「医師が考える 死んだらどうなるのか?」を読んだ。
著者は、救急、集中治療などの臨床現場で働いていた医師である矢作直樹氏である。
数々の臨終の現場にも立ち会ってきた方である。
その方が考える「死んだらどうなるのか」を学ぶのは、貴重である。
結論は、「死んだら終わりではない」である。
読んでいて、心が安らぐ本である。
私自身の死生観と共通するところがたくさんあった。
共通するところが書いてあったのは、次の通り。
私たちは寿命が来たら肉体を離れ、私たちには普段見えない、より高次元の世界に移り、そこでこの世と同じような生活を続けると。そして、時が来たらまたこの世にやってくると。 (はじめに)
仮に魂など存在しない、死んでしまったら全てがお終いだと、もしもそう考えるなら、大切な人を亡くした悲しみはなかなか癒えることはないでしょう。亡くした人への喪失感だけに苛まれて、救いがなくなってしまうことになります。
一方、霊の存在が永遠であることを信じていれば、少なくとも、
「また、いつの日にか会える」
と思うことができます。p.79
「人間の死とは何ですか」と問われれば、私はこう答えます。
「人は死にません。魂が肉体を脱ぎ捨て、あの世に移ることです。」と。p.85
読んでいて、なるほどなあと思ったのは、次のところ。
人間には魂の存在を感じる本能が備わっているような気がします。p.78
どこかで魂の存在を感じているからこそ、人間は祈るという行為をするのでしょう。心の底から霊魂を否定しているのなら、人は葬儀や供養などもしないものではないでしょうか。つまり人の中には、その「何か」を感じ取る本能が元々組み込まれているのです。p.78
自分は、霊感が強い方ではないが、「守られている」と感じることは、これまでも度々あった。
「守られていた」という感じがするのである。
主観なので、人に証明することはできないが、感じるものはしょうがない。「守られている」という主観を否定できない。
時々、「あの世は信じない」という人はいるが、そういう人は、どういう気持ちで葬儀や供養に参列しているのだろうか?
実は、心の底では、あの世や魂の存在を信じているような気がする。
もし、本当に「心の底から信じない」という人がいたら、恐い。
この世だけを信じている人というのは、とてつもなく残虐なこともしてのけそうな気がする。
この世だけの善悪の判断というのは、とても薄っぺらい気がする。
これ以外にも、共感するところがたくさんあった。
亡くなって霊になった大切な人に心の中で尋ねてみて下さい。必ずや答えが返ってくるはずです。亡くなった人たちは、いつもあなたを見守っているのですから、必ずあなたを幸せに導くメッセージを送っています。p.89
今までに「これだ!」といいアイデアを思いついたりしていたのは、ご先祖様からのメッセージだったのだろうなあ。
たくさん線を引いた。
共感して、線を引いたところは、次の通り。
目に見えない大きな力、人間を創造した神への畏敬の念、それを根底に持つことで、私たちは生かされていることへの感謝が生まれるのでしょう。そして、死も受け入れられるようになるのです。p.25
(お迎え現象について)
私の知人の医師は、担当している患者さんが夢に出てくるそうです。亡くなる数日前に夢に現れて、その医師に別れを告げるそうです。
「これまで良くしていただいてありがとう。」
それも一度や二度ではなく、これまでに幾度となくそんな夢を見たといいます。医師ばかりでなく、看護師などにもそんな経験をしている人が多くいます。p.54
臨死体験とは、次の十項目のうちの、いくつかを体験することという定義がなされました。
① 自分が死んだという感じになる。
② 安らぎが生まれ、苦痛から解放される。
③ 肉体から意識が離れるという体験
④ トンネルの中を通るという体験
⑤ 光に包まれた人たちを見る。
⑥ 見たこともないような光を感じる。
⑦ 走馬灯のように一生を振り返る。
⑧ 急速に天空に昇るような感覚
⑨ 肉体に戻ることにためらう感じになる。
⑩ 時間や空間の感覚がなくなる。
以上挙げた十項目のうち、臨死体験をした人たちは、必ずいくつかの経験をしており、これは世界で共通することです。p.75
人間には魂の存在を感じる本能が備わっているような気がします。p.78
仮に魂など存在しない、死んでしまったら全てがお終いだと、もしもそう考えるなら、大切な人を亡くした悲しみはなかなか癒えることはないでしょう。亡くした人への喪失感だけに苛まれて、救いがなくなってしまうことになります。
一方、霊の存在が永遠であることを信じていれば、少なくとも、
「また、いつの日にか会える」
と思うことができます。p.79
「人間の死とは何ですか」と問われれば、私はこう答えます。
「人は死にません。魂が肉体を脱ぎ捨て、あの世に移ることです。」と。p.85
亡くなって霊になった大切な人に心の中で尋ねてみて下さい。必ずや答えが返ってくるはずです。亡くなった人たちは、いつもあなたを見守っているのですから、必ずあなたを幸せに導くメッセージを送っています。p.89
著者は、救急、集中治療などの臨床現場で働いていた医師である矢作直樹氏である。
数々の臨終の現場にも立ち会ってきた方である。
その方が考える「死んだらどうなるのか」を学ぶのは、貴重である。
結論は、「死んだら終わりではない」である。
読んでいて、心が安らぐ本である。
私自身の死生観と共通するところがたくさんあった。
共通するところが書いてあったのは、次の通り。
私たちは寿命が来たら肉体を離れ、私たちには普段見えない、より高次元の世界に移り、そこでこの世と同じような生活を続けると。そして、時が来たらまたこの世にやってくると。 (はじめに)
仮に魂など存在しない、死んでしまったら全てがお終いだと、もしもそう考えるなら、大切な人を亡くした悲しみはなかなか癒えることはないでしょう。亡くした人への喪失感だけに苛まれて、救いがなくなってしまうことになります。
一方、霊の存在が永遠であることを信じていれば、少なくとも、
「また、いつの日にか会える」
と思うことができます。p.79
「人間の死とは何ですか」と問われれば、私はこう答えます。
「人は死にません。魂が肉体を脱ぎ捨て、あの世に移ることです。」と。p.85
読んでいて、なるほどなあと思ったのは、次のところ。
人間には魂の存在を感じる本能が備わっているような気がします。p.78
どこかで魂の存在を感じているからこそ、人間は祈るという行為をするのでしょう。心の底から霊魂を否定しているのなら、人は葬儀や供養などもしないものではないでしょうか。つまり人の中には、その「何か」を感じ取る本能が元々組み込まれているのです。p.78
自分は、霊感が強い方ではないが、「守られている」と感じることは、これまでも度々あった。
「守られていた」という感じがするのである。
主観なので、人に証明することはできないが、感じるものはしょうがない。「守られている」という主観を否定できない。
時々、「あの世は信じない」という人はいるが、そういう人は、どういう気持ちで葬儀や供養に参列しているのだろうか?
実は、心の底では、あの世や魂の存在を信じているような気がする。
もし、本当に「心の底から信じない」という人がいたら、恐い。
この世だけを信じている人というのは、とてつもなく残虐なこともしてのけそうな気がする。
この世だけの善悪の判断というのは、とても薄っぺらい気がする。
これ以外にも、共感するところがたくさんあった。
亡くなって霊になった大切な人に心の中で尋ねてみて下さい。必ずや答えが返ってくるはずです。亡くなった人たちは、いつもあなたを見守っているのですから、必ずあなたを幸せに導くメッセージを送っています。p.89
今までに「これだ!」といいアイデアを思いついたりしていたのは、ご先祖様からのメッセージだったのだろうなあ。
たくさん線を引いた。
共感して、線を引いたところは、次の通り。
目に見えない大きな力、人間を創造した神への畏敬の念、それを根底に持つことで、私たちは生かされていることへの感謝が生まれるのでしょう。そして、死も受け入れられるようになるのです。p.25
(お迎え現象について)
私の知人の医師は、担当している患者さんが夢に出てくるそうです。亡くなる数日前に夢に現れて、その医師に別れを告げるそうです。
「これまで良くしていただいてありがとう。」
それも一度や二度ではなく、これまでに幾度となくそんな夢を見たといいます。医師ばかりでなく、看護師などにもそんな経験をしている人が多くいます。p.54
臨死体験とは、次の十項目のうちの、いくつかを体験することという定義がなされました。
① 自分が死んだという感じになる。
② 安らぎが生まれ、苦痛から解放される。
③ 肉体から意識が離れるという体験
④ トンネルの中を通るという体験
⑤ 光に包まれた人たちを見る。
⑥ 見たこともないような光を感じる。
⑦ 走馬灯のように一生を振り返る。
⑧ 急速に天空に昇るような感覚
⑨ 肉体に戻ることにためらう感じになる。
⑩ 時間や空間の感覚がなくなる。
以上挙げた十項目のうち、臨死体験をした人たちは、必ずいくつかの経験をしており、これは世界で共通することです。p.75
人間には魂の存在を感じる本能が備わっているような気がします。p.78
仮に魂など存在しない、死んでしまったら全てがお終いだと、もしもそう考えるなら、大切な人を亡くした悲しみはなかなか癒えることはないでしょう。亡くした人への喪失感だけに苛まれて、救いがなくなってしまうことになります。
一方、霊の存在が永遠であることを信じていれば、少なくとも、
「また、いつの日にか会える」
と思うことができます。p.79
「人間の死とは何ですか」と問われれば、私はこう答えます。
「人は死にません。魂が肉体を脱ぎ捨て、あの世に移ることです。」と。p.85
亡くなって霊になった大切な人に心の中で尋ねてみて下さい。必ずや答えが返ってくるはずです。亡くなった人たちは、いつもあなたを見守っているのですから、必ずあなたを幸せに導くメッセージを送っています。p.89
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