昨夜、ワンコが鳴くので散歩に行くしかないからと思って散歩に連れ出した。ちょっとだけだが。なんだか時間の案配もわからなくなってきたワンコである。老年である。愚生と一緒である。かわいそうになってきた。散歩だって、ほんとうに100メートルくらいしか行けない。まっすぐ歩けないのだ。ふらふらしている。
ほんとうにかわいそうである。
わが身を見るようである。
しかも昼間徹底して眠って、真夜中近所にご迷惑をかけている。申し訳無いではないか。だからと言って手立てがない。50メートルくらい散歩するとその後は黙って寝た。
トイレの始末も愚生がやっている。ホームセンターに、いろいろワンコのトイレの始末に都合のいい紙とかふくろとか売っているので実にありがたい。朝も晩も愚生が面倒をみている。かわいそうでならないからである。
昔は耳もピンと立っていた。しっぽも見事に丸まっていた。ところが、もうチカラが無いのである。昔はいい男だったのに、今はもう見るかげもない。お世話になっている獣医の女医せんせにも、「まぁ・・・こんなになっちゃって。いい男だったのにね」と言われる。まったく愚生と一緒である。おたがい若い時は、美形だったのだ。(^0^)
仕方の無いときは仕方がないのである。
ソフトバンクのCMに出てくるワンコに似ている。あちらは北海道犬。こっちは紀州犬。荒っぽさにかけてはチャンピオンである。イノシシ狩りに使うくらいの俊敏さを持っている。否、いたんだ。
ああああああああああああああああ
書けば書くほど、自分のことを書いているようである。
もう止めよう。
これくらいで。