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教諭時代には見えなかったもの・・・校長や教頭になったら

2022年05月27日 | 学校経営

 昨日は、「教師力を高める手立て・・・「〇〇通信」を出す」を書いた。

 この通信に書かれた内容で感じたことがある。

 それは、教諭と管理職の違いである。

 

 生徒指導主事1年目の職員が書いた通信には、次のように書かれていた。

 「生徒指導の問題を解決するために、色んな人をフル活用しましょう。」

 「例えば、校長先生、教頭先生、生徒指導主事、用務員の先生、養護教諭、親、友達、地域の人」

 

 この考えは素晴らしい。一人で抱え込まないというのは、とても大事である。

 大勢の人の力を使って問題解決に当たらなければ、なかなか解決しない。

 

 

 ただ、管理職になると、さらに広い視野で連携先を考える必要がある。

 

 管理職であれば、先ほど通信に書かれていた人(機関)以外にも、次のような連携先が挙げられる。

 

 市町村教育委員会、役所の子育て支援課、福祉課、児童相談所、警察、放課後児童クラブ、幼稚園や保育園、地区の公民館長、民生委員児童委員、学校評議員、交通指導員、市町村議員、社会福祉協議会、・・・。

 

 学級担任と管理職の違いはここだと思う。

 

 問題に直面したときに、より多くの協力できる機関を上げることができる。

 自分は、学級担任時代には、多くの機関や人が協力してくれることに気づいていなかった。

 

 「教頭になると、見えるものが変わってくるよ。」と言われたが、その通りだった。

 

 教頭や校長になったら、学校内だけではなく、外部の機関にも協力してもらいながら問題解決に当たる必要がある。

 外部機関の協力を得ることで、大きく見えた問題も解決に買うことが殆どである。

 

 

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