映画「土を喰らう十二ヶ月」を観た。
原作になった水上勉氏の「土を喰う日々」を読んでいたので楽しみだった。
原作「土を喰らう日々」の感想を書いたブログはこちら・・・旬のものを食べたくなる本・・・水上勉氏の「土を喰う日々」(映画公開も決定!)
静かな静かな映画だった。
主演は沢田研二さんとのことだが、もう一つの主演は料理の数々だったような氣がする。
出てくる料理の一つ一つが美味しそうなのだ。
例えば、庭で採れた白胡麻をすり鉢で皮をむき、胡麻豆腐にする。
木の芽がたっぷりと盛られた筍の煮物
皮を残して囲炉裏であぶった芋
手作りの味噌も美味しそうだった。
沢田研二さんの最後の歌「いつか君は」も良かった。
やはりこの方は素晴らしい歌手なのだと思う。
個人的には、次の方が主演したこの作品も見てみたいと思った。
豊川悦司さんである。
永瀬正敏さんが主演したこの映画も見てみたい。
もっと欲を言えば、原作者の水上勉氏が主演をした作品も見たい。
なんと言っても、自分で作った料理や生活の有り様をエッセイに残されているので、本人が演じるのが1番料理も生きる気がする。(亡くなられているので、それは無理だけれども)
原作の「土を喰らう日々」を、もう一度読みたくなった。
私も映画を見ました。
仕事の道楽化さんは本を
読んで居られたそうですね、
私は読売の広告で見つけました。
ご感想の様に静な映画でしたね。
カットが長いが飽きのこないシーン
でした。
大根を煮て味噌で食べたくなりました。
昨日ご近所さんからみずみずしい大根を頂いたので、私もこの映画のように、煮て食べようと思います。
大根葉は塩もみして浅漬けにします。