横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

子どもの困った行動どうしたら・・・

2018-02-23 11:42:01 | 発達や学習が心配
やっと晴れ間が出てきました!(横浜です)

花粉ももれなくついてきています

2月も末になると、学校も少し空気が

変わってきます。

卒業する学年があり、

学年が変わる準備があったり

新入生を迎える準備があったり

教科書も「後ろ」の単元になり

「一年間のまとめ」があったり。

「空気」が変わるとなんとなく、子どもたちも

そわそわ。

大人の変化を「敏感」に感じてしまうんでしょうね。



先日、「保護者サロン」を

「子どもの困った行動、どうしたら?」

のテーマで行いました。

まあ、「絶対的な特効薬」はないことは

分かっているのですが。

学校に勤めていたとき、

どうしたらよいか悩んで、「学習会」に参加しました。

そのとき講師から教わった「行動療法」の理論。

実際にやってみてうまくいったことも

そうでないこともあります。

「困った行動」はどのくらいの頻度で起こるのか。

「行動の前」になにがあるのか

そして、「その行動」が起こった後に

どうなるのか。

「行動」の

替えていくことで「許される形」に変えていく。

(うまくいけば、です

「困った行動」についていえば、

一番困っているのは、「子ども自身」かも

しれないです。



・・・・一人の子どもの中では、

ずっと「連続」している
のです。

例えば、「教室で友達とけんかして

いらいらして廊下を走っていると

いらいらの原因を知らない隣のクラスの先生に

叱責される。

それで、またいらいらして

教室で壁をけっていると

その事情を知らない他の子に注意される・・・

そこで思わず「ばか」などと言い返し、

それを担任に伝えられてまた叱られる・・・・


こんなことが繰り返される。

一人の大人は、「ほんの断片」しか

見ていないので、その子のいらいらの

原因が連続していることが分からない。

家庭でもそうかもしれません。

サロンでは、

ペアレントトレーニングで

習ったことを思い出しました。やらないと

定着しないということが分かりました。

子どもの問題行動に冷静に

対応できるとよいと思いました。

暴れるだけでなく、困るほどではない

いろいろな行動にも「機能」があるか

探ってみたいと思います。

兄弟それぞれにどう接するか

課題です。

少しでも生活に採り入れてみようと

思いました。保護者サロンでは、ただ話を聞いて

もらいたいとき、辛いとき、学びたいとき、

毎回発見があります。

・・・とご感想をいただきました。

ありがたいです!


私自身、毎回「終わったあと」気づきがあります!


あと、1か月。子ども達、落ち着いてすごせますように。



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「記憶」って「生理的な」ものなのでしょうか?

2018-02-10 18:47:48 | 発達や学習が心配
今日は、なんだか暖かい・・・・

これから「雨」が降るのでしょうか。

先日、NHKで「人体」という番組を見ました。

塾の先生をしている以上、

または、個人としても(笑)

「どうしたら、記憶を増進させられるか」

とっても興味があります!


脳が「デフォルト・モードネットワーク」

(ぼおっとしている状態)のとき、

「記憶の断片をつなぎ合わせている」のだそうで、

このときに「ひらめき」がうまれるのだとか。

・・・だったら、「私なんか、ぴかぴかになるはず」

脳の「海馬(かいば)」の中に「歯状回(しじょうかい)」という

歯のような形をした部分があり、

新しい神経細胞が生まれ続けているのだそうです。

新しいことを覚えると、その細胞に電気信号の「ルート」が

できるそうです。

一つの「記憶」に一つの「ルート」ができるとのこと。

子どもや、知識欲の高い人は、たった今も

「ここ」がどんどん増えて

いっているんですね。

(もしかして、私が授業している瞬間にも

うんうん・・・・「分かった」と子どもが

笑顔になるその瞬間の、「その子の脳の中の動き」を

想像してみると・・・・・。

すごいことです。

海馬から大脳皮質にこの記憶されたものが送られると、

生涯忘れない、記憶になるそうです。

         


そういえば、ふだんすっかり忘れているような

受験のとき覚えた「英単語」が、ゲームなどのとき

ふっと「思い出せる」ときがあります。

「忘れてしまった」のではなく、「奥の奥の奥に」

「大切にしまわれて」いただけだったんですね!

(う~ん、さっと「取り出せる」ともっとよいのですが・・・)


いわゆる学校の「学習」で言えば、まず

「記憶の回路」(神経細胞の伝達ルート)をつくり、

それを忘れないうちに「リハーサル」し、

だんだん大脳皮質に送って「ためて」いけば、

いうことなし!!!

(まあ、理屈はそうでもなかなか大変ですが・・・)

脳に新しい細胞をつくるためには、

「インスリン」の働きが大事で、

その「インスリン」をうまく働かせるには、

正しい食事と体を動かすこと

大切だそうです。

つくえにかじりついていてばかりでは、

「学習」が進まないのですね。

もちろん、メンタルな面も大切なようです。

(ストレスはよくないようです)


           


・・・ここまでテレビをみながらメモしていたのですが、

またこのブログを書くことで私の「記憶」がつくられたかな・・・

だといいです。


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パソコンで日記を書く

2018-02-03 09:29:12 | 発達や学習が心配
雨ですね・・・・

朝方雪に変わるらしいです。

今回はあまり積もらないようです。

今日から2月。

学校はあと1か月とちょっと。

教員をしていたときは、

今が「修羅場」だったのを思い出します。

年度末は仕事がbig waveのように

次から次へと押し寄せてくるのです・・・


        

「まくら」が長くなってしまいました。

今日は、「パソコン日記」の話。

筆記具(✎など)で字を書くことに苦手感があったり、

作文と言うとからだが緊張してしまったり・・・

でも、パソコンならなんとかいけるのでは。

と、始めたのが、まず、

「ローマ字入力のキーボード練習」。

1回に50音の1段ずつ練習します。

「ん」まできたら、今度は日記。

大変かと思ったら、子どもたち「機器」には強く、

(覚えていない子は)ローマ字表をみつつ

(覚えている子は)1字1字思い出しながら

「日記」を打っています!

例え最初は1行でも、覚えたローマ字入力が

できることが「かっこよく」

そして、漢字が苦手でも、パソコンが「変換」して

くれちゃうことが「うれしく」

2回目も嫌がらずに取り組んでいます。

この日記、書いてみると

今日は何日だっけ?「ついたちです」

     ついたちって、1日のことか・・・・

     (日づけの読み方を覚える)しめしめ・・・

今日、何があったかなあ。

     あ、そういえば~したんだった。

     (学校の様子がわかっちゃう)

「それで、どうおもったの?」
     
     今日、おかわりができてすごくラッキーだった!

     (だんだん気持ちを表現することばを

      増やしていきましょう。影の声・・・)

「あ、今日「た」って見ないで打てた!」

     (ローマ字も覚えてきた!)

ちょっと前に書いたのも見て見よう。

     あ、そうだった、そうだった・・・。

    (自分の振り返りもできちゃうね)


・・・・といいこといっぱい。

   間違って打ってしまったところも、訂正しやすいことや、

   ✎だと漢字にできないことがパソコンで

   できてしまうこともうれしいようです。



   富士山。見ていると気持ちが晴れ晴れします。

  もちろん、「作文力」をつけるには、

  文法的なことも必要です。それは、それで

  別の「紙教材」を使うとして、パソコン日記は

  「続けていけるんだな~」というのが実感です。


  見ている方もあまり「形式にこだわらず」

  少し「ゆる~く構えて」いると子どもたちが

  どんどん進んで分からないことは訊いてくるし、

  書こうとするように思います。

  (そこに小さい「つ」入れようね。なんて

  紙だとってなってしまう子も

  なぜかパソコンだと、「うん。」)
  
  文字を大きくできたり、辞書機能がついているのも

  「負担」を軽減できるようです。



              

  明日の朝は道路、どうなっているのでしょうか。

  子どもたちは、楽しみにしているらしいです。

  「日記」に書くのかな?

  
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