[自戒①から⑧]
年代的な差異というものを考えることがあったが、若い方でも唯心論的な思考をされる方があって、この4月からの大学のゼミでは驚くことがたくさんであった。若い方というのは唯物論的な思考をするものなのだという思い込みというか、固定観念というものが自分のこころの中にあったからだ。これは普通に考えてもおかしなことである。よく考えれば、おかしいということに気がついてあたりまえのことである。
どうも、そういう普通の考え方というのを否定していたのではないか。例えば、自分の半生を波瀾万丈だと言い張る方と一緒で、オレは、アタシはこんなに変わっているんだという自慢癖のようなものである。誰もそんなのは見向きもしないのに、一人悦に入っているというのと一緒である。
こころのあり方が、その人の雰囲気を決める。よって、生涯の配偶者はよって来るところの雰囲気というモノをしっかりと観察してから、結婚を決めよと昨日読んだ本に書いてあった。一目惚れもいいが、その根拠を観察してよく確かめよとも書いてあった。なるほどである。なるほど、オレはそれをやらなかったな。わははははははは。
ま、いいでしょう。ここまで順調にきたし、これからも順調にトシとっていくだけだから。
こんなじじいでも、これまで許していただいてきたから、それだけでもありがたいものである。だいたいは、まじめに一庶民としてささやかな人生を送ってきたから、破綻が無かったのだ。それもこれも、家庭生活を基盤として、仕事に邁進してきた故である。さらに、今の生活を送ることができるのも、過去の財産である。まことにありがたいかぎりである。
ただし、Twitterにも自戒シリーズとして①から⑧まで書いてみたが、表情の重要さということは、まだまだできないようである。無意識に深刻な顔をしてしまうのだ。けっして深刻な人間ではないのにもかかわらずである。以下にTwitterには何と書いたか、ダブルけど紹介してみたい。あくまで自己の戒めであるが。
自戒①:全体の雰囲気というものが重要である。顔の中心部分たる鼻や眉間に険があるようではいけない。顔全体からくる雰囲気が大切です。
自戒②:自分の顔が実に陰惨な暗い表情をしていてはならない。眉と眉との間に深い縦皺が刻まれて、自分の表情からは自分ながら愛想のつきるような、暗い暗い雰囲気がただようていてはならない。
自戒③:自他のため 体裁ばらず 眉寄せず 腹を広げていつも にこにこ
自戒④:人相見はまず眉間を観る。眉間に皺がよっているような人は、「これは駄目だ、あんたの運勢は悪い」という。すべて眉根に皺を寄せることは、自ら運勢をわざわざ悪くするようなことになる。
自戒⑤:表情をいつもにこにことして暮らすことである。常に朗らかに微笑せよ。
自戒⑥:表現は人生に先立つ、人生は表現を模倣する(オスカー・ワイルド)
自戒⑦:言葉の大切さを自戒すること。用語の選択、さらに語調に留意したい。澄んだ響きをもって、相手を包むようなあたためるような邪念のない声でありたい。
自戒⑧:常にやわらかい気持ちで相手に接していきたいものである。
なかなか実行できないことだけどねぇ。
そういうことです。そういうこと。
今日から孫が遊びに来ているので、なかなか記事が書けません。時間を盗むようにして、やっつけでやっています。(いつもそうだけど)
じゃぁ!
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