入学式での校長の話は、なるべく短く、そして新一年生にも分かるような内容にしたいと考えている。
だから、伝えたいことは1つだけにしようと考えている。
また、できればモノや写真、映像のどれかを使って、少しでも分かりやすくしたい。
ということで、次のような校長の話を考えてみた。
お 祝 い の 言 葉
(一年生のみなさん、座ってください。)
今日、ここに新一年生のみなさんを迎え、○○○○様をはじめ、地域の皆様の御列席のもと、また、保護者の皆様や○○小児童の温かいまなざしに包まれた中、入学式を盛大に挙行できますことに、心からお礼申し上げます。
一年生のみなさん、御入学、おめでとうございます。
今日からみなさんは、○○小学校の一年生です。
○○小学校に来れば、いろいろなことができるようになりますよ。この写真を見て下さい。(と言って、二~六年生児童が一年生の頃の写真を見せる。勤務校は極小規模校だから、一人一人の写真を見せることができる。)
これは、○○小のお兄さん、お姉さん達が、一年生の時の写真です。みんな昔は一年生でした。○○小学校で勉強したことで、今ではいろいろなことができるようになりました。どんなことができるようになったと思いますか?それはね、あとでお兄さんお姉さん達が発表しますから、楽しみにして下さい。
校長先生から、みなさんに、一つだけお願いをします。
「お願い」というのは、「聞く」ということです。担任の○○先生を見てください。○○先生は、みなさんに、たくさんのことを教えます。そして、○○小学校の先生たちも、一年生のみなさんが賢くなるようにとアドバイスをします。
よく聞いて、賢くなっていってください。
そして、困ったときは、先生たちや、お兄さん、お姉さんに聞いてください。何でも教えて助けてくれますよ。
みなさん、後ろのお兄さん、お姉さんたちを見てください。目がキラキラと輝いているでしょう。みんなが教えたい、助けたいと思っていますよ。
みなさん、ぜひ、よく聞く一年生になって下さいね。
こんな言葉があります。
「きくこは よいこ」
言ってみましょう。さんはい。
上手に言えましたね。
では、ここからは、おうちの方にお話をしますので、しばらく待っていてください。
保護者のみな様、お子様の御入学、誠におめでとうございます。今日の喜びは、如何ばかりかと、拝察申しあげます。
愛情をたっぷり注がれて育ててこられた子供さんを、今日から六年間、お預かりいたします。
これから全職員で、小学校生活が充実したものとなるよう精一杯務めます。
何卒、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
また、御来賓の皆様におかれましては、この一年生、そして在校生を含めた○○小の子供達のこれからの成長に対しまして、今後とも温かい御支援を賜りますようお願い申し上げます。
それでは、一年生のみなさん、明日からも元気に学校に来て、○○小学校での生活を楽しみましょうね。
これでお話を終わります。
令和○年 四月○○日
○○小学校
校長 ○○ ○○
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます