少人数の算数指導教室(6名)で、復習プリントをさせている場面を見た。
1問解く度に教師が答を言って確認している。全員ができたかどうかを確認しながら進めているので、一見ていねいな指導に見える。
ただ、早く解き終えている子は、間が持たない。手遊びを始める。
自分はこのようにはしないなあと思いながら見ていた。
自分はこのようにしている。
1 プリントをさせる。
2 最後までできたら、できた人同士で答を見せ合う。
3 教師が答を言う。
この「2 最後までできたら、できた人同士で答を見せ合う。」は、これまでにあまりしてこなかった。
しかし、やってみるとメリットがあった。
それは、「学び合い、教え合いが始まる」からである。
式や答を比べて、違いがあると、なぜそのようになったのかをお互い話し合うようになる。
その中で、自分がそう考えたわけを考える。友達の考えも知ることができる。
そして、お互いに説明しあっても納得いかないときもある。そうなると、本当はどれが正しいのかが知りたくなる。
そういう問題については、答合わせの時、話合いをする。説明できる児童がいれば説明させ、教師が少し解説をする。
児童の「知りたい」という意識は高い状態で答合わせができる。
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