横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

夏休みは、ここ!② 赤坂離宮

2024-08-13 16:24:56 | 発達や学習が心配
JRの四ツ谷駅から徒歩7分。

歩いていくと、いきなり見える白くてきらきらの門。

その奥にあるのが、「迎賓館」。

外国のVIPをお迎えする館です。

ときどきニュースで黒い車から降りてくるお姿を拝見することがありました。

本館は、予約なしで入ることができます。

ただ、入口で荷物チエックがあります。



左側が大正天皇が皇太子のときのお部屋・右側が妃のお部屋として造られたそうです。

内部は、写真撮影ができないので、パンフレットから



羽衣の間



晩さん会が行われる花鳥の間。

長方形で縦長のお部屋です。

日本の自然をモチーフにフランス風の装飾。

公開されている中では、エジプト風の装飾の部屋もあり、不思議な感じでした。

賓客は、正面の入口から入られるとのことでしたが、床材が貴重なため、

一般公開では、西側からの入場です。



今回は、和風別館(游心亭ゆうしんてい)の見学を予約しておきました。


とても暑い日だったので、特別にVIPの入口から入れていただきました。



皇室のもう一つのご紋、桐だそうです。

官房長官の記者会見のときの演台にもついていますね!

もともと使われていたご紋だそうです。

内部の壁に特別な漆喰が塗ってあるとのことで、荷物が触らないようにと注意がありました。

和室も長方形で、VIPたちが座る席は、掘りごたつのようになっていました。

食事はホテルからのケータリングだそうです。

テーブルは、稼働式で、踊りの舞台にもなるということでした。

控えのスペースは八角形になっていました。

照明も八角形。

設計者の谷口吉郎さんの意匠だそうです。

中庭には、池がありました。



陽がさすと水のゆらぎが天井に映えるとのこと。

確かに波のようでした。

池、といえば、鯉。

当初は、水深も浅く、鯉もいなかったそうです。

ある首相がぜひ、鯉を、ということで深く掘り下げたとか。

VIPが来る前に少しおなかをすかしておいて、えさやりをするとそばに寄ってくるように工夫しているという

「裏話」もガイドさんから教えてもらいました。

飾る盆栽一つも1000万円クラスだそうで、その盆栽も暑さで傷まないよう、

今年から「日陰」対策をしていました。

職員さんも大変です!

すしや天ぷらを召し上がる(ここは実演)場所もありました。

茶室は、「見せるお点前」だそうです。

全体に本館と比べはでではない「和」のおもてなし心を感じました。

故エリザベス女王がお手植えされた木を回ると、一周です。

絶対に外では靴を脱がない女王陛下は、ここの和室で世界で初めて靴を脱がれたそうです。

西欧のVIPは、記念撮影では、できるだけ足元を写さないというお話も初めて聞きました。

和風別館見学には、グループに1人のガイドさんがつきます。

この日のガイドさんは、全くメモなしにすべての案内を見事にしてくださいました。



本館の正面にまわってみました。



建物全体・この噴水も国宝なのだそうです。


外に出ると、38度の暑さですが、迎賓館の中は全く別世界。

大正天皇が皇太子時代にご成婚を機に造られたそうですが、

お住まいはなかったということです。


噴水前にキッチンカ―がでていました。

この日は飲み物とデザートでした。

和風別館と合わせて1・5時間ぐらいのコースです。

いろいろ制限があるので小さいお子さんにはまだ難しいかな~という印象でした。

大人の皆さん、機会がありましたら、ぜひ!

VIPがいらっしゃらないときが公開日です。






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (190333inuneko)
2024-08-14 09:55:24
凄いところですね、予約なしで入れるとは貴賓有る雰囲気凄いですね
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Unknown (ultraman800)
2024-08-17 21:44:57
はい。日本とは、思えないほどキラキラの世界です。機会がありましたら、是非!コメントありがとうございます。
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