田中真紀子さんの記者会見
1、学生・生徒募集のこと
この代議士の思考方法は、いろいろ問題もあるのだろうが、的を得ている面もある。一概に否定ばかりできないのではないかとも感じていた。今朝の記者会見の様子を見ても、学生募集についての見識を問うていた。このことが最も重要であると思うのだが、あまりマスコミはそこのところを取り上げていなかった。
受験生である高校生を取り上げていた。確かに、被害者であろうと思う。受けたい学校が無くなってしまうんでは、それでは話にならない。されど、そこのところもマスコミのある意図が見えてくる。
世の中は、すべて勧善懲悪で成り立っていて加害者がいて、被害者がいるという構図なんであろう。その方が愚生のような大衆・庶民に受けるからである。こういう高校生を被害者にしたてることは、いかな愚生でも反対である。
大学ばかりではない。高校の生徒募集でもこうした問題は、真剣に考えられるべき問題であると思うのだが、いかに。
つまり「学生・生徒募集」のことである。このことを我が事として考えないのでは、いけないよということを彼女は問うたのである。
2、大学開設のシステム批判
この田中代議士は、大学の設置について昨年度の3月に申請して、その年の11月には
認可されて学校の建物もできていくという流れを批判していた。なにかの意図が透けて見えるということなのであろう。むしろ、他者批判の好きなグループに属しているから、そういうふうに発言をすると、受けると考えたのかもしれない。
一定の効果はあったと思う。全国民が大学に興味を持っただろうから。それはそれなりにである。よかったのか、悪かったのか。それはわからない。
3、子ども人口が減少するから学校も減っていくのか
なんだか、子どもの数が減っていくから、学校も減少させていくべきだろうという論理の展開があちこちである。今回の田中代議士もそのことに触れていた。よく聞く話である。
需要がないからということなのであろう。需要がなければ、供給はストップしていいというわけだ。経済用語である。だったら、教育は儲かるのか、儲からないのかということを考えてしまうのだが。
儲かるからやるのかね?
思想哲学なんていう分野は、まったく儲からないからやめっちまえということなのかな?撤退せよということなのかな?あふぉ~な愚生にはよくわからんから、誰かわかるように説明してたもれ。
愚生なら、学級定員をいじって、好機到来とやるねぇ。少ない生徒とたくさんの先生方で充実したマンツーマンの教育を行う。これぞ私塾形式ですわなぁ。江戸時代の藩校の再来であると思うんだが、乱暴かね?
4、そもそも能力がないじじいに大学を作ってやる必要があるのか?
能力がないというのは愚生のことである。認める。自他共に認める。
まったくじじぃが今更大学に行って何をするんだというご指摘は、今でもある。「じじいのために大学を作ったわけではねぇだろうよん」って愉快なご指摘もあるからである。無駄ではないかということである。確かに、確かに。てめぇ一人のことで、社会的還元がないだろうよ!というお怒りは実によくわかる。自己満足だろうよ!ということもである。
しかし、じじいが勉強していたらいけないのかな?儲からないからかね?学費はきちんと払っているけど。あ、本学がそう言っているんではごじゃりませぬよ。目立たないようにひっそりと生きていますから。
社会的還元と言うことでは、愚生は職場に再雇用という形では存在していない。つまるところが、若い人の邪魔をしないように生きている。これが愚生なりの社会的還元である。後は若い人を応援させていただくだけである。だから話だけはどこでもさせていただいている。すっ飛んでいくのだ。本来そういうのが好きだから。
能力なんて、勉強すれば身につく。やらなければ身につかない。それだけである。それだけ。
嫌なら辞めるし、学校から出ていけと言われたら出ていくしかない。さっぱりとしたものである。まるで平将門のようだ。猪突猛進。愚生は将門のような人物が大好きである。失敗してもいいから、挑戦してみるというタイプ。ただし、彼のようなのをトップにいただいたら、組織としては不幸である。半分は失敗の可能性もあるから。もっとも、ダレだってそうか。失敗か、成功かそれしかないからなぁ。世の中は。
ちなみに平将門だけを論文にして、著書を出し、博士までとられた方の著書を昨日読んでて、感動した。ここまで惚れることができるんだと思った。
もっと書けば、千葉県内の横芝光町に将門の叔父がいて、そこの良子姫を略奪するシーンが昨日見ていたDVDの中にあった。坂田という地名だそうだ。ふむふむ。千葉県内には美人が多いからなぁ。
(^_-)-☆
無為なら安全だろうって?
それもまた失敗の可能性が50%はあるんじゃないのかねぇと思う。
田中センセの記者会見を拝見させていただいて、以上のようなことを考えてしまった。
シマッタ、シマッタ。