今年、ミツバオウレンの花の写真を撮り岐阜県内で一般的に観察できる3つのオウレンの花の写真が揃いました。
3つ意外にコセリバオウレンもあるのでは?と思っていますがまぁいいかと思っています。
オウレンの仲間は漢字で書くと黄連と書きます。
この黄連は生薬の黄連と同じです。
生薬の黄連は国内にある種類ではセリバオウレン、キクバオウレンの根茎を乾燥させたものです。
主な薬用成分はベルベリンで炎症を抑える効果があり内用で苦味健胃、外用で点眼薬として利用されます。
民間薬利用では単味で利用されますが国内伝承薬や漢方では様々な生薬と配合されています。
主なもので富山の売薬で有名な反魂丹、漢方では薬局薬店でよく見かける黄連解毒湯が有名です。
調べれば数え切れないほどの利用があります。
様々な利用のある黄連の原材料となるオウレン属の植物は薬草好きの私にとって魅力ある植物です。
ですので徒然写真帳では何回もオウレンを紹介しています。
写真で並べる3つのオウレンの仲間の内実際に利用されるのは根茎が大きくなるセリバオウレンだけですが薬用成分はバイカオウレン、ミツバオウレンにも含まれています。
ただ根茎が小さいため効率が悪いということで使われていないということです。
あと個人的に思うことですがセリバオウレンは里に近いところに、バイカオウレンは里に近いところにもありますが一般的に山地帯から亜高山帯、ミツバオウレンにいたっては亜高山帯と主な自生地が私たちの生活圏から離れていることも利用されない理由ではないかと?思います。
こんなオウレンの仲間の根茎はそれぞれベルベリンを含み黄色です。
このベルベリンのため染種としてもオウレンは使われ鮮やかな黄色に染めてくれます。
調べてみると様々な利用があるオウレンの仲間はやはり面白いものです。
私が3つのオウレンの花の写真に拘って写真を撮ったのは魅力があるからです。
でも利用されるのは花では無く根茎なのですが山歩きをする時には花がやっぱり魅力的です。
薬用、染めの利用と花が綺麗ということも魅力の一つですね。
そうそう私の住む郡上市では白鳥町でよく見かけます。
白鳥町のセリバオウレンは生薬として出荷することを目的として林内栽培したものが数多く残っているのです。
何故白鳥で多いのかというと山を越えた福井県が越前山オウレンで有名であることが関係していると思います。
油阪峠を越えた直ぐのところが有名な産地ですので。
色々の生薬利用のことを書きましたが現在では中国産の黄連が出回り国産の黄連の流通はごく僅かという現実があります。
よく自給率のことが農産物や林産物では話題となりますが生薬についてはあまり話題となりませんね。
何故でしょう?(管理人)
ミツバオウレン

バイカオウレン

セリバオウレン

セリバオウレンの根茎、生薬として利用する場合は細根を焼いて取り除いてから乾燥し生薬とします。

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3つ意外にコセリバオウレンもあるのでは?と思っていますがまぁいいかと思っています。
オウレンの仲間は漢字で書くと黄連と書きます。
この黄連は生薬の黄連と同じです。
生薬の黄連は国内にある種類ではセリバオウレン、キクバオウレンの根茎を乾燥させたものです。
主な薬用成分はベルベリンで炎症を抑える効果があり内用で苦味健胃、外用で点眼薬として利用されます。
民間薬利用では単味で利用されますが国内伝承薬や漢方では様々な生薬と配合されています。
主なもので富山の売薬で有名な反魂丹、漢方では薬局薬店でよく見かける黄連解毒湯が有名です。
調べれば数え切れないほどの利用があります。
様々な利用のある黄連の原材料となるオウレン属の植物は薬草好きの私にとって魅力ある植物です。
ですので徒然写真帳では何回もオウレンを紹介しています。
写真で並べる3つのオウレンの仲間の内実際に利用されるのは根茎が大きくなるセリバオウレンだけですが薬用成分はバイカオウレン、ミツバオウレンにも含まれています。
ただ根茎が小さいため効率が悪いということで使われていないということです。
あと個人的に思うことですがセリバオウレンは里に近いところに、バイカオウレンは里に近いところにもありますが一般的に山地帯から亜高山帯、ミツバオウレンにいたっては亜高山帯と主な自生地が私たちの生活圏から離れていることも利用されない理由ではないかと?思います。
こんなオウレンの仲間の根茎はそれぞれベルベリンを含み黄色です。
このベルベリンのため染種としてもオウレンは使われ鮮やかな黄色に染めてくれます。
調べてみると様々な利用があるオウレンの仲間はやはり面白いものです。
私が3つのオウレンの花の写真に拘って写真を撮ったのは魅力があるからです。
でも利用されるのは花では無く根茎なのですが山歩きをする時には花がやっぱり魅力的です。
薬用、染めの利用と花が綺麗ということも魅力の一つですね。
そうそう私の住む郡上市では白鳥町でよく見かけます。
白鳥町のセリバオウレンは生薬として出荷することを目的として林内栽培したものが数多く残っているのです。
何故白鳥で多いのかというと山を越えた福井県が越前山オウレンで有名であることが関係していると思います。
油阪峠を越えた直ぐのところが有名な産地ですので。
色々の生薬利用のことを書きましたが現在では中国産の黄連が出回り国産の黄連の流通はごく僅かという現実があります。
よく自給率のことが農産物や林産物では話題となりますが生薬についてはあまり話題となりませんね。
何故でしょう?(管理人)
ミツバオウレン

バイカオウレン

セリバオウレン

セリバオウレンの根茎、生薬として利用する場合は細根を焼いて取り除いてから乾燥し生薬とします。




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