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幸せな子を育てるための考え方 そのⅠ

2015年07月26日 | 出産・育児
 多くの親子を見ていて、「これはまずいなあ」と思うときがある。

 それは、「友達親子」である。

 普段から仲がいいのはよいことであるが、子供が親や祖父母に対してあまりにも無礼な発言をするときがある。

 祖父に向かって、「くそじじい」というのを聞いたことがある。

 それを見ると、「これはまずいなあ」と感じる。


 「素晴らしい子だ」と思われる子は、「家庭の中では、父母は偉い。祖父母はもっと偉い。」というような序列の中で育っている。

 普段は仲よさそうに話をしていても、親や祖父母に対しての礼儀はわきまえている。

 例えば、家族にお土産をもらったときは、「これは、おじいちゃんおばあちゃんから先に配るね。はい、次はお父さん、お母さん、・・・。」というような会話がある家庭の子の方が、優しく、素直に育っている。

 そういう序列の中で育ってきた子の方が、なぜか落ち着いていて、周りの子にも優しい。

 なぜかは分からない。



 なぜかは分からないが、逆の場合はある。

 平等性を重んじるあまりに、子供の言い分を聞きすぎる家庭があった。小学校高学年、中学生になると、親を馬鹿にするようになった。運動会では、親を見ると、「来るな!」と言っていた。親を冷たい目でにらむときもあった。平等性を重視したいい考え方のように思えるかもしれないが、育つ子は、冷たく、反抗的になった。(もちろん、すべてがそうなるかどうかは分からないが)


 いい子に育てたいなら、やはり家庭内での序列がある方がいいと考える。
 
コメント
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