先日、段戸裏谷原生林を歩きだした時にスズタケが枯死しているのが目につきます。
林床一面にスズタケの枯死稈が広がる異様な光景です。
今から4年ほど前にスズタケの開花が確認され話題となりました。
私もその当時山を歩くとスズタケの開花を目にして、どうなるのだろう?と思い歩いたことを思い出しました。
開花後は一斉結実し枯死に至るということは書籍等で知っていたので枯れた様子が観察できるだろうと思うと同時に以前に一斉開花後の一斉結実によるネズミが大発生して様々な被害を引き起こしたという記録も残されていることから大変なことになるのではないかと思っていました。
ですがネズミが大発生したという話を耳にすることもなくいつしか忘れていました。
この4月に恵那に引っ越し恵那山麓の神坂峠付近やアライダシ原生林で出かけた時にスズタケの開花を観察したことを思い出しましました。
ですが神坂峠やアライダシでは枯死したスズタケを見ることは無く、開花しても枯れないんだと思い、知人に話をしたところ「枯れているよ」と言われ。
枯れているところは枯れているのだと思い観察しに行かなければと思っていたところ段戸裏谷原生林を訪ね枯死した様子を観察するに至ったのでした。
スズタケは60年に一回のサイクルで開花するということですので、開花や枯死した様子は生涯一回しか見られない光景を見ているのだと思いながら、自らの記録と思い枯れたスズタケの写真を撮りながら歩きました。
今も様々な研究機関が調査をしておりスズタケの開花はかなりの規模であったことは分かっていますが開花による森林環境への影響が明らかになってくるのを興味をもってみていきたいと思っています。
あと個人的に気になっているのはニホンジカが生息している地域ではスズタケは冬季の貴重な食糧となっています。
枯死してしまった地域のニホンジカは間違いなくえさ不足となってしまいます。
そうなると立木の樹皮を食べてしまい枯死に至ってしまう恐れがあります。そうなると林業被害や貴重な植生への影響が起こることになります。
今後どうなるのだろう?と心配になってきます。(管理人)
スズタケの開花へのリンク
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開花後は一斉結実し枯死に至るということは書籍等で知っていたので枯れた様子が観察できるだろうと思うと同時に以前に一斉開花後の一斉結実によるネズミが大発生して様々な被害を引き起こしたという記録も残されていることから大変なことになるのではないかと思っていました。
ですがネズミが大発生したという話を耳にすることもなくいつしか忘れていました。
この4月に恵那に引っ越し恵那山麓の神坂峠付近やアライダシ原生林で出かけた時にスズタケの開花を観察したことを思い出しましました。
ですが神坂峠やアライダシでは枯死したスズタケを見ることは無く、開花しても枯れないんだと思い、知人に話をしたところ「枯れているよ」と言われ。
枯れているところは枯れているのだと思い観察しに行かなければと思っていたところ段戸裏谷原生林を訪ね枯死した様子を観察するに至ったのでした。
スズタケは60年に一回のサイクルで開花するということですので、開花や枯死した様子は生涯一回しか見られない光景を見ているのだと思いながら、自らの記録と思い枯れたスズタケの写真を撮りながら歩きました。
今も様々な研究機関が調査をしておりスズタケの開花はかなりの規模であったことは分かっていますが開花による森林環境への影響が明らかになってくるのを興味をもってみていきたいと思っています。
あと個人的に気になっているのはニホンジカが生息している地域ではスズタケは冬季の貴重な食糧となっています。
枯死してしまった地域のニホンジカは間違いなくえさ不足となってしまいます。
そうなると立木の樹皮を食べてしまい枯死に至ってしまう恐れがあります。そうなると林業被害や貴重な植生への影響が起こることになります。
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