万全を期してまいります。元号は皇室の長い伝統と、国家の安泰と国民の幸福への深い願いとともに、1400年近くにわたる我が国の歴史をつむいできました。日本人の心情に溶け込み、日本国民の精神的な一体感を支えるものとなっています。
この新しい元号も広く国民に受け入れられ、日本人の生活の中に深く根ざしていくことを心から願っています。私からは以上です。
――これまで元号は全て中国の古典を由来としてきたとされております。改めて日本の古典「万葉集」を由来として令和に決めた総理の思いを。また、平成の30年間は国内では人口減少が進み、また自然災害が相次ぎました。めまぐるしく変化する国際情勢やデジタル化など日本は今大きな転換点を迎えています。
5月1日の改元まで残り1カ月となったことを踏まえ、平成の次の時代をどのような気持ちで迎え、次の時代にどのような国造りをするか、お考えをお聞かせください。
我が国は歴史の大きな転換点を迎えていますが、いかに時代が移ろうとも、日本には決して色あせることのない価値があると思います。今回はそうした思いの中で歴史上初めて国書を典拠とする元号を決定しました。
特に万葉集は1200年あまり前の歌集ですが、一般庶民も含め地位や身分に関係なく幅広い人々の歌が収められ、その内容も当時の人々の暮らしや息づかいが感じられ、まさに我が国の豊かな国民文化を象徴する国書です。これは世界に誇るべきものであり、我が国の悠久の歴史、薫り高き文化、そして四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄はしっかりと次の時代に引き継いでいくべきであると考えています。
同時に急速な少子高齢化が進み、世界がものすごいスピードで変化をしていく中で、変わるべきは変わっていかなければなりません。平成の30年間ほど、改革が叫ばれた時代はなかったと思います。政治改革、行政改革、規制改革、抵抗勢力という言葉もありましたが、平成の時代、さまざまな改革はしばしば大きな議論を巻き起こしました。
他方、現在の若い世代、現役世代はそうした平成の時代を経て、変わること、改革することをもっと柔軟に前向きに捉えていると思います。ちょうど本日から働き方改革が本格的にスタートします。70年ぶりの労働基準法の大改革です。かつては何年もかけてやっと実現するレベルの改革が近年は国民的な理解のもと、着実に行われるようになってきたという印象を持っています。
そうした中で次の世代、時代を担う若者たちがそれぞれの夢や希望に向かって頑張っていける社会、1億総活躍社会を作り上げることができれば日本の未来は明るいと、そう確信しています。新しい元号のもと、一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そういう時代を国民の皆さまとともに築き上げていきたいと思います。
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菅義偉官房長官は1日、記者会見で「平成」に代わる新元号を「令和(れいわ)」と発表した。
菅官房長官の会見での主な発言は以下の通り。【大村健一/統合デジタル取材センター】
菅官房長官の発言:この新元号については本日、元号に関する懇談会と、衆議院および参議院の議長および副議長のご意見をうかがい、全閣僚において協議のうえ、閣議において決定したものであります。
新元号の典拠について申し上げます。「令和」は万葉集の梅の花の歌32首の序文にある「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす」から引用したものであります。
この新元号に込められた意味や、国民の皆様へのメッセージについては、この後、安倍総理大臣の会見があります。
――新しい元号の制定にあたっての経緯を教えてください。どのような理由で選ばれたのでしょうか。
◆新元号が制定された理由については、この後、総理ご自身から新元号に込められた意味、国民へのメッセージについて直接、お伝えをすることになっております。
また、新元号の考案者については、考案者ご自身が氏名の秘匿を希望されていることに加え、考案者を明らかにすれば、新元号と特定の個人との結びつきが強調されることになりかねないため、お答えは差し控えます。
いずれにしても、今般、決定した元号が、国民に受け入れられ、日本人の生活の中に深く根ざしていくように努めてまいりたいと思います。
――政府関係者や有識者からどのような意見が出たのか。
◆本日、元号に関する懇談会を開催し、衆参両議院の正副議長の意見をうかがったうえで、内閣の責任において新元号を決定したところであります。新元号が制定された理由については、後ほど総理から直接お話があります。
意見聴取の場でどんなご意見があったかをお答えすることは差し控えたいと思います。また新元号が日本人の生活の中に深く根ざしていくためには、他の案と比較して議論されることは、適当でないと考え、新元号として決定されたもの以外の案については、その数も含めて、お答えは差し控えたいと思います。
希望の明日につながる、平和に満ちた元号を期待!
日本には色あせない伝統がある。
万葉集には庶民の歌もある。
あすへの希望の花を大きく咲かせることができる時代をつくりたい。
日本の歴代元号は以下の通り。
◆日本の歴代元号◆
元号 西暦
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<飛鳥時代>
1 大 化 645
2 白 雉 650
3 朱 鳥 686
4 大 宝 701
5 慶 雲 704
<奈良時代>
6 和 銅 708
7 霊 亀 715
8 養 老 717
9 神 亀 724
10 天 平 729
11 天平感宝 749
12 天平勝宝 749
13 天平宝字 757
14 天平神護 765
15 神護景雲 767
16 宝 亀 770
17 天 応 781
<平安時代>
18 延 暦 782
19 大 同 806
20 弘 仁 810
21 天 長 824
22 承 和 834
23 嘉 祥 848
24 仁 寿 851
25 斉 衡 854
26 天 安 857
27 貞 観 859
28 元 慶 877
29 仁 和 885
30 寛 平 889
31 昌 泰 898
32 延 喜 901
33 延 長 923
34 承 平 931
35 天 慶 938
36 天 暦 947
37 天 徳 957
38 応 和 961
39 康 保 964
40 安 和 968
41 天 禄 970
42 天 延 973
43 貞 元 976
44 天 元 978
45 永 観 983
46 寛 和 984
47 永 延 987
48 永 祚 989
49 正 暦 990
50 長 徳 995
51 長 保 999
52 寛 弘 1004
53 長 和 1012
54 寛 仁 1017
55 治 安 1021
56 万 寿 1024
57 長 元 1028
58 長 暦 1037
59 長 久 1040
60 寛 徳 1044
61 永 承 1046
62 天 喜 1053
63 康 平 1058
64 治 暦 1065
65 延 久 1069
66 承 保 1074
67 承 暦 1077
68 永 保 1081
69 応 徳 1084
70 寛 治 1087
71 嘉 保 1094
72 永 長 1096
72 永 長 1096
73 承 徳 1097
74 康 和 1099
75 長 治 1104
76 嘉 承 1106
77 天 仁 1108
78 天 永 1110
79 永 久 1113
80 元 永 1118
81 保 安 1120
82 天 治 1124
83 大 治 1126
84 天 承 1131
85 長 承 1132
86 保 延 1135
87 永 治 1141
88 康 治 1142
89 天 養 1144
90 久 安 1145
91 仁 平 1151
92 久 寿 1154
93 保 元 1156
94 平 治 1159
95 永 暦 1160
96 応 保 1161
97 長 寛 1163
98 永 万 1165
99 仁 安 1166
100 嘉 応 1169
101 承 安 1171
102 安 元 1175
103 治 承 1177
104 養 和 1181
105 寿 永 1182
106 元 暦 1184
107 文 治 1185
<鎌倉時代>
108 建 久 1190
109 正 治 1199
110 建 仁 1201
111 元 久 1204
112 建 永 1206
113 承 元 1207
114 建 暦 1211
115 健 保 1213
116 承 久 1219
117 貞 応 1222
118 元 仁 1224
119 嘉 禄 1225
120 安 貞 1227
121 寛 喜 1229
122 貞 永 1232
123 天 福 1233
124 文 暦 1234
125 嘉 禎 1235
126 暦 仁 1238
127 延 応 1239
128 仁 治 1240
129 寛 元 1243
130 宝 治 1247
131 建 長 1249
132 康 元 1256
133 正 嘉 1257
134 正 元 1259
135 文 応 1260
136 弘 長 1261
137 文 永 1264
138 建 治 1275
139 弘 安 1278
140 正 応 1288
141 永 仁 1293
142 正 安 1299
143 乾 元 1302
144 嘉 元 1303
145 徳 治 1306
146 延 慶 1308
147 応 長 1311
148 正 和 1312
149 文 保 1317
150 元 応 1319
151 元 享 1321
152 正 中 1324
153 嘉 暦 1326
154 元 徳 1329
<南北朝時代>
南 元 弘 1331
南 建 武 1334
南 延 元 1336
南 興 国 1340
南 正 平 1346
南 建 徳 1370
南 文 中 1372
南 天 授 1375
南 弘 和 1381?
南 元 中 1384
北 正 慶 1332
北 暦 応 1338
北 康 永 1342
北 貞 和 1345
北 観 応 1350
北 文 和 1352
北 延 文 1356
北 康 安 1361
北 貞 治 1362
北 応 安 1368
北 永 和 1375
北 康 暦 1379
北 永 徳 1381
北 至 徳 1384
北 嘉 慶 1387
北 康 応 1389
<室町~戦国時代>
181 明 徳 1390
182 応 永 1394
183 正 長 1428
184 永 享 1429
185 嘉 吉 1441
186 文 安 1444
187 宝 徳 1449
188 享 徳 1452
189 康 正 1455
190 長 禄 1457
191 寛 正 1461
192 文 正 1466
193 応 仁 1467
194 文 明 1469
195 長 享 1487
196 延 徳 1489
197 明 応 1492
198 文 亀 1501
199 永 正 1504
200 大 永 1521
201 享 禄 1528
202 天 文 1532
203 弘 治 1555
204 永 禄 1558
205 元 亀 1570
<安土桃山時代>
206 天 正 1573
207 文 禄 1593
<江戸時代>
208 慶 長 1596
209 元 和 1615
210 寛 永 1624
211 正 保 1645
212 慶 安 1648
213 承 応 1652
214 明 暦 1655
215 万 治 1658
216 寛 文 1661
217 延 宝 1673
218 天 和 1681
219 貞 享 1684
220 元 禄 1688
221 宝 永 1704
222 正 徳 1711
223 享 保 1716
224 元 文 1736
225 寛 保 1741
226 延 享 1744
227 寛 延 1748
228 宝 暦 1751
229 明 和 1764
230 安 永 1772
231 天 明 1781
232 寛 政 1789
233 享 和 1801
234 文 化 1804
235 文 政 1818
236 天 保 1831
237 弘 化 1845
238 嘉 永 1848
239 安 政 1855
240 万 延 1860
241 文 久 1861
242 元 治 1864
243 慶 応 1865
<近現代>
244 明 治 1868
245 大 正 1912
246 昭 和 1926
247 平 成 1989
スノーボード(LINEグループの飲み会が開かれ、20代の女性は初めて参加した。
「罰ゲーム」で「『女性はテキーラなどを数回一気飲みさせられ、嘔吐しても眠り込んでおり、抵抗できない状態だった』と認定。
そのうえで、女性が目を開けたり、何度か声を出したりしたことなどから、『女性が許容している、と被告が誤信してしまうような状況にあった』と判断した。」
準強姦で起訴の男性会社役員に無罪判決 地裁久留米支部
毎日新聞2019年3月12日
飲酒によって意識がもうろうとなっていた女性に性的暴行をしたとして、準強姦(ごうかん)罪に問われた福岡市博多区の会社役員の男性(44)に対し、福岡地裁久留米支部は12日、無罪(求刑・懲役4年)を言い渡した。
西崎健児裁判長は「女性が拒否できない状態にあったことは認められるが、被告がそのことを認識していたと認められない」と述べた。
男性は2017年2月5日、福岡市の飲食店で当時22歳の女性が飲酒で深酔いして抵抗できない状況にある中、性的暴行をした、として起訴された。
判決で西崎裁判長は、「女性はテキーラなどを数回一気飲みさせられ、嘔吐(おうと)しても眠り込んでおり、抵抗できない状態だった」と認定。
そのうえで、女性が目を開けたり、何度か声を出したりしたことなどから、「女性が許容している、と被告が誤信してしまうような状況にあった」と判断した。【安部志帆子】
「女性は抵抗不能となるほど酒に酔っているのに、同意のそぶりを示せるわけがない。論理的に苦しい判決だ」と元刑事裁判官の陶山博生は首をかしげる。
「日本は<抵抗しない女性が悪い>という発想から脱することができない」大坂大学島岡まな教授(刑法)と指摘。
ソファに運ばれ性行為したが、その後、別の人物から体を触られた際に「やめて」といって手を払い泣き出し、友人と店を出た。
女性性行為後に時間的経過の中で意識を取り戻した推認される。
アンゼルセンが生まれた日をはさんだ、4月9日までの2週間が絵本週間です。
誕生日の4月2日は、「国際子どもの本の日」でもあります。
絵本は子どもだけでなく、大人が読んでも面白いものもあります。
昭和52(1977)年に、全国学校図書館協議会と保育園、幼稚園などの団体が、「絵本週間推進協議会」を立ち上げました。
そして、絵本文化と絵本読書が普及するようにと、制定しました。
絵本文化の発展と、「教育の場」や「家庭」に、いっそう「絵本読書」が定着するように…ということで、この「絵本週間」が設けられたそうです。
ではなぜこの時期に制定されたのでしょう。
それは、世界中で愛されてきた童話作家とかかわりがあります。
「人魚姫」や「みにくいあひるの子」など、美しい童話をたくさん生み出してきたアンデルセン。
そのアンデルセンの誕生日である【4月2日】の前後2週間を「絵本週間」にしたそうです。
絵本は、子どもたちの大切なオトモダチです。
一度気に入ると、何度も何度も読み返していますよね。
皆さんも、ページがボロボロになるぐらい繰り返し読んだ絵本があるのではないでしょうか。
ひとりの絵本作家がなくなりました。
ミッフィーの生みの親、ディックブルーナさん。
ブルーナさんは、1927年、オランダ生まれ。
本の装丁やポスターを手掛けるグラフィックデザイナーでしたが、絵本も発表するようになり、世界的な絵本作家になりました。
みんなが大好きなあのミッフィーは、幼かった息子さんに話してきかせたお話から誕生したといわれています。
ブルーナさんが使ったのは、赤、黄色、青、緑といった明るくはっきりした色。
あの特徴ある色づかいは、「ブルーナカラー」と呼ばれています。
ブルーナさんは天国へ旅立ちましたが、きっとこれからもずっと、あの明るい色づかいが、世界の子どもたちを笑顔にしてくれるのでしょうね。
3月27日から4月9日までは「絵本週間」。
この機会に、懐かしい絵本を読み返してみませんか。
今の子どもたちに人気の新しい絵本を開いてみるというのもいいですよね。
一冊の絵本が、みなさんの毎日に、意外な潤いを与えてくれるかもしれませんよ。
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「絵を見ていると音がいっぱい聞こえてくる。そういう可能性をもっている」
映像メディアが席巻するように見えても、絵本の良さに皆が立ち返るのでは。河合さん
大人が声を出して子どもに読み聞かせることによって、「耳から聞いた言葉の世界と目で見た言葉の世界が子どもの中で一つになります。そこに絵本ができる」松居さん
弟の死に直面したある幼いきょうだいに、医師が自ら手に取って、命をテーマにした絵本を読み聞かせる逸話を柳田さんが紹介。
「うわすべりの言葉だけの問題ではなく、魂をゆさぶるような形で伝えることができる絵本の力はすごい」と訴える。
絵本は人間の成長、心の成長に必要な滋養を与えてくれる。
子どもとっても、また実は大人にとっても、人生に大切な、不可欠なものにあふれる「絵本」。
絵本の持つ力に刮目し、子どもたちとともに、豊かに人生を歩む知恵を養いたい。
内容紹介
絵本をこどものためだけではなく、大人にも深い影響をあたえる力をもつ書物としてとらえる講演と徹底討論。絵本入門としても読める楽しい本。
絵本を子どもだけのための書物としてではなく、大人にも深い影響を与えうる新しいメディアとしてとらえる。「絵本・児童文学研究センター」主催、第五回文化セミナー「絵本の可能性」の講演・討論をまとめる。
生きる力、絵本の力
本書に描かれた、病い、要介護、災害被害などの人生の困難に直面した人々と絵本との関わりは、生きる勇気を与えずにはおかない。
内容(「BOOK」データベースより)
絵本はどのように人生を豊かにし、いのちを育む力を与えてくれるのか。読み手の年齢や状況によって受け取るものは異なり、人生経験を経るほど、深い意味を発見することができるというところに絵本の秘められた可能性がある。
その可能性について、心の危機、人生の危機に直面した時、絵本によって生き直す力を取り戻した人々のエピソードに寄り添いながら語ろうと思う。本書が、心の乾いたこの時代に潤いの一滴をもたらすことを願って。
チャンネルNECOで映画「実録三億円事件」を観た。
日本中を震撼させた「三億円事件」の時効成立1ヵ月前に公開された実録映画。
東映が警察とは別に独自の捜査を行い、綿密な資料のもとで三億円事件の”真相”を描く。
石井輝男監督のメガホンのもと、小川真由美、岡田裕介、金子信雄、田中邦衛らが出演。
■原作:清水一行(週刊現代連載「時効成立」より)
CAST
小川真由美/岡田裕介/絵沢萠子/田中筆子/松平純子/近藤宏/田島義文/河合絃司/土山登士幸/滝沢双/杉義一/六本木吉野/浜田ゆう子/中田博久/南廣/田中邦衛/金子信雄
昭和43年12月10日、現金輸送車である黒のセドリックを停車させ、車内に爆弾が仕掛けられていると偽って乗り込み逃走する…。
博奕好きで、女にだらしない西原房夫は証券会社の運転手をしていたが、会社の金四百万円を横領し、競馬につぎ込んでしまった。
だが、横領が会社にバレて警察に突き出されるところを、情婦の向田孝子がダイヤの指輪と土地を売り、金を返済してくれたので、刑務所行きはまぬがれた。
その後、二人は同棲生活を送るが、借金に追われる苦しい状態が続いた。
昭和43年7月、多摩農協に再三の脅迫状が舞い込んでいた。
送り主は西原である。この脅迫状は警察をあざむくためのカモフラージュで、彼は42年12月から三億円の現金強奪を思いつき、着々と準備を進めるが、西原の態度に不審を覚えた孝子。
脅迫状のメモを見た孝子に問い詰められて計画を話してしまう。
彼から日本信託銀行国分寺支店から東芝工場に輸送される三億円の強奪計画を聞かされた。
月賦屋に追われる生活に嫌気がさしていた孝子は、西原と行動を共にする決心をした。
そして運命の12月10日。計画通りに三億円を奪取した西原と孝子は、その後、強奪金には手を付けずに地道な暮らしを送っていた。
だが、時効まで40日を残したところで一人の刑事が西原に目を付ける。
別件で逮捕した西原を執拗に締め上げる刑事。黙秘で対抗する西原。二人の心理戦は臨界点に達し、運命の時効成立の日、12月10日を迎える・・・。(C)東映
1975年、時効成立 当時を振り返る
ボーナス資金を輸送中の日本信託銀行国分寺支店の現金輸送車が白バイ警官を装った男に襲われ、現金約3億円を強奪された。1975(昭和50)年12月10日時効成立。=1968(昭和43)年12月10日、東京府中市の府中刑務所北側の路上で