通るか通るまいか？

　今日は紅葉前線が1,500m前後にくると思い、川上岳～位山を結ぶ天空の道を歩くことに。
　下呂市萩原町山之口登山道へ向け林道を走らせると大きな石が林道に転がっている。
　完全に道をふさいでいてくれれば諦めがつくのですが微妙な場所に。
　何とか通れそう？やはり駄目？しばし石を前に悩みます。
　一応、動くかな？と思い押してみますが動かない....
　脱輪や石に擦るのも嫌だと思ったので脇を通るのを諦めて歩いたのでした。
　ただ、この距離が後々の私の行動に影響を与えたのでした。
　昨日から今日の未明に降った雨は予想以上に多かったようです。（管理人）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




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雨飾の秋の花

　先週登った雨飾山で撮影した花の写真を載せます。
　秋のブナ帯の渓畔林で見かける私の好きなダイモンジソウも結構咲いていました。
　ただ、昨年歩いた朝日連峰ほどの群落は残念ながらありませんでした....（管理人）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ダイモンジソウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミヤマママコナとアキノキリンソウ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミヤマママコナ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミヤマママコナ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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御嶽の池

　今月初めに登った御岳のことを今更ながら載せます。
　御嶽の魅力の一つが池にあると思っている方は結構いるのではないでしょうか？
　私も特に意識をしているわけではないですが何故か池のほとりに来ると休憩するし写真も撮る。
　やはり好きなのでしょう。（管理人）




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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雨飾山の北側は豪雪と強風の影響を受けた植生・・・

　雨飾山=豊かなブナの森という勝手なイメージを持って登った先週の日曜日。
　雨飾山の長野県側の小谷は確かに見事なブナ林が広がっていますが北側は少し様相が違います。
　雨飾山荘からの登山道や雨飾山から鋸山へ続く稜線は違っていました。
　雨飾山～鋸山への稜線は日本海から吹きつける強風が、雨飾山荘からの登山道は豪雪による雪崩の影響を受けた植生を観察することができます。
　岐阜県にもそういったところがあるのですが何だか様相が違います。
　私の気がついた違いについて明日以降書いていこうと思っています。
　そうそう緩斜面で風の影響を受けていないところは稜線から見る限り見事なブナ林が広がっています。（管理人）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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タムシバの袋果

　今年の森は豊作ということもあり種子の写真を撮るチャンスです。
　と書いておきながら気が向かないと写真を撮らずにいる私。
　ただ先週登った雨飾山に登っている最中に気になったのがタムシバの袋果です。
　秋になると目にするのですが写真に納めるのに適当なものは少ないのが現実。
　今回は丁度目線の先に袋果があり写真がちゃんと撮れる。
　これはチャンス！と思い写真を撮りました。
　タムシバはモクレン科ですので街路樹で植えられるモクレンと似ていませんか？気になる方は見比べてください。
　花は話題となることが多いですが種となると・・・
　通年通して観察していると蕾～花～種子結実の一連の生活史を観察するには通年森に通う必要があります。
　派手な花や紅葉以外のところに目を向ける森林散策をお薦めします？？（管理人）


　あと幻となった私の幽霊ブログにタムシバのことを書いていますのでリンクします。

　幻のブログ「風来坊の美濃飛騨本草の館」のタムシバの記事へ！





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



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混み合った山で思ったこと

　先日登った雨飾山は日本100名山の一つで人気の山。
　しかも、私が登ったのは３連休の中日ときていますので当然混み合っていました。
　その人気の山の頂上直下では大勢の人が集中してしまい渋滞状態です。
　普段はマイナーな山でゆったりとした山歩きをしている私には「う～ん、来なきゃ良かった」なんて思いながら渋滞の中で一人思っていました。
　渋滞の中、単独行の私の後には中高年の10数名のパーティー、前には大学生と思われる5～6名程度のパーティーでした。
　その２つのパーティーの会話を聞いていて考えさせられました。
　まずは後にいた中高年のパーティー、口々に「登り優先だろ早く行け！」と口々に皆が上に向かって言っている。また「体が冷えてちゃうじゃない、早く行って」口々にそんな会話を聞いていると正直いって不快になってきました。
　登りが優先というのは登山のルールとしてあることは私だって知っている。でも時と場合によりあくまでも原則でしかない。
　また体が冷えるというのは下から見れば立ち止まらなければならないことは分かっているので防寒対策をしていけば真冬ではない今の時期な十分対応できる。私のようにズボラな人間でも一枚多く着て対策をしている。
　はたまた言いたくないですが時折登りが動き出したときに歩が弱く一気の登れないのだ。登り優先といってもひと息で登れない人が下りの人に迷惑をかけずに登れるの？と思いました。
　その一方、私の前にいた大学生と思われるパーティーは「ここで下りの人に行ってもらおう」、リーダーとおぼしき人は「ここでまてば下りの人が下りやすいだろう」と言っている。
　聞いていて私は見習はないと率直に思いました。
　時折の前が空いて登る時の彼らの足取りは軽快で鍛えられているな～という足取り、正直いって彼らは待たされることを苦痛に思っていたのでは？と思えます。
　この２つのパーティーを見ていて考えさせられたのでした。
　ただ一つだけ言えるのは「今時の若者は！」いうのは間違いで年齢に関係無くマナーというものを身につかなければと思った出来事でした。（管理人）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　混み合った山頂
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




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雨飾山の２つのブナ林

　雨飾山や稜線の険しいところや雪崩がこないところは基本的にブナ林となっています。
　根知側から登ったのと鎌池周辺と広域に動いたことから短い時間で様々なタイプのブナ林を目にすることができました。
　私の感じたブナ林の違いを細かく書くと訳が分からなくなるので林齢の違いに絞って写真で紹介したいと思います。
　一つは雨飾山荘近くの鋸山へ続く登山道周辺の若いブナ林、もう一つは鎌池周辺の壮齢なブナ林の写真を載せます。
　若いブナ林はブナの優占率が高い他にウダイカンバやシラカバといった陽樹が混ざる状況で鎌池周辺のブナ林はブナの他に様々樹種が混ざるといった状況でブナの優占率は低い状況です。
　私の目にはどちらも面白いと思い歩くことができることもありどちらがいい？と聞かれると困ってしまいます....
　皆さんはどちらが好きですか？まぁ世間一般的には壮齢なブナ林のほうが人気があるかな？と思います。
　余談ですが壮齢という表現は専門的ですね。観光案内だとブナの原生林なんて書かれるかな？（管理人）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　壮齢なブナ林１　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　若齢のブナ林１
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　壮齢なブナ林２　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　若齢のブナ林２
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　壮齢なブナ林３　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　若齢のブナ林３
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　





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秋が深まる鎌池

　時折、やっている森の案内、私のつたない森の案内をしている雨飾のブナ林が綺麗だったという人が多いことが気になっていたことが雨飾山へ登に行った理由でした。
　ただ問題が...私に話しをした人達がどこから登ったかということを聞いていなかった....
　皆さんどっから登っているんだ？と思いながら以前訪れた根知谷から登ることに！
　でも、根知は雨飾の北側で日本海から近いこと、登山道のルートがブナ林に適していないところに。
　そんなわけで壮齢なブナ林があるところでは無かった....
　内心、ちゃんと調べればと思い最初は後悔したのですが根知側の森や植生は結構面白い！と思えたので後悔はしなかったのですが当初の目的であるブナ林を歩きたい！と思い、早々に下山をし雨飾の北側にある今年の夏にも訪れた鎌池周辺のブナ林を散策してきたのでした。
　山の上からのグルリと見渡した限り私に雨飾のブナ林が綺麗というのは小谷温泉の奥か雨飾の北側の山裾のブナ林が綺麗という表現が正しいと思ったのでした。
　同じ山でも斜面方向や地質等で全然違う表情を見せるということを改めて実感したのでした。
　それでは長い前置きをこれで終わりとして秋が随分深まってきた鎌池の写真をアップして終了とします。
　余談ですが今週末に鎌池を訪れると見事な紅葉を見ることができると思います。（管理人）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨飾の山頂がアクセント！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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ブナの果実

　先日、富山県魚津市を流れる片貝川の上流域で洞杉見物と思っていたのですが下調べが足りず満足な散策が出来ず林道をトボトボと散策をしていました。
　出直しか～と思いながら足下を見るとブナの果実が大量に落ちています。
　こりゃラッキーと思い洞杉のことを忘れブナの果実拾いをしました。
　今年の夏はアユ釣りばかりしていたのでブナの豊凶について確認していなかったので少し驚きながら拾いました。
　ブナは豊凶が激しく６～７年に一回ぐらいしか豊作年が無く豊作年は忘れて頃にやってくる代物です。
　ブナの果実は別名蕎麦栗と言われ実は美味しいということもあるので豊作年の時は思わぬご馳走となるのです。
　前回の豊作の時はフライパンで煎って食べた他ポットで苗をつくり遊びました。
　今年も同様なことをして遊ぼうと思っています。
　あと、ブナの実が少ないからクマがエサ不足になるなんてことを時折耳にしますが６～７年に一回しかない豊作年の無いブナなんかクマが秋の食料としてあてにするんだろうか？
　これは同じブナ科のミズナラやコナラの豊凶でも言われることがあります。
　豊凶の差のある食物だけをあてにしていたのではクマはとっくに絶滅しているだろうと個人的には思っています。
　実際にクマの食べ物の選択肢は数多く数多くの物を食べ結構グルメです。
　昨年はブナ科の樹木の果実が少なかったというより森全体が凶作だったということが大量出没につながったと私は考えています。
　今年は昨年と打って変わって森は豊作です。
　クマにとっては楽にエサを採れると思います。
　最後になりますがブナの実は結構採るのが大変で小一時間ほどにブナの実拾いに時間を費やしましたが写真で撮った量の3倍程度しか拾うことができませんでした。
　クマと同様に昔森の恵みを受けて頃の人もブナの実をあてにしていなかっただろうな？とも思いました。（管理人）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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2011年秋の旅

　先日の3連休、今年も秋の旅に行ってきました。
　残念だったのが初日の8日に仕事が入り９～１０日に止まったことで10日の行程が少しおとなしめになってしまったこと・・・
　まぁ、楽しい旅となったので満足なんですが。
　さて旅の行程は
＜８日＞
　仕事を終え糸魚川へ車を走らせビジネスホテル泊
＜９日＞
　新潟県根知谷の奥にある雨飾山荘から雨飾山登山、登りは中ノ池経由の一般的なルートで登り、下山は大曲経由のマイナールートで下山しました。
　途中、鋸山も登ろうかな？と思ったのですが気乗りせず早めの下山で雨飾山荘で一っ風呂あびてから小谷温泉方面へ車を走らせ8月にも訪れた鎌池を散策してきました。
　そして車を富山県の魚津に走らせ8日の行程を終了・・・
＜１０日＞
　魚津市を流れる片貝川の上流域にある洞杉と言われるスギの巨木群を見物に出かけるが気楽に観察できることができないことを知り林道脇の巨木しかみれませんでした。
　途中、ブナの実が沢山落ちていたので洞杉見物を諦めブナの実拾いを楽しみました。
　午後からは魚津市にある埋木林博物館を訪れて帰宅したのでした。

　今回の旅は何か消化不良のところがあったので雨飾山は違うルートで登ってみたいし洞杉は再チャレンジといったところか・・・（管理人）




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



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地獄谷

　御嶽で撮影した写真を見ていて徒然写真帳で御嶽の地獄谷を紹介していないことに気がつきました。
　岐阜県側から登ると高山帯は穏やかな雰囲気のある御嶽。
　そんな雰囲気が好きで登っているのですが実は御嶽は活火山。
　今から20数年前に御嶽は噴火しています。
　その当時、濃尾平野に住んでいた私は大人と一緒に双眼鏡で御嶽の噴煙を見ていた記憶があります。
　そんな御嶽の火山活動を実感できるのが地獄谷です。
　そういえば昔噴火したのは地獄谷だったのだろうか？その当時の噴火口の位置を私は知りません....（管理人）




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



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秋の空

　一気に秋が深まり朝晩は寒いほどとなってきました。
　そんな秋の晴れた日の空を見ていると写真を撮りたくなります。
　先週、登った御岳は天気が良かったこともあり空の写真を沢山撮っていました。
　何で秋の空は高く見えるのだろう？今日写真を見ていて思いました。（管理人）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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御嶽の秋

　高山帯は冬枯れ、森林限界は緑色で見事な紅葉を楽しむことができなかった10月1日の御嶽登山。
　といっても草紅葉は楽しむことができました。
　一足早い秋も満喫できたかな？と思います。（管理人）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミヤマダイコンソウの斑紅葉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チングルマ（何故か私はチングルマの綿毛が好き！）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



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今年の御嶽の高山帯の紅葉は？

　先週から急激に冷え込むようになり森林限界付近の紅葉を期待したのですが残念ながら・・・
　冷えこみが急激すぎたのか落葉したダケカンバに冬が近いことを感じることができたのですが・・・
　冬枯れの風景の直ぐしたは緑色。
　御嶽は高山帯にはハイマツが広がっているのとダケカンバ帯が狭いこともあり高山帯の紅葉はあまり期待できないんです。
　御嶽の紅葉は登山口付近の亜高山帯針広混交林にあるので来週ぐらいが見頃かな？
　天気にもよりますが今年は9月下旬から寒暖の差が大きいので紅葉は期待できるかな？と思っています。（管理人）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




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初秋の御嶽

　週間予報では10月1日は雨の予報。
　山へ行くのは止めようと思っていたのが金曜日に天気予報と天気図を見て。
　これは晴れ上がるぞ！と思い金曜日の晩に御嶽に行くことにしたのでした。
　前日の9月30日は小雨模様の天気だったので早朝立ちこめた霧が晴れがる幻想的な状況となるぞ！と思い濁河登山口から登りだしたのでした。
　登りだし、湯ノ花峠に差し掛かった時に予想どおり霧が晴れ上がり御嶽さんの峰峰の一つである摩利支天岳が除々に見えてきました。
　この様子を見て登りにきて良かった！と思ったのでした。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



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