日本とトルコの歴史の中で、重要な事件がある。
それは、エルトゥールル号遭難とイラン・イラク戦争時のトルコ航空機による日本人救出である。
2つの事件を描いた映画「海難1890」を観た。
誰かのために頑張る人たちを観ると、涙腺がゆるくなってしまう自分は、この映画を観て涙が出た。
誰かのために、自分ができる精一杯の行動をするというシーンの連続だからである。
座礁したエルトゥールル号の乗組員を助ける大島村(現在の串本町)樫野の住民たちの姿がかっこよかった。
この時は、台風により出漁できず、食料の蓄えもわずかだったのに、住民は衣類、卵、サツマイモ、その上に非常用のニワトリすら提供するなど、生存者たちの救護に努めていた。
こういう方々が日本にいたことを誇りに思えた。
また、日本人のために、自国の航空機に乗らず、陸路で自国に帰るトルコの人々の姿がかっこよかった。
さらに、一番びっくりしたのが、その判断をしたトルコ政府に対する、トルコ国民の電話である。
日本人を空路で帰すには、トルコ人約500人は陸路で帰らなければならなかった。車で2~3日かかるそうである。
自国民に大変な負担を強いる判断だった。
ところが、日本人を空路で帰した政府の措置に対するトルコ国民からは、非難する電話はなかったそうである。
「よくぞ判断した。」という賞賛の電話だった。
このシーンでも涙が出た。
さらに追い打ちをかけたのが、トルコのオザル首相の一言である。
自国民から非難する電話はなく、賞賛の電話がたくさん来ているという報告を受けた後の一言である。
「我が国民を誇りに思う。」
かっこよかった。
映画「海難1890」オススメである。
それは、エルトゥールル号遭難とイラン・イラク戦争時のトルコ航空機による日本人救出である。
2つの事件を描いた映画「海難1890」を観た。
誰かのために頑張る人たちを観ると、涙腺がゆるくなってしまう自分は、この映画を観て涙が出た。
誰かのために、自分ができる精一杯の行動をするというシーンの連続だからである。
座礁したエルトゥールル号の乗組員を助ける大島村(現在の串本町)樫野の住民たちの姿がかっこよかった。
この時は、台風により出漁できず、食料の蓄えもわずかだったのに、住民は衣類、卵、サツマイモ、その上に非常用のニワトリすら提供するなど、生存者たちの救護に努めていた。
こういう方々が日本にいたことを誇りに思えた。
また、日本人のために、自国の航空機に乗らず、陸路で自国に帰るトルコの人々の姿がかっこよかった。
さらに、一番びっくりしたのが、その判断をしたトルコ政府に対する、トルコ国民の電話である。
日本人を空路で帰すには、トルコ人約500人は陸路で帰らなければならなかった。車で2~3日かかるそうである。
自国民に大変な負担を強いる判断だった。
ところが、日本人を空路で帰した政府の措置に対するトルコ国民からは、非難する電話はなかったそうである。
「よくぞ判断した。」という賞賛の電話だった。
このシーンでも涙が出た。
さらに追い打ちをかけたのが、トルコのオザル首相の一言である。
自国民から非難する電話はなく、賞賛の電話がたくさん来ているという報告を受けた後の一言である。
「我が国民を誇りに思う。」
かっこよかった。
映画「海難1890」オススメである。
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