横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

その子に合った「支援場所」探し

2023-10-26 13:16:08 | 発達や学習が心配
軽い長そでで過ごせる、今の季節が大好きです!

(ただし、花粉の影響は除いて・・・

このところ世間をにぎわせている「フリースクール発言」。

私も教室に入りにくいお子さんを何人か支援してきているので、

とても気になっています。

ちょっと気分を変えるレベルで教室に入れるのなら、

みんな困りません。

でも、なかには、友達に会いたくても

学校に足を向けただけでからだが固まってしまったり

体調が悪くなったり

夜ねむれなくなったり。

いろんな心と体の不調がやってくる状態の子どももたくさんいます。

そんな状態のときに「無理に登校させる」ことは、

保護者でなくても学校の先生たちも望んでいないと思います。

不登校児童生徒が増えた原因として

「コロナ明けで学校生活が戻ってきたから」のようなことを伝えている番組もありましたが、

そうなのかな?と思います。

もっともっと複雑なのでは?


友達との関わり、人との関わりが欲しい状態になって

部屋から出たい気持ちになって

いきなり「教室」でなく、

別の場所で心やからだの準備をする・・・そんな場所の存在が多くの子どもに必要なのでは。

学校の中や適応支援教室など公共の場所や

いろいろな団体が行っている支援場所。

子どもや保護者が選べる、ということも大事だと思います。




先日、あるお子さんの検査をとって

そのお子さんに合った学習方法を実際に練習してみました。
検査の結果から分かる特性と日頃の学習の様子からターゲットを決めて解決方法を考えてみました。

パソコンが得意なお子さんだったので、自分で学習ノートや教材をつくること、

分からないときに調べる方法などをお子さんのパソコンと私のパソコンを

横に並べながら一緒に試してみました。

パソコンなので、「アレンジ」はいくらでもできます。

私の操作を見ながら、すぐ自分でも試せるところは、さすが!
今回は、反応をみながらの提案でした。
さっそく試験に向けて試してみるそうです。

提案は、あくまでもこちらの考えなので結局、自分で試しながら、

「自分仕様」に変えていかないと、ずっと使えるものにはならないのかな~と

提案しながらいつも思っています。

その子どものもともともっている力

その子どもが手に入れることのできる環境(学校・支援者・学習道具・学習場所・家庭・友達)

その子どもが望んでいる「自分のすがた」


・・・・少なくてもこの3つを考えて「理想論」でなく「今具体的にできること」

落として考える

そんなことをニュースを見ながら考えていました。





先日横浜の洋光台に行くことがあって、

ずっと気になっていた「洋光台バーガー」を試してみました。



JRの洋光台駅改札を右に行った商店街の中で

外のテラスで食べている方もいる

「PassTime」というお店です。



ボリューム満点でお値段もリーズナブル。

お肉の味も



月がきれいな秋ですね~💛



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慣れているいつもの「動作」。変えることはできる?

2023-10-12 14:51:07 | 発達や学習が心配
やっとすごしやすくなってきましたね💛

10月といえば、スポーツの日、そして運動会。

今では春と秋の開催が半々ぐらいでしょうか?

運動会と言えば、ダンス。

先に「曲」が決まってだいたいの「振り」を先生や生徒が考えて・・・

でも、この「振り」。けっこう途中で変更があるんです。

並んでみたら「見栄え」がしなかった

曲の長さと動きが合っていなかった

試してみたら子どもの実態にあっていなかった

・・・・そして、細かな変更、大きな変更。

練習しながら創りあげていく感じです。

そうすると・・・・・・

一生懸命覚えたのにまた「覚えなおし」。

がけっこうある。

そのたびに「頭の中を修正」し、新しい振りと「記憶を入れ替える」。

こんなのおちゃのこさいさい、という子もいますが、

なんだか分からなくなって混乱してしまう場合も。

個別支援級担任だったときは、

初めからダンス練習に参加する場合と

「出来上がったころ」に参加する場合とお子さんに合わせて考えていました。

「修正」するのが難しい子どもは「完成形」ができてから参加の方がよいかもしれないです。

それまで教室にいるのが難しければ、

「部分的」に体を動かし、変わりそうなところは「見学」でもいいかもしれません。


もちろん、一般のクラスにもいろいろな状態のお子さんがいるので

ダンス練習もなかなか一律にはいかないこともありそうです。


ダンスの「振り」も記憶です。

この「記憶」、ふだんでも「動作を伴うもの」だと変更が大変です。

「からだの動き」と「知識」が結びつくと、かなり強力な「記憶」になる気がします。


私は先日、たんすの整理をし、しまう場所を変えたのですが、

どうしても、「前の場所」の引き出しを開けてしまい、

「あれ!、あ、変えたんだった!」ということが数回。

頭が固くなってしまう大人だからかな~?

でも、たんにことばを覚えるような「知識」だけだと

変更もけっこう簡単です。

たとえば・・・

円周の長さは、円の直径のだいたい3倍円の直径の3.14倍

などと覚えなおすのは、そう難しくもありません。

もしかしたらこのブログをお読みの方も

職場が変わったり、引っ越したりしたときに

つい、前の所在地の方に行きかけたことはありませんか?


少し「切り替え」が苦手な子どもは、「動作を伴う変更」が難しいかもしれなくて、

変更があることで混乱したり、いらいらしたり、疲れたり、がまんができなくなったり

するかもしれません。

ダンスや組体操などの練習のときに下を向いて砂いじりをしているような子がいたら、

叱るより前に今どんな状態なのか本人に訊いてみてもよいかもしれませんね。

きっと、自分の気持ちに関心を向けてもらうことで積極的に参加できるようになると思います


横浜ランドマークタワー70階からのながめ

海はおだやかです・・・。

今週のクライマックスシリーズ、よ~こ~は~ま~ベイスターズ、がんばってほしいです!!


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