徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

ホオノキ

2019-06-12 19:50:42 | Weblog
 昨年は岐阜に住んでいてホオノキを見る機会が少なかったせいか今年はホオノキが気になって久しぶりじっくり見ているな~と朴葉寿司を食べながら考えていました。
 先日、久しぶりに森の散策に同行し案内する方がホオノキの前で「朴葉の木です」と紹介されました。「朴葉の木?」ホオノキだろうと思いつつ説明に耳を傾けていると朴歯寿司や朴葉味噌の話をされていました。
 ホオノキの葉は単葉では国内で最も大きく特徴があることは皆さん知ってのとおりです。
 その大きな葉で様々な食品を包む文化があり飛騨南部や東濃地方では朴葉寿司、郡上北部の朴葉飯、高山近辺では朴葉餅、木曽地方の朴葉餅といったように食い意地のはった私の頭には食のことばかり浮かんできますが利用は葉だけでは無く、木材は、まな板や下駄の歯といったような利用があり、樹皮を乾燥させたものを厚朴(こうぼく)という生薬となり芳香性健胃薬として利用されます。
 かつて高山に住んでいた時にホオノキの木材利用を子どもたちに伝えようと高山市内のホオノキを専門に加工する木工所へ足を運び、まな板を作ってもらった時に、加工する前に製薬会社に売るために樹皮を剥いでから加工するということを聞きました。
 そういった説明のあとに葉は朴葉餅や朴葉味噌に使うホオノキは捨てるところが無い良い木だと話されました。
 10数年前のことで木工所の名前も場所もすっかり忘れてしまっているにも関わらず捨てるところの無い良い木だという言葉だけが耳に残っておりブログでホオノキのことを書いている時は必ず頭に浮かんでくるし、私が森を案内する時、ホオノキのことを説明する時も必ずといってよいほど当時のことが思い出され、受け売りですが「捨てるところが無い良い木です」と説明させていただいています。(管理人)


            付知川に架かる福岡大橋から見たホオノキ
            

            福岡大橋から見下ろしたホオノキ
            

            朝の散歩コース沿いのホオノキ、特徴である偽輪生であることがよく分かります。
            

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コメント (2)
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