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見終わったときに拍手をした映画・・・「侍タイムスリッパー」

2024年09月23日 | 映画

 映画「侍タイムスリッパー」を観てきた。

 この映画は、8月17日に「池袋シネマ・ロサ」1館だけの公開だった。

 それが評判を呼び、9月13日には全国120館以上での公開となった。

 そういう広がり方の映画はきっと面白いだろうと思い、本日観に行った。

 (まるで「カメラを止めるな」のような広がり方だなあと思う)

  

 幕末の会津藩士である高坂新左衛門がタイムスリップし、現代の時代劇撮影所にやってくる。

 戸惑いながらもテレビの時代劇に感激し、「切られ役」として奮闘する話である。

 コメディーであるが、後半は会津藩士としての生き方も描かれている。

 

 監督さんは、安田淳一氏。

 監督だけではなく、脚本、撮影、照明、編集など一人で11役以上をこなしたそうだ。

 才能と根性のある人なのだろう。

 

 脚本が本当に素晴らしい。

 ユーモアがちりばめられている。

 時代劇愛(時に切られ役に対する愛)に満ちあふれている。

 

 一生懸命に演じている役者さん達もいい。

 いい台詞があった。

 「一生懸命やっていれば、きっと誰かが観てくれている。」

 その言葉通り、みんな一生懸命に生きている人たちである。

 

 

 2時間20分があっという間だった。

 あまりにも良かったので、見終わったときに拍手をした。(周りに迷惑にならないように小さな拍手)

 

 来週もう1回観に行こうかなあ・・・。

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