徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

Shin・服部製作所オーダーフレームの自転車の乗り心地

2020-11-15 13:44:54 | Weblog
 既に何回かブログで書いていますがShin・服部製作所でオーダーしたフレームの自転車が納車されて早いもので2週間です。
 走行距離が200キロを越えてきましたので乗り心地は私の拘りの部分について書き綴ってやろうと思います。
 自転車に興味が無い方には何のこと?という内容であるのでスルーしていただければと思います。

 今日の午前中にサイクリングした時に立ち寄った入鹿池
 

 フレームはクロモリのTIG溶接で継がれていてパイプはtanngeChapionNo.1です。
 TIG溶接は伝統的なラグ溶接やロウ付けと違い、新しい技術での溶接です。
 ビルダーさんの話によるとフレームの特性がよく出るということです。
 そもそもクロモリの自転車に乗るのは初めてで評価することができないので、このあたりは他の方の論調をみてください。
 さて肝心な乗り心地ですが振動吸収がよく乗っていて心地よい感じがします。
 乗り出しは、ふわったした感じでフレームが後ろからくっついてくるような感じがします。そのリズムに乗ると心地よく加速してくれます。
 あと一旦スピードに乗った時のスピード維持はしやすく快適です。(といっても30キロ/h以下ですけど)
 登りについてはギヤ比との関係もあるのですが粘れますのでシッティングでいられる時間が長くなっています。
 あと下りについては、しっかりと止れるようディスクブレーキにしようとしか考えていませんでした。
 しかし乗ってみると振動吸収力が高いため下りの安定感が増して乗っていて余裕が増しました。これは意識していなかっただけに嬉しい誤算です。
 私は様々な種類の自転車に乗っていないので上手く伝えることができませんが乗ってみて思ったのは、カーボンフレーム全盛の時代となった今でもクロモリフレームの自転車に乗る人が少なからずいるということが、ようやく理解できたということです。
 ツーリングで使うには十二分というか使い方によっては積極的に使ってもよいと思いましたので、今後クロモリの乗る人の割合は増えるのではないかと思います。
 ただ、前の自転車にようにペダルを強く踏み込んだ時は、それに比例してクイックに動くという印象でしたが、そういった即応性は低いと感じています。やはりレースシーンでは避けたほうがよいだろうと思います。
 あと、色々とクロモリフレームのことを調べると軟らかい乗り味、バネ感のあるフレームと書かれています。
 私もオーダーの時にツーリングで使うので固くならないで欲しいとお願いしたのですが自転車の固い軟らかいというのが、どうも分からない。
 この論法でいくと私はアルミのロードからの乗り換えなので軟らかくなっているはずなのですが今一ピンとこない・・・私が鈍いのだろうか?
 あとバネ感。これはまったく理解できませんでした・・・バネのように跳ねたら怖いじゃないかと思うのですが?人それぞれ感じ方が違うので否定はしませんが乗る前までに調べたことですが結局乗ってみても理解ができませんでした・・・
 あとクロモリ=ホリゾンタルフレームといったような論調が広がっています。
 これについては確かにカッコいいと思いますがクロモリ=ホリゾンタルフレームというのは、あまりにも盲目的だと思います。
 体にあったフレームとしたほうがよいと思います。これからクロモリフレームを考えられる方は何が何でもホリゾンタルではなく柔軟に考えられたほうがよいと私は思います。

 <納車になるまでの記事>
  自転車のフレームをオーダー
  クロモリフレームの自転車
  自転車フレームのジオメトリ
  自転車のフレームができた
  自転車のフレームとご対面
  自転車のデザイン
  自転車のデザイン(同じタイトルで書いていました)
  クロモリフレームを選んだ理由
  塗装が完了した自転車とご対面
  
  色々と書いているな~と我ながら感心します

 今度はホイールです。選んだのはカンパニョーロ シャマル カーボン DB
 

 今回のフレームオーダーは、普段からお世話になっているCycleCommunity.たて輪を通していますので、組むのは「たて輪」でお願いしました。
 ホイールについては正直なところ差なんて素人には分からない。
 とりあえずシマノか今まで使っていたフルクラムのホイールでいいかな?とぐらいにしか考えていませんでした。
 そうしたら、管理人さん「カンパがエンデュランス用のホールを出したよ、カーボンとは思えない価格」と言われました。
 確かにカーボンリムのホイールとしては安いですが世間一般的は大変高価です。
 どうしよう?と悩み、色々と調べてみると私の使い方にマッチしていることが分かってきました。
 それにカンパニューロのホイール。G3スポークパターンが格好いい。知っている人が見れば「あっ、カンパだ」と思ってもらえるという見栄っ張りな気持ちが芽生えて選択しました。
 ホイールはロングライド用で太めのタイヤを装着することが想定されリム幅は広めですので28cのタイヤを履かせて乗ったこともあるのですが乗り心地はいいな~といった印象です。
 これは客観的ではないのですが、よく転がっているな~というのと静かななホイールといった印象を持ちました。何だかよく分からないインプレですね・・・


 ハンドル回り。
 基本的にロードのジオメトリとしていてロードバイクなのですがハンドル回りはツーリング使用することを想定して拘り3つのアイレットがついたカーボン製のフロントフォークとしました。
 ただ、このフロントフォーク、グラベルロード用に作られ、クロモリフレームには少々ごついかな?と思ったのですが塗装がよいのか意外と気になりません。これはデザインマジックかなと思います。
 ちなみにフロントフォークは「VELOCI No.11 CARBON FORK」です。
 あと、ヘッドパーツです。
 私は一眼レフカメラをフロントバックに入れのります。正直なところ重量物で、あまり褒められた乗り方ではありません。
 私はハンドリング性能が落としてでもツーリングの快適性を重視してフロントバックの中に一眼レフカメラをいれていますが、ハンドル回りへの負荷は大きいと判断して耐久性の高いと評判のクリスキングのヘッドパーツとしました。
 カメラをフロントバックに入れて乗ったのですが、ヘッドが「くるくる」とよく回り戸惑いました。今日ぐらいになると慣れましたが、よく回るヘッドパーツだな~というのは私の印象です

 ヘッドパーツ 見下ろすとクロモリの丸パイプ。見た目は軽いですよね~
 

 登山にいく時は靴を装着できるようしました。あと体温調整で暑いときはアウターを付けたりしたいと思います
 

 3連のアイレットした理由は下側2つはゲージ、上の一つをライトを装着したかったからです。先週装着しましたがまだ実践では使っていません。恐らくうまく機能するだろうと思います
 

 フロントバックはキャリア無しでつけることができる製品ですが一眼レフカメラを入れてだと振動でお辞儀してしまうので下支えようのゲージを装着しました。
 これは、まことによいです。もっと早く着ければよかったと思っています
 


 次はコンポです
 


 コンポはシマノのGRX(RX810シリーズ)というグラベルロード用のものとしました。
 そうした理由は軽いギヤ比と高い操作性からです。
 クランクセットが48T-31Tと小さくしてリアスプロケットが11-32Tとして最も軽いギヤ比が096と非常に軽くしました。
 軽すぎるかな~とも思ったのですが乗ってみての印象は問題は無いというか楽でした。
 バランスのよいフレームと軽いギヤでシッティングでいられる時間が長くなりました。
 変形性腰椎症で長い登りだと腰への負担が強く痛くなってくるので腰を伸ばさないと辛いのでダンシングを交えないと登れないのですが、いくらゆっくりでもダンシングは辛い・・・シッティングの時間が長くなるということは心肺や腰への負担が減らせ大変助かったという印象です。
 最初はロード用の最も軽いコンポとも思ったのですが下りでない限り40キロを超えることが無いならGRXのほうが私の速度粋で使えるギヤが多くていいだろうという選択です。
 峠の下りでは足がついていかない状況となりますが問題なく使えています。
 まぁ、おじさんライダーにはとてもよいギヤ比構成です。グラベル用としてではなく通常のロード用でも、このクランクとスプロケットをシマノが作ってくれたたらと思います。サイクリストも高齢化していますからニーズがあると思うんですけどね~?。
 あと、シフトですが操作しやすいように外に開いているしブランケットのところも握りやすいのでブレーキはシフトチェンジがとても楽だな~と思います。寒い冬、厚いグローブでも確実にシフトできる構造がとてもよいと思います。
 なお、距離も200キロを越えてきたのでブレーキのあたりもついてきて操作がスムーズになりました。

  リヤディレイラー
  

  フロントディレイラー ちょいと余談、今回もペダルは片面SPDです。理由はこちら⇒片面SPD
  

  操作しやすいレバー。
  


 あと、サドル、シートポストやステムもと思ったのですが書いていて非常に疲れたので気が向いたらにします・・・
 それでは今回はこのあたりで・・・
 


  


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