「ホウサケ 子をとりて油とすと云」という一文を読んだ時、私は驚きました。
何で?と思われる人が大部分だと思いますので紹介したいと思います。
この一文は斐太後風土記の飛騨國大野郡山之口村(現在の下呂市萩原町山之口)の項で「山之口村の諸山の草木、鳥獣、里民の書出せるを記す。」と書かれ山之口村の動植物を紹介している中の一文です。
以前、下呂市萩原町のお年寄りに「あんた、さっきシロモジと言ったけど、シロモジって何だ?」と言われたので「これです」と指さしたら「ホウサケのことか!」と言われたのでシロモジの方言がホウサケであることを知りました。
ホウサケがシロモジであることを知っていた私は斐太後風土記の一文を読み、「ホウサケ 子をとりて油とすと云」を即座に現代語訳できました。
内容は「シロモジの種を採って油を採った」ということです。
昔、飛騨地方ではシロモジの種から油を採っていたのです。
これを知った私はシロモジの種から油を絞ろうと思い種を沢山採ったのですが採っただけで終わってしまいまいました....今年やってみようかな???
確かにシロモジの種子の油分は多く種を割ってライターであぶると小さな炎をあげて燃えます。
油をどの様に使ったはわかりませんが私にとって新鮮な発見でした。
斐太後風土記では山之口村以外に数カ所の村でシロモジが産品となっていましたので重要な植物であったようです。
郡上でも下呂市と同様にシロモジが沢山ありますので、何らかの利用があったのではないかと思っています。
誰か何か知っていたら教えてくれると有り難いです。
久々のブログで大変マニアックな内容となってしまいました...(管理人)
何で?と思われる人が大部分だと思いますので紹介したいと思います。
この一文は斐太後風土記の飛騨國大野郡山之口村(現在の下呂市萩原町山之口)の項で「山之口村の諸山の草木、鳥獣、里民の書出せるを記す。」と書かれ山之口村の動植物を紹介している中の一文です。
以前、下呂市萩原町のお年寄りに「あんた、さっきシロモジと言ったけど、シロモジって何だ?」と言われたので「これです」と指さしたら「ホウサケのことか!」と言われたのでシロモジの方言がホウサケであることを知りました。
ホウサケがシロモジであることを知っていた私は斐太後風土記の一文を読み、「ホウサケ 子をとりて油とすと云」を即座に現代語訳できました。
内容は「シロモジの種を採って油を採った」ということです。
昔、飛騨地方ではシロモジの種から油を採っていたのです。
これを知った私はシロモジの種から油を絞ろうと思い種を沢山採ったのですが採っただけで終わってしまいまいました....今年やってみようかな???
確かにシロモジの種子の油分は多く種を割ってライターであぶると小さな炎をあげて燃えます。
油をどの様に使ったはわかりませんが私にとって新鮮な発見でした。
斐太後風土記では山之口村以外に数カ所の村でシロモジが産品となっていましたので重要な植物であったようです。
郡上でも下呂市と同様にシロモジが沢山ありますので、何らかの利用があったのではないかと思っています。
誰か何か知っていたら教えてくれると有り難いです。
久々のブログで大変マニアックな内容となってしまいました...(管理人)