昨年末に訪れた瓢湖は初めてハクチョウが飛来したのは昭和25年で吉川重三郎氏によって昭和29年の餌付けに成功し、吉川さんのご子息である繁男氏に受け継がれ給餌が続けられ現在では6千羽ものハクチョウが飛来するまでになっています。
給餌はハクチョウに止まらず他のカモ類恩恵に授かっています。
給餌については賛否両論あり弊害も指摘されています。
私自身もどちらがよいのか分かりません。
ただ、初めて瓢湖を訪れた20年前の時、吉川繁男さん(故人)がコーイ、コーイんのかけ声でハクチョウを呼んでいた姿を思い出すと給餌そのものがよいかどうかの判断なんて私にはつきません。(今は普通に時間になると数人のおじさんがエサをやるだけです)
本来の野生を厳密に保とうと思うのであれば給餌行為はいけないことだと思います。
ただ、瓢湖のハクチョウの大部分は給餌に全て頼っているわけでは無く大部分は昼間は近隣の水田にエサを食べに飛び立ちエサを得ています。
瓢湖にいるときは逃げないハクチョウも瓢湖を離れると野生を保ちちゃんと逃げます。
そういった状況を見ていると野生が失っているとも思えません。
冬場のエサ不足を補っているという視点から見るとハクチョウの越冬生存率が高まることになり有効な保護対策であるともいえます。
日本国内を見る限り給餌により悪影響は飛来地の湖沼の富栄養化ぐらいでしょう。
でも繁殖地であるユーラシア大陸での影響は無いのであろうか??と思ったりもします。
もう少し調べてみたいと思う事例です。
余談ですが保護活動が開始された頃の瓢湖のことは日本野鳥の会の創設者である中西悟堂氏の書籍に記されています「野鳥記コレクション 野鳥のすみか」(春秋社)を見てください。(正月休みに偶然見つけました!行った直後だったので面白く読めました。ただし昭和初期に書かれたものですので読みにくいことは付け加えておきます)
どうしても瓢湖に行くと給餌に目がいきがちですが瓢湖以外で取り組んでいるハクチョウ保護の取り組みのほうが興味深いと個人的には思っています。
そこで瓢湖周辺の水田で見て感じたことを明日以降のブログで紹介していきたいと思います。(管理人)
ハクチョウが写っていないですが給餌に群がるオナガガモとヒドリガモの迫力に圧倒されたのであえてハクチョウが写っていない写真を載せます。
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給餌については賛否両論あり弊害も指摘されています。
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本来の野生を厳密に保とうと思うのであれば給餌行為はいけないことだと思います。
ただ、瓢湖のハクチョウの大部分は給餌に全て頼っているわけでは無く大部分は昼間は近隣の水田にエサを食べに飛び立ちエサを得ています。
瓢湖にいるときは逃げないハクチョウも瓢湖を離れると野生を保ちちゃんと逃げます。
そういった状況を見ていると野生が失っているとも思えません。
冬場のエサ不足を補っているという視点から見るとハクチョウの越冬生存率が高まることになり有効な保護対策であるともいえます。
日本国内を見る限り給餌により悪影響は飛来地の湖沼の富栄養化ぐらいでしょう。
でも繁殖地であるユーラシア大陸での影響は無いのであろうか??と思ったりもします。
もう少し調べてみたいと思う事例です。
余談ですが保護活動が開始された頃の瓢湖のことは日本野鳥の会の創設者である中西悟堂氏の書籍に記されています「野鳥記コレクション 野鳥のすみか」(春秋社)を見てください。(正月休みに偶然見つけました!行った直後だったので面白く読めました。ただし昭和初期に書かれたものですので読みにくいことは付け加えておきます)
どうしても瓢湖に行くと給餌に目がいきがちですが瓢湖以外で取り組んでいるハクチョウ保護の取り組みのほうが興味深いと個人的には思っています。
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