ついに500回!
ぽつぽつと書いてきてついにこの回が
500回だから何か素敵なことを・・・・と思っていたらプレッシャーになってしまい、
やっぱり「平常心で」と思いなおしました。
今日のお題は、「分度器」。
算数は計算だけでなく、「図形」の学習もあります。
当然計測や作図も。
なぜか図形の学習になるとがくんと点数を落ちてしまう子がいます。
たぶん、手先や、空間の認知に課題がある場合が多いかと思います。
今日は「分度器」に関して考えてみました。
「2つの角度を調べましょう」
もう、感覚的にぱっと分度器が使えてしまう子もいます。
でも、「角」の意識が弱い場合は、まずどこをどうやって測るのか悩みます。
そこで・・・
こんなふうに角に色をつけて、頂点に点を打ちます。
なぜかというと、分度器の黒い線と印刷の黒い線が重なって、
「見えずらく」なってしまうからです。
そして、魔法の分度器登場!
左側にある角度を測るときは、「青い文字」を読み、
右側の角度を測るときは、オレンジ(赤)の目盛りをよめばよいのです!
ある学校の先生は、ふつうの分度器を配布した後、丁寧にマジックで
両側に色を一人一人につけてくださっていました。
でも、市販のものでもあるのです。
学校で一斉に分度器を購入して配るなら、ぜひこの分度器を!
ある程度問題数をこなすと、だんだん「こつ」がつかめる場合も多いです。
でも、とってもとってもとっても努力が必要な子どもだったら、
疲れてしまって、「分度器きらい!」になってしまうかもしれないのです。
だったら、「あの子だけずるーい」とならないように
全員配布してしまった方がよいのでは?
先日の新聞記事で書字障害があり、医師の診断書も添えて学校に配慮を求めた
(かつて)中学生だった方の記事がありました。
結局タブレットの使用が制限されてしまい、かなりきつかったそうです。
また、別の日の記事では、学校でタブレットが主流になり、
「手書きが大好き」派の生徒なので違和感がある、と言う投稿もありました。
どちらの場合も、「その子どもに合った」方法にすれば、問題がないと思います。
必要なときに必要な「学習の道具」や「学習の方法」がもらえないことで
不利にならないように。
配慮は、「何かしてもらう」ということもありますが、
子どもや保護者が自分でできる方法を見つけて
それが不正ではなく、費用的にも可能な限り周りのみんなが理解する、という方向になればいいのに
と思うこの頃です。
子どもが自分で「選べる」ということは、主体的な学習につながると経験上感じます。
(分度器も、色つきでないのがいい子は、自分の分度器でよいかと思います)
今日ショッピングモールを歩いていたら、
こんなポスターを見かけました。
圧倒的な強さを誇るチームに対し、2敗したところで
「なんとか勝とう」と激を入れた選手が大活躍しての1勝。
元気をもらっています!
先日も、ちょっと苦手な教科の100点のテストもってきた子どもがいました。
さりげなく、ノートと重ねて置いてあって・・・。
思わず👏でしたが、本人は「え?なんで?」という表情をつくっていました。
少しずつ少しずつ前に進む感じが私はとても好きです。
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