今日は、天気も良かったのですが、連休中、体を酷使した関係で膝が痛いので富山市で久しぶりに博物館巡りをしようと思い富山市民俗民芸村の中にある売薬資料館と富山県立中央植物園の二つに行ってきました。
午前中に行った売薬資料館は富山の薬売で有名な売薬業の歴史を紹介する博物館です。
以前にも行ったこともあるのですが、今回改めてじっくり展示をみたいと思い行ってきたのでした。
今日は、幸いなことに学芸員さんに展示の解説をしてもらいながら本当に、じっくりと展示を見ることができ有意義な時間を過ごすことができました。
富山の売薬の特徴は、富山藩のバックアップによって発達したことや、加賀藩から分離してできあがった富山藩は薬草栽培地に恵まれなかったことから、大和薬草の栽培と売薬が結びついた奈良の売薬業のとは異なること。
なので、北前船といった物流と深く結びついて発達した売薬業である話が興味深かったです。
物流と結びついていたことから売薬さんと薬の運搬は分業されていたことも面白く組織的に全国展開していた話も分かります。
確かに富山の売薬で有名な伝承薬である反魂丹に配合されている生薬の大半は国外からの入手した生薬であることからも頷けます。
あと、江戸時代から徹底した顧客管理が懸場帳(かげばちょう)によって行われていて、売薬業の行う人達の間で売り買いが行われていたということで、今のビジネスにも通用するシステムが構築されていたことにも驚かされます。
色々と興味深い話を聞きましたが、薬の販売形態そのもの変化により衰退してしまっていますがビジネスモデルとしては業種によっては通用するのでは?なんて思いました。
まぁ、ご親切に展示の説明を2時間ビッチリとしてもらえたことに感謝、感謝でした。
こじんまりとしていますが、オリジナルの出版物もあるし、企画展も行われたりしている良い博物館だと思います。
呉羽山の麓にある個性的な売薬資料館はお薦めの博物館です。(管理人)
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富山の売薬の特徴は、富山藩のバックアップによって発達したことや、加賀藩から分離してできあがった富山藩は薬草栽培地に恵まれなかったことから、大和薬草の栽培と売薬が結びついた奈良の売薬業のとは異なること。
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確かに富山の売薬で有名な伝承薬である反魂丹に配合されている生薬の大半は国外からの入手した生薬であることからも頷けます。
あと、江戸時代から徹底した顧客管理が懸場帳(かげばちょう)によって行われていて、売薬業の行う人達の間で売り買いが行われていたということで、今のビジネスにも通用するシステムが構築されていたことにも驚かされます。
色々と興味深い話を聞きましたが、薬の販売形態そのもの変化により衰退してしまっていますがビジネスモデルとしては業種によっては通用するのでは?なんて思いました。
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