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映画「大河への道」を観てきた・・・伊能忠敬はどこに?

2022年05月28日 | 映画

 映画「大河への道」を観てきた。

 (ネタバレの内容になりますが、このブログを読んでから観ても感動は変わらないと思います。)

 

 伊能忠敬ファンである自分にとって、とても楽しみにしていた映画だった。

 いつもは映画について少し調べてから見に行くこともあるのだが、あまり調べることもせず、鑑賞した。(予告編は観ました)

 

 始まる前から、どんな映画になるのかを色々と考えていた。

 

 「きっと日本全国を回った時のドラマを描くのだろうなあ。」

 「でも、昼は歩いて測量、夜は地図づくりという地道な作業だったろうなあ。」

 「映画は、忠敬が引退して、測量の勉強を始めたところから始まるのだろうか?それとも幼少期の辛かったシーンから始まるのだろうか?」

 「中井貴一さんが忠敬役なのかな?」

 

 

 

 これらの予想はことごとく覆されました。はい。

 忠敬が亡くなる場面から映画は始まりました。

 

 忠敬の遺志を継いだ仲間が、なんとか地図を完成させようと奮闘する映画でした。

 亡くなってからの3年間、どうやって地図を完成させたかを描いた話であり、それはそれで面白かったです。

 いい映画でした。

 

 

 でも、でも、伊能忠敬ファンにとっては、「伊能忠敬が一切出てこない伊能忠敬物語」というのは物足りなかったです。

 映画を見終えたあとの肩透かし感は、どうすることもできませんでした。

 

 原作は立川志の輔さんの落語なので、少しくらいは調べてから見に行けばよかったと思いました。

 

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