9日に行われた名古屋国際女子マラソンの結果は、みなさんテレビ等でご覧になられたと思います。
私は全くの予想外でした。
注目の高橋尚子選手ですが、9km地点で遅れだし27位でゴールするとはびっくりです。
優勝したのは初マラソンの中村友梨香選手で、21歳の新星です。
高橋選手だけではなく、有力な選手がたくさん走っていた中での優勝は価値のあるものではないでしょうか。
マラソンには本当にいろんなドラマがあると感じました。
大阪国際女子マラソンの福士選手もそうでしたが、必ず何かが起きます。
マラソンは入念に準備をしてきても、思うような結果が出せないこともあります。
練習内容、体調管理、レース直前の調整、レースでの駆け引き、スパートのタイミングなど、ポイントはたくさんあります。
陸上競技にはたくさんの種目がありますが、マラソンはいちばん練習がきつく、難しい種目ではないかと思います。
だからこそ、見ている人を引きつけるし、長距離の選手ならば誰もがチャレンジしてみたくなるのでしょうか。
奥の深い種目です。
それにしても、高橋選手の前向きな姿は感心してしまいます。
本当は辛くてインタビューなど受けたくないかもしれませんが、決して悲観的になるわけではなく、自分は走ることが好きなのだという気持ちが伝わってきます。
10日にマラソン代表選手が正式に発表されます。
北京オリンピックが楽しみですね