阪神大山が成長V打 矢野監督と約束した4番の姿勢

2019年07月28日 00時30分19秒 | 野球

2019年7月27日日刊スポーツ

巨人対阪神 延長11回に決勝打を放ちヒーローインタビューを受ける大山悠輔

巨人対阪神 11回表阪神2死三塁、中前適時打を放つ大山

<巨人2-3阪神>◇27日◇東京ドーム

4番が激闘に決着をつけた。延長11回2死三塁。ここぞの場面で、阪神大山悠輔内野手(24)が決勝打を放った。「打つしかない。(勝負は)打つか、打たないかなので。大事な場面でできてよかったです」。

田口の真っすぐを中前へクリーンヒット。4時間37分のロングゲームを制して東都の猛虎ファンを沸かせた。

気合十分だった。「あのプレーが一番大きい。チームが救われた。何とか応えたいと打席に入りました」。直前の10回1死一、二塁。サヨナラ負けかと思われた炭谷の大飛球をドラフト1位の先輩高山が背走曲芸キャッチ。その姿に心打たれた主砲が燃えて打った。

プロ3年目の24歳。だが、ゲームに入れば年齢は関係ない。常々、大山は言う。「期待だけで終わってしまったら意味がない。結果を出さないといけない」。伝統球団の4番を任され、計り知れない重圧と戦っている。「4番だから、とかじゃなく。4番でも9番であっても、試合に出る以上は責任がある」。得点圏打率は3割4厘。勝利打点8は堂々のチームトップだ。チームを背負う自覚がある。だからこそ…。歓喜の瞬間には、感情が爆発する。

矢野監督は「4番は本当に苦しい打順。責任ある打順」と若き和製大砲候補を思いやった。続けて「でも、悠輔は何とかそこ(4番)で成長できると思って。アイツとは約束している。姿勢だけはしっかり。4番の姿勢はアイツも頑張ってくれている」と評価した。

素顔は24歳の青年だ。力強化や土台作りを軸にした昨秋の高知・安芸キャンプ。息が切れるほど走り込んだ練習終わりに、甘いモノが欲しくなった。大山は「抹茶オレ、飲もうか」とチームメートに提案。厳しい練習後は甘いモノで癒やしの時間を分かち合った。すごく美味しいと評判になり、芸西村の宿舎ロビーで販売されている「抹茶オレ」が頻繁に売れた逸話もある。プレーだけでなくチーム内の流行も、4番が引っ張っている。

負ければ再び自力Vが消えた一戦で巨人連倒を導いた。残り49試合。4位ながら首位巨人に7・5差に迫った。4番がネバーギブアップを体現し、白星を重ねる意気込みだ。【真柴健】


阪神高山「ザ・キャッチ」前進守備から背走ダイブ

2019年07月28日 00時12分03秒 | 野球

[2019年7月27日日刊スポーツ

<巨人2-3阪神>◇27日◇東京ドーム

阪神高山俊外野手(26)がビッグプレーで激闘勝利を呼び込んだ。同点の延長10回1死一、二塁。外野は前進守備を敷く。炭谷の大飛球が右翼へ上がる。阪神ベンチの誰もが思わず天を仰いだ。抜けた、やられた…。だが、7回裏から右翼で途中出場していた高山は、勝負を捨てていなかった。

我を忘れて必死に背走する。最後は身をよじらせてダイブ捕球。サヨナラ負けの窮地を救う「ザ・キャッチ」だ。大熱戦を制した矢野監督も「高山のプレーはちょっとあきらめたり、無理かなと思ったら捕れない打球。あきらめずに『何とか捕ってやる』気持ちで捕ってくれた。みんな頑張ったけど、あのプレーは一番大きかった」と絶賛した。

高山も言う。「『いかれた』と思いました。だいぶ前にいた。久しぶりのライトでした。打球が右打者で切れる。どれくらい切れたか分からなかったですが、最後に、追いつけてよかった」。プロ4年目。
福留や糸井らベテランが外野の一角を占める状況だが、狙うのは不動のレギュラーだ。試合前の守備練習。スタメンでなくても筒井外野守備走塁コーチに欠かさずにリクエストする。「後ろに打ってください」。自ら前進した守備位置へ。背走キャッチの練習を怠らず繰り返し、勝負どころで生きた。

劇的勝利に貢献したがニコリともせずに言う。「どっちみち打たないと出られない。それ(守備)はそれで良かったけど、全然、納得していません」。この日は2打数無安打で悔しさを隠さない。燃えたぎる闘志を胸に秘め、定位置だけを奪いにいく。【酒井俊作】


1点が遠い阪神が変身するのか?!

2019年07月28日 00時06分50秒 | 野球

守備のエラーが多い阪神。
しかも、残塁数も多く、1点が遠い。
ファンにとって、イライラが募るばかり。
今年も、阪神の応援のために球場まで行ったのは、海浜幕張へのロッテ戦の1度だけ。
長男が<母の日>のプレゼントでチケットを買ってくれた。
これまで、横浜、神宮、後楽園へは年に数度行っていた。
時には西武までも。
特に水道橋で30年以上も働いていたので、東京ドームが一番多かったのに、阪神が巨人に勝てないので、観戦にi行かなくなる。