横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

ちょっとさみしいときには、ほっとするものを探して

2014-11-24 16:39:05 | 発達や学習が心配
3連休最後の今日は、ちょっと曇りがち。

空を見ても、どよーん。雨がふらないだけいいか。

・・・秋になり日が短くなって,木々の葉が落ち始めると

なんだか少し「さみしい」感じ。

年末に向かう少し前のこの頃がちょっと

なってしまう方もいると思います。

(来月は、クリスマスとか歳末バーゲンとかありますからね!

それまでの間です。)



寒い→温かくなりたい→毛糸→・・・

ということで、こんなものに挑戦!



いったいなんでしょう?

ネットで見つけた「牛乳パックで作る毛糸のマフラー」

制作中!上からのぞいたところです。



上から見ると、蜘蛛の巣みたいです。

ただ、単純に糸を回しかけて、前にあった糸と交換(?)

していくだけなのですが、この「単純な作業」が

けっこうはまります!しかも、

あっという間にけっこう長く編めてしますのです。

もうすぐクリスマス、ということでちょっとアレンジ。



短めに編んで、端をくるっと丸めて、ぼんぼんをつけて

リースにしてみました。編む部分なら1時間弱。

幼稚園で取り組んでいるところもあるようで、

「集中力up」や「指先の訓練」にも役立ちそうです。

大人も楽しい!毛糸は百円ショップのアクリルのもので十分。

・・・「手を動かす」って、ちょっとさみしい気分のときに

気分転換になりますね。

気分を上げたいときは、ハーゲンダッツも

いいけれど、明るい色を見たり触れたりも

いいですね。


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活動していないときは、きっと”充電中!”

2014-11-18 13:35:44 | 発達や学習が心配
日陰にいるとちょっとひやっとするこの頃です。

学校は、研究会や就学時検診で午前中授業になる

こともある今月です。

今日は、「充電中」のお話。

図工の時間、「お話の絵」を描いていました。

お話を選ぶまでが結構大変!

またお話を選んだとしてもどの場面を

描くかまた悩むところ。挿絵を写してしまうと、

「読書感想画」にならないので本はしまって

描きます。同じ本を選んでも子ども一人ひとり

感性が違うので、全く「違う絵」に仕上がります。

そんな中、ずっと本を選べない子どもがいました。

早い子どもは、もう背景にかかっているころです。

休み時間に図書室で一緒に本を探しました。なかなか

しっくりくる本が見つからないようです。何回か図書室に

通ってなんとか1冊決めました。教室に戻ってきて、いざ

描こうとすると、また下描きの鉛筆が持てません。

こんな感じはどう?と私は薄く線を描いてみました。

それでも納得がいかないようです。

しばらく他の子どもたちの指導に回りました。

実は今日が仕上げの最終日。熱心な子どもたちの様子を

見て予定時間をだいぶオーバーしての、今日でした。



ここまできたら、その子どもが自分で動き出すまで待ってみようかと

思っていたところでした。ぐるっと回ってその子どもの席に行くと・・・

私の描いた線はすべて消され、素晴らしい構図の下描きが出来上がって

いました!

色塗りもあっという間で、他の子どもが名札をつけているころ

なんと完成!!


その子の内面がこんなに「豊か」だったのかと驚くような作品でした。

あの長い時間、ずっとずっと、自分の心の「充電」を続けていたんですね。


新しい「運動」でも似たような感じでした。はじめなかなか「参加」しなかったのですが、

「自分が入りたくなるまでみんなの動きを見ててね」と言ったら、

「3回目」で入りました。以後この子どもには、

「3回目」が合言葉になり、新しいことは自分で「3回目には挑戦する」と

決めたようです。それまで少し苦情を言っていた周りの子もそれで納得!

すぐ「のって」くる子どももいれば、「充電」が必要な子どももいる、と

実感した私でした。

「いつまで待てるか」は支援者の忍耐力にかかっているのでしょうね。




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いらいらの原因は自分?

2014-11-03 20:38:42 | 発達や学習が心配
3連休最後の今日、もしかしたら・・・
保護者のみなさんの「いらいら」がお子さんに向けられた瞬間が
あったりして・・・。
疲れているとき、自分自身のいらいらに気づいていないとき、
自分から発しているのにまるで「コントロール」から外れて
しまうかのように出てくる「怒り」。



自分自身がいらいらを出しているとき、

ちょっと後ろからそんな「自分」を見ている「もう一人の自分」に

気づくことがあります。

でも、「止められない」んですよね~。

相手が子どもであっても。




そして、子ども自身が発する「いらいら」。

たいていは、身近にいる保護者や、年下の弟妹に

向けられるのではないでしょうか。

子どもの中に「急は予定の変更」に「ついていけない」状態が

あったり、「自分の願い」とかけ離れた「現実」があったりするとき

「いらいら」が強く出てしまうような感じです。

自分の中では、「こう」と思っていても「表現がつたない」ために

「相手」には、そのように「伝わっていない」ので

「食い違い」ができ、「予想した結果」が得られないための

「いらいら」。

子どもの頭の中には、「自分はこう思っているのにどうして

分かってくれないの?」という思いがあるようです。

・・・こんなことを「繰り返す」子どもがいます。

回りの友達や保護者、先生は「またか」という感じ。

「相手には、自分の思いが伝わっていないかも」という

「想像力」が育っていないのかもしれません。


「いらいら」が最高潮に達しているときにいくら「説教」しても

火に油を注ぐだけに・・・・。

しばらくは、「距離」をとって「沈静化」を待ち、

落ち着いてから、「どういう意味だったの?」

「こう言えば伝わるよ」と話せるといいですね。

(こちら側にもいらいらが伝播しているのでこちら側も

落ち着いてからです。けっこう難しいですが)

あとは、「いらいらが出そうな予兆」があれば、

「先回り」して「ぜんぜん別の話題」で「脱力(例えば笑わせるとか)」

させてしまうとか・・・・。

こんなことを書きながら今日1日を振り返り

またまた反省する私です・・・・。


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