10月13日(土)に5年生を対象とした、富山市三種競技大会が行われます。陸上教室のみなさんの中には、参加する人もいるかと思います。今回はその三種競技大会にちなんで、「混成競技」について紹介します。
混成競技とは数種類の種目をして、その得点の合計で競う競技です。種目は大きく分けて、短距離走、障害走、跳躍種目、投擲種目に分けられます。混成競技と聞いてあまりピンとこない人もいるかと思いますが、8月に日本テレビの24時間テレビで、芸能人の「間寛平」が陸上の記録に挑戦していましたね。あれが混成競技の十種競技です。
混成競技は小学生から一般まで種目と数が違うので、ここで紹介したいと思います。
小学生
男女 三種競技(100m、走り幅跳び、ソフトボール投げ)
中学生
男子 四種競技(110mH、400m、走り高跳び、砲丸投げ)
女子 四種競技(100mH、200m、走り高跳び、砲丸投げ)
高校生
男子 八種競技(100m、400m、110mH、1500m、走り幅跳び、走り高跳び、やり投げ、砲丸投げ)
女子 七種競技(200m、800m、100mH、走り幅跳び、走り高跳び、砲丸投げ、やり投げ)
一般
男子 十種競技(100m、400m、110mH、1500m、走り幅跳び、走り高跳び、棒高跳び、やり投げ、砲丸投げ、円盤投げ)
女子 七種競技(高校生といっしょです)
小学生は1日、中学生は1日あるいは2日、高校生・一般は2日で競技が行われます。これだけたくさんの種目をするということは、練習もたいへんですし、試合もとても疲れてしまいます。高校・一般では最終日の最終種目に800mや1500mが行われますので、まさに体力の限界に挑戦することになりそうです。
たいへんなイメージがある混成競技ですが、楽しいこともあります。
1,予選落ちなどがなく、必ず順位がつく。
2,いろいろな種目を経験できる。
3,1種目失敗しても、ほかの種目でばんかいできる。
このように、普通の陸上の種目とはまた違った魅力があります。
全部の種目に挑戦してみたいという人は、混成競技をしてみてはどうでしょうか?興味のある人は是非やってみてください