仕事の道楽化

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不審者対応の集会が終わった

2015年05月27日 | 授業づくり
 不審者対応の集会が行われた。

 昨年度は、11月頃に行われたが、入学してきた1年生にこそ学んでほしいと考え、今年は、この時期に設定した。

 自分が不審者役。

 あの手この手で誘おうとしてくることを理解してもらいたかった。


 よくあるパターンは、次の通り。

○ 助けを求める。

 声かけの例

 「うちの子犬がいなくなっちゃんたんだけど、一緒に探してくれる?こんな犬なんだけど・・・。(といって写真を見せ、近づく。)
 
 「君はこのあたりの子?実は、○○駅に行きたいんだけど、教えてくれるかな?車で来ているだけど、案内してくれない?」

○ 緊急を装う。

 声かけの例

 「君のお母さんが事故にあって病院に運ばれました。すぐに一緒に病院に行こう。」

○ 気を引くことを言う。

 声かけの例

 「君はカブトムシとかクワガタムシは好き?実はうちにいっぱいいるんだけど見に来ない?何匹かあげるよ。」

 このように、いろいろな誘い方で近づいてくるけれども、決して誘いに乗らないようにと言うことを伝えた。

 そして、児童役の先生に対して、上記のように、あの手この手で誘うところを児童に見せた。


 次に、担当の先生が伝え、代表児童に実践してもらった内容は次の通り。

○ 挨拶はする。

 不審者ではない人かもしれないからである。


○ 近づいてきても、一定の距離をとる。
 

 不用意に近づかないようにさせる。近づかせることで、危険は飛躍的に増大する。

○ 「分からないので、大人の人に聞いてください。」と伝え、その場から去る。

  
 
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