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テストの丸付けに関するちょっとした仕事術(いつ丸付けをするか)

2020年07月28日 | 仕事術
 勤務時間外に、テストの丸付けをしている若手教員を見た。

 小学校では、テストの丸付けをまとめてやっている教員は、今でも結構見かける。

 自分もテストが終わってから、まとめて丸付けと記録をしていたことを思い出した。(若い頃は)

 30代頃からだろうか、そういう丸付けはしなくなった。



 基本的には、次のようにした。

 「テストの丸付けは、そのテストの時間内に殆ど終わらせる」

 仕事が速い先輩の先生に学んだ方法である。

 テストが終わったら、教卓に持ってくるように伝える。

 (併せて、見直しをしてから持ってくることも伝える)

 持ってきた順に丸付けをする。

 速い子は、20分くらいで持ってくるので、順にどんどん丸付けをしていく。

 45分間をめいっぱい使って解きたい子もいるので、そういう子は、時間をあげる。

 しかし、殆どの子は、45分もかからずに教卓に持ってくる。

 45分間で、殆どのテストの丸付けと記録は終わってしまう。

 あとは、休み時間を使って、まだ持ってきていない子の分の丸付けをする。



 この方法の良いところは、次の通り。

 ○ テストの時間内に終わるので、時間短縮になる。

 ○ 次の教科の時間には、テストを返却できる。
  (記憶が新しいうちに返却されるので、やり直しの効果も高い)
 
 ○ 教師の心理的な負担が軽減される。
  (「テストの丸付けが終わっていない」という気持ちを抱くことがない。)
  (未処理のテストが、たまればたまるほど心理的負担は大きくなる)
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