何度かブログでアユの仕掛け作りを登場させていますが今年は仕掛けの作り方をリニューアルしました。
きっかけはアユ釣りトーナメントで有名な小澤兄弟の仕掛けづくりを紹介するDVDを見かけ購入したことです。
今までやってきた仕掛けづくりより簡単だったし悩みの部分の解決法もあったので。
ここでは不器用な私の過去の仕掛けづくりを交えながら紹介してきます。
ちなみに、この内容は皆さんへのアユ釣り指南ではなく私の仕掛け作り騒動ですので悪しからず。
*忠告
ダラダラと長く写真が32枚もあります。
心してみるか飛ばしてください・・・
その1 鼻カン周り
最初にアユ釣りの仕掛けを見たとき、こんなもの自分では作れない!と思っていたのですが道具さえあれば不器用な人でも作れます。
<準備するもの>
鼻カン、鼻カン巻き付け糸、根巻器、八の字結び器、逆針 八の字結び機は通常鼻カンまわりでは使いませんが糸をつまめる機能があるので私は使っています。

<鼻カン糸装着>
今はPE0.4号を使っています。鼻カンに縛るときPEが滑って思うように最初はつけられませんでした・・・
また上手く縛れなくて釣っている時に糸がずれるということが最初は多発!今は大丈夫ですが?
ちなみに鼻カンはワンタッチ式の6.5mmを使っています。

<逆針>
針の部分はオトリ鮎の尻ヒレの付け根付け輪になっているところに掛け針を装着します。
最初は外掛結びでしたが上手くいかず根巻糸で巻き付ける方法を選択しました。それでも最初は外れるトラブルが・・・
流石に今は大丈夫ですが
ちなみに私は逆針は固定式です

<編付けスタンド>
これが無いと仕掛けづくりは絶対に無理・・これさえあれば大丈夫ともいえます。

<鼻カン編み付け>
PEラインがすべり最初は巻き付けがうまくいかない・・・今は慣れて大丈夫ですが・・・

<鼻カン周り完成>
完成品です。中ハリスの先には下付糸接続のための結びコブを作っておきます。
これはノーマル状態です。

<小澤式背針>
これは小澤兄弟の弟の剛氏が考案した背針。渓流釣り用の半スレ針を使います。
半スレなので滅多なことでははずれません。これがポイントですね。
昨年までは途中で外れてしまうことが多くこれだ!と思い採用しました。今年既に使ってみましたが優れものです。

<下付糸>
鼻カンまわりの仕掛けと水中糸の間に装着する糸です。
私はフロロカーボンの0.3~0.5号を使用します。ここでは小さなチチワ結びをしなければならないので八の字結び器が欠かせません。

<下付糸完成>
今年から両サイドに小さなチチワを作って完成です。全長は15センチぐらい。

<下付糸と鼻カン周り接続>
チチワ止めで接続します。念のためハーフヒッチを一回かけます。
チチワが小さく八の字結び器を活用しています。

<鼻カンまわりと下付け糸接合完成>
最初はこんな簡単な結び方でいいの?なんて思いましたが大丈夫です。アユ釣りの仕掛けは糸が細くて大変ですが結び方はいたって単純です。
不器用でも時間をかけてゆっくりやれば大丈夫ですよ。

<水中糸>
私は複合メタルの0.05号しようしています。
ここにチチワ止めができるよう複合メタルの切れっ端を巻き付けます。
その上に目印を5個装着しています。最初は3つでしたが深場でやると下のほうが水没してしまうシーンが結構あったので5つとしました。またこれのほうがオトリの動きが確認しやすいですね。
余談ですが下付糸と水中糸の接合は昨年までは強度があるということで編みつけていました。
しかし糸が切れる要因は岩などにこすれて糸が痛み切れることが大半ですし。鼻カンまわりと下付糸の接合がチチワ止めで大丈夫なので問題ないと判断したのです。
また編みけるより装着が簡単なので痛みやすい下付け糸から下の交換が容易だということで採用しました。

<水中糸と下付糸接合>
事前につくっておいた接合部にチチワ止めとハーフヒッチ一回がけで接合。
私は不器用なので水中糸を編み付け器で固定しておかないと上手くできません・・・・

<仕掛け収納>
専用の仕掛けケースに鼻カンやらをいれて巻き取ります。
この仕掛けケースだと35回転で5mとなります。
長良川の深場での釣りを想定して今年から5mとしました。人によって水中糸の長さは様々ですが3~5mの間で釣り人の好みによって設定されています。

<天井糸への接続部分>
一般的な仕掛けは上付糸を装着しますが小澤兄弟に習い今年から無しとしました。
PEラインで大きなチチワを水中糸の上部につける方法としました。チチワが大きいので上付糸の変わりなっているかな?と思います。
巻き付け

完成

<天井糸>
昨年までは感度がよいと聞いてPEラインを使っていましたが糸が濡れると竿にくっついてしまい。うっとうしいので今年からフロロカーボンに変更しました。
仕掛けの長さを調節できるよう移動式としています。
移動式は巻き付けるのですが強すぎると固定になってしまう。ゆるいと釣っている時に伸びてしまう・・・
動かないのは作っている時に気がつくのですが緩いのは気がつかないことが多く昨年実際に釣っている最中に仕掛けが伸びてしまうトラブルに・・・
コストパフォーマンスがPEより良く濡れても竿にまとわりつきません。でも感度は鈍い・・でも今年釣ってみて感度については私が鈍感なのか差がわかりませんでした・・・

移動式部分

<リリアン>
上付糸と天井糸は昨年までは市販のジョインターを使っていましたが仕掛けを巻いておくとフック部分に水中糸がはまってしまいトラブルなんてことが結構ありました。
ところが先日みた仕掛け作りのDVDではフロロカーボンで接続部分のリリアンを自作していました。
しかも私の悩み解決になることも!結び方も難しくないので今年から採用!!
自作リリアン

<水中糸と天井糸の接続>
水中糸の上部に装着しておいたPEラインのチチワを無精がけで天井糸に取り付けたリリアンに結びつけます。
チチワは外せるようつまみを作っておきます。
リリアンとの接合部


<天井糸の巻き取り>
水中糸が補修で短くなった時に長くできるよう移動式の袋を1mとったうえで巻き取ります。
巻き取り数は35回で4mです。水中糸が4mになっても大丈夫!
<竿への取付部>
昨年までは天井糸の先にチチワを作って無精掛けしていましたが不器用な私は失敗して穂先を折ってしまうような気がしていつもビクビク・・・
ちょうどDVDで先に輪をつくり引っ張るだけで装着できる方法を紹介していたので今年から方法を変更。
今年実際に使ってみての感想はとても楽!!もっと早く覚えておけばよかった。

<仕掛けの巻き取り>
全ての仕掛けを巻き取って完成です。

<掛針>
今年から自分で巻いています。
これはコストダウンが目的です。
①根巻機と針と針ハリスを準備

②2本の針と針ハリスを掴む
③根巻糸を巻き付ける

④更にに2本(3本イカリだと1本)の針を掴んで根巻糸を巻き付け針止めする。

⑤針止めをした後に均等に針を開いてから瞬間接着剤で止めて完成

作った掛針は収納ケースに入れておく(写真は携帯用ケース)
ピンボケですんません・・・撮り直すが面倒なのでこのまま使います。
仕掛けの長さが9mと長く全体を写すことはできません・・・
これはあくまでも仕掛けづくりの一つです。
皆さん色々と工夫をしています。
私の力量では仕掛けについて考えることができるほどの腕前は無く人の真似しかできません・・・
仕掛けづくりをマスターしたい人は他のサイトが書籍かDVDを購入するかアユ釣りの先輩諸氏から直接習ってください。
先ほども書きましたが糸が細くて大変なだけで結びそのものは単純なものが多いですよ。
今回紹介した仕掛けで使用している結び方。
八の字結び、チチワ、チチワ止め、ハーフヒッチ、パロマーノット、無精がけ、編み付け、引き絞り結びぐらいかな?(管理人)
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きっかけはアユ釣りトーナメントで有名な小澤兄弟の仕掛けづくりを紹介するDVDを見かけ購入したことです。
今までやってきた仕掛けづくりより簡単だったし悩みの部分の解決法もあったので。
ここでは不器用な私の過去の仕掛けづくりを交えながら紹介してきます。
ちなみに、この内容は皆さんへのアユ釣り指南ではなく私の仕掛け作り騒動ですので悪しからず。
*忠告
ダラダラと長く写真が32枚もあります。
心してみるか飛ばしてください・・・
その1 鼻カン周り
最初にアユ釣りの仕掛けを見たとき、こんなもの自分では作れない!と思っていたのですが道具さえあれば不器用な人でも作れます。
<準備するもの>
鼻カン、鼻カン巻き付け糸、根巻器、八の字結び器、逆針 八の字結び機は通常鼻カンまわりでは使いませんが糸をつまめる機能があるので私は使っています。

<鼻カン糸装着>
今はPE0.4号を使っています。鼻カンに縛るときPEが滑って思うように最初はつけられませんでした・・・
また上手く縛れなくて釣っている時に糸がずれるということが最初は多発!今は大丈夫ですが?
ちなみに鼻カンはワンタッチ式の6.5mmを使っています。

<逆針>
針の部分はオトリ鮎の尻ヒレの付け根付け輪になっているところに掛け針を装着します。
最初は外掛結びでしたが上手くいかず根巻糸で巻き付ける方法を選択しました。それでも最初は外れるトラブルが・・・
流石に今は大丈夫ですが
ちなみに私は逆針は固定式です

<編付けスタンド>
これが無いと仕掛けづくりは絶対に無理・・これさえあれば大丈夫ともいえます。

<鼻カン編み付け>
PEラインがすべり最初は巻き付けがうまくいかない・・・今は慣れて大丈夫ですが・・・

<鼻カン周り完成>
完成品です。中ハリスの先には下付糸接続のための結びコブを作っておきます。
これはノーマル状態です。

<小澤式背針>
これは小澤兄弟の弟の剛氏が考案した背針。渓流釣り用の半スレ針を使います。
半スレなので滅多なことでははずれません。これがポイントですね。
昨年までは途中で外れてしまうことが多くこれだ!と思い採用しました。今年既に使ってみましたが優れものです。

<下付糸>
鼻カンまわりの仕掛けと水中糸の間に装着する糸です。
私はフロロカーボンの0.3~0.5号を使用します。ここでは小さなチチワ結びをしなければならないので八の字結び器が欠かせません。

<下付糸完成>
今年から両サイドに小さなチチワを作って完成です。全長は15センチぐらい。

<下付糸と鼻カン周り接続>
チチワ止めで接続します。念のためハーフヒッチを一回かけます。
チチワが小さく八の字結び器を活用しています。

<鼻カンまわりと下付け糸接合完成>
最初はこんな簡単な結び方でいいの?なんて思いましたが大丈夫です。アユ釣りの仕掛けは糸が細くて大変ですが結び方はいたって単純です。
不器用でも時間をかけてゆっくりやれば大丈夫ですよ。

<水中糸>
私は複合メタルの0.05号しようしています。
ここにチチワ止めができるよう複合メタルの切れっ端を巻き付けます。
その上に目印を5個装着しています。最初は3つでしたが深場でやると下のほうが水没してしまうシーンが結構あったので5つとしました。またこれのほうがオトリの動きが確認しやすいですね。
余談ですが下付糸と水中糸の接合は昨年までは強度があるということで編みつけていました。
しかし糸が切れる要因は岩などにこすれて糸が痛み切れることが大半ですし。鼻カンまわりと下付糸の接合がチチワ止めで大丈夫なので問題ないと判断したのです。
また編みけるより装着が簡単なので痛みやすい下付け糸から下の交換が容易だということで採用しました。

<水中糸と下付糸接合>
事前につくっておいた接合部にチチワ止めとハーフヒッチ一回がけで接合。
私は不器用なので水中糸を編み付け器で固定しておかないと上手くできません・・・・

<仕掛け収納>
専用の仕掛けケースに鼻カンやらをいれて巻き取ります。
この仕掛けケースだと35回転で5mとなります。
長良川の深場での釣りを想定して今年から5mとしました。人によって水中糸の長さは様々ですが3~5mの間で釣り人の好みによって設定されています。

<天井糸への接続部分>
一般的な仕掛けは上付糸を装着しますが小澤兄弟に習い今年から無しとしました。
PEラインで大きなチチワを水中糸の上部につける方法としました。チチワが大きいので上付糸の変わりなっているかな?と思います。
巻き付け

完成

<天井糸>
昨年までは感度がよいと聞いてPEラインを使っていましたが糸が濡れると竿にくっついてしまい。うっとうしいので今年からフロロカーボンに変更しました。
仕掛けの長さを調節できるよう移動式としています。
移動式は巻き付けるのですが強すぎると固定になってしまう。ゆるいと釣っている時に伸びてしまう・・・
動かないのは作っている時に気がつくのですが緩いのは気がつかないことが多く昨年実際に釣っている最中に仕掛けが伸びてしまうトラブルに・・・
コストパフォーマンスがPEより良く濡れても竿にまとわりつきません。でも感度は鈍い・・でも今年釣ってみて感度については私が鈍感なのか差がわかりませんでした・・・

移動式部分

<リリアン>
上付糸と天井糸は昨年までは市販のジョインターを使っていましたが仕掛けを巻いておくとフック部分に水中糸がはまってしまいトラブルなんてことが結構ありました。
ところが先日みた仕掛け作りのDVDではフロロカーボンで接続部分のリリアンを自作していました。
しかも私の悩み解決になることも!結び方も難しくないので今年から採用!!
自作リリアン

<水中糸と天井糸の接続>
水中糸の上部に装着しておいたPEラインのチチワを無精がけで天井糸に取り付けたリリアンに結びつけます。
チチワは外せるようつまみを作っておきます。
リリアンとの接合部


<天井糸の巻き取り>
水中糸が補修で短くなった時に長くできるよう移動式の袋を1mとったうえで巻き取ります。
巻き取り数は35回で4mです。水中糸が4mになっても大丈夫!
<竿への取付部>
昨年までは天井糸の先にチチワを作って無精掛けしていましたが不器用な私は失敗して穂先を折ってしまうような気がしていつもビクビク・・・
ちょうどDVDで先に輪をつくり引っ張るだけで装着できる方法を紹介していたので今年から方法を変更。
今年実際に使ってみての感想はとても楽!!もっと早く覚えておけばよかった。

<仕掛けの巻き取り>
全ての仕掛けを巻き取って完成です。

<掛針>
今年から自分で巻いています。
これはコストダウンが目的です。
①根巻機と針と針ハリスを準備

②2本の針と針ハリスを掴む
③根巻糸を巻き付ける

④更にに2本(3本イカリだと1本)の針を掴んで根巻糸を巻き付け針止めする。

⑤針止めをした後に均等に針を開いてから瞬間接着剤で止めて完成

作った掛針は収納ケースに入れておく(写真は携帯用ケース)

仕掛けの長さが9mと長く全体を写すことはできません・・・
これはあくまでも仕掛けづくりの一つです。
皆さん色々と工夫をしています。
私の力量では仕掛けについて考えることができるほどの腕前は無く人の真似しかできません・・・
仕掛けづくりをマスターしたい人は他のサイトが書籍かDVDを購入するかアユ釣りの先輩諸氏から直接習ってください。
先ほども書きましたが糸が細くて大変なだけで結びそのものは単純なものが多いですよ。
今回紹介した仕掛けで使用している結び方。
八の字結び、チチワ、チチワ止め、ハーフヒッチ、パロマーノット、無精がけ、編み付け、引き絞り結びぐらいかな?(管理人)



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私の場合・・・・水中糸がナイロンでも0.2以下なら、つまみ糸と空中糸を編みつけにしてます♪
そこから鼻カン周りを35cmチチワをくぐらせて付けて、竿尻から鼻カン周りだけを出すパターンだぬ・・・・
はじめまして、この記事を書いて随分経過しているので私も編みつけに戻しました。
色々と仕掛けを工夫するのが楽しく毎年少しづつ変化させています。
横の辺りに号数を書いておけば、尚更分かりやすいし・・・・・
天上糸・1号(長さ調整の編みつけアリ)に、ヘラブナ用の丸環で繋いで0.8号(調整無し)を1.5Mにスピナージョイント
水中糸(0.2の場合)・空中糸0.4号75cm(編みつけ)水中糸0.2号3M、目印は編みつけで5個、つまみ糸に0.4号(編みつけ)で、鼻カン周りってとこです・・・・
仕掛け巻の色分けはしていませんでした・・
それほどの沢山のタイプをもっていないのでマジックで記載しています。
ヘラブナ用の丸環を使うところ、これは面白いですね
コレが案外気に入って、未だに使ってます(笑)
最初は両方編みつけとかしてたんですけど、使い勝手が悪かったので上糸だけ編みつけにして長さ調整するようにしました♪
そうですか。
今シーズン試してみます。