仕事の道楽化

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理科室では指示語を使わない

2009年11月30日 | 理科
理科で実験や観察の技能を高めるためには、具体名を覚えさせるのも大切である。実験や観察の道具には、名前を覚えることで、そのしよう方や目的が分かるものが多いからである。できれば漢字も教えるとなお分かりやすい。

例えば、「方位磁針」である。子ども達には、「方位を調べるため石の」と説明しながら言葉を教える。

 具体名を覚えさせるために、次の指導をする。
「指示語を少なく、具体名を多く」という指導である。

「それで量って」より「電子天秤で量って」と言わせる。
 「これで一さじすくう」ではなく、「薬さじで一さじすくう」の方がよい。

 実験をしながら繰り返し名前を覚えることになる。
 そこで、理科室には、次の言葉を掲示している。

「あれ」「それ」「これ」禁止
実験や観察に使う道具名を言いましょう。
名前を早く確実に覚えられます。
名前を覚えるのは、実験や観察が上手になるために、とても大切です。

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