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死ぬまで歩けるからだの使い方が分かる本「100年足腰」・・・ピンピンコロリを目指す人にオススメの本

2021年05月10日 | 本と雑誌
 「死ぬまで歩けるからだの使い方  100年足腰」という本が面白かった。

 著者は、行列ができるスーパードクターにして、膝の「保存療法」の第一人者である巽一郎氏

 O脚を矯正する歩き方である「内もも歩き」や猫背などの姿勢を矯正するための「CS体操」など、簡単で効果のある運動が紹介されている。



 意外だったのが、体重への言及である。

 膝が痛い人の場合、体重が5キロ減るだけで、3割の人は手術不要になるそうだ。

 体が軽ければ、膝にかかる負担は軽くなり、膝痛の原因である微少骨折を抑えられるからである。

 体重を落とすために、巽氏が行っている方法が、次の2つ。

① 「空腹の日」を作って食べる量を減らすこと

② しっかり消化させる食べ方で栄養をとること



 巽氏は、1週間に1日だけを食べない日にする。それを1週間で一番忙しい日にしたそうである。

 空腹の日の方が、集中力が上がるそうである。


 ここまで読んで、「まるまる1日食べないのはつらい」と思う人もいると思う。

 私もそう思う。


 私の場合、「空腹こそ最強のクスリ」という本にあるように、1日のうちに16時間食べない時間を作るようにしている。

 朝食を食べない。昼食は食べるが、ご飯は少しだけにする。

 夕食は好きな物を食べる。

 この「夕食は好きなように食べる」という楽しみがあるので、毎日続けられている。


 空腹をどうしても我慢できないときには、以前ブログに書いたように、次の方法をとっている。

 空腹をどうしても我慢できないときにとる方法ベスト3  ← こちらをクリック



②の「しっかり消化させる食べ方で栄養をとること」については、早食いを戒めている。

 巽氏は、唾液をしっかりと出すために、『15秒ルール』を設定している。

 これは、かみ始めるまでの15秒間、食べ物を舌の上に置いた状態で待つことで、唾液という消化液をしっかりと分泌させるために行っている。

 この食べ方だと、食べ物からキチンと栄養をとることができ、満腹感を得られるようになる。

 食べ過ぎを防ぐことになる。

 逆流性食道炎も防げるそうである。



 このほかにも、玄米のススメや野菜の選び方、高血圧の問題などにも答えてくれている。


 外科的な内容だけでなく、内科的な内容も含まれており、とてもためになる1冊だった。

 明るく生きるための考え方や体とのつきあい方も述べられており、素晴らしい本だと思う。

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