今日、帰宅して報道ステーションを見ていたら、北日本の暴風雪の報道をしていて北海道の留萌、弟子屈、羅臼の中継が。他に数カ所ありましたが、私が旅で立ち寄ったところが3箇所も出てくるなんて珍しいな~と思う一方で暴風雪の苦い記憶もよみがえってきました。
それは今の仕事に転職する直前の季節は丁度今頃に北海道にテントを担ぎ旅をした時のこと。先にも書いた3箇所に立ち寄った旅でもあるのですが・・・
その時の旅は前の仕事を辞め、実家に荷物を運び込み荷物をまとめ学生時代の仲間と丹沢山行を楽しんだあと、北海道へ北海道ワイド周遊券(今でもあるのかな?)を活用し向かう。
とりあえず今は無き上野発の夜行列車である急行八甲田に乗り込み青森まで行き、その後は列車を乗り継ぎ札幌まで、札幌から更に夜行に乗り網走まで行き、そこから釧網線で斜里まで行き、そこからバスで宇登呂に入り流氷見物をしたあとに冬期閉鎖のキャンプ場へ行きテントを張り一夜を過ごすことに、早速晩ご飯の準備をしている最中から雪が降り出してきた時は「あ~雪だな」としか思っていませんでした。
晩ご飯を食べテントの中に入りラジオを聞いていると低気圧がオホーツク海で発達し大荒れの天気となるでしょうなんて言っています。
その時は天気が荒れるのか~と暢気に考えていたのですが、予報通り大荒れの天気となってしまいテントは風で煽られポールが折れそうになるは、雪が積もってきて潰れそうになるわ、外では強風で木が折れる音が響きます。完璧な吹雪の中でテントの中で過ごすという大変な事態に、ラジオを聞いていると暴風雪警報が発令され公共交通機関が運休なんて言っている。
結局、一睡もできず朝を迎え、天気が回復しだしたのでテントをたたみ、近くのユースホステルに駆け込み、「少し休ませてもらえませんか」というと。ザックを担いだ私をみたユースの人が「バスが運休しているのに、どこからきたの?」「そこでテントを張っていました」と答えると「あ~テントを張っていた人ね。昨晩、皆で話題になっていたよ。吹雪の中でテントを張っている人がいるって、助けにいこうかという話もあったんだけど、好きでテントを張っているから余計なお世話だという結論になったんだよ」と・・・私は正直に「助けににきて欲しかったです」そうしたら笑いながら「ごめんね~」です。
そうしたら、宿泊していた人が私を取り囲み色々と尋問された後に「まぁお詫びとして風呂にでも入っていってよ」と言われ、喜んでユースでタダ風呂にありついたのでした。
吹雪でテントポールを曲げてしまったのですが、それにもめげず旅を続け無事に帰還したのですが、今思うと懐かしい思い出だと今日思ったと同時に、もうあんな思いは二度と味わいたくないとも思ったのでした。(管理人)
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晩ご飯を食べテントの中に入りラジオを聞いていると低気圧がオホーツク海で発達し大荒れの天気となるでしょうなんて言っています。
その時は天気が荒れるのか~と暢気に考えていたのですが、予報通り大荒れの天気となってしまいテントは風で煽られポールが折れそうになるは、雪が積もってきて潰れそうになるわ、外では強風で木が折れる音が響きます。完璧な吹雪の中でテントの中で過ごすという大変な事態に、ラジオを聞いていると暴風雪警報が発令され公共交通機関が運休なんて言っている。
結局、一睡もできず朝を迎え、天気が回復しだしたのでテントをたたみ、近くのユースホステルに駆け込み、「少し休ませてもらえませんか」というと。ザックを担いだ私をみたユースの人が「バスが運休しているのに、どこからきたの?」「そこでテントを張っていました」と答えると「あ~テントを張っていた人ね。昨晩、皆で話題になっていたよ。吹雪の中でテントを張っている人がいるって、助けにいこうかという話もあったんだけど、好きでテントを張っているから余計なお世話だという結論になったんだよ」と・・・私は正直に「助けににきて欲しかったです」そうしたら笑いながら「ごめんね~」です。
そうしたら、宿泊していた人が私を取り囲み色々と尋問された後に「まぁお詫びとして風呂にでも入っていってよ」と言われ、喜んでユースでタダ風呂にありついたのでした。
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