横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

夏休み前の面談の前に準備しましょう!

2014-06-30 18:24:35 | 発達や学習が心配
少し晴れ間がのぞいたとおもったら、また雨。
なかなか梅雨があけませんね。
でも、梅雨が終わったら、すぐ夏休み!
子どもは7月になったら、指折り数えています。

その前に個人面談がある学校や園も多いと思います。

学校によりますが、個人面談の時間は、思ったより「短く」
感じるのではないでしょうか。

一人10分から15分ということも。

先生から学校での様子(生活面、学習面、友人関係)の話があり、

保護者からは、家での様子を話して、時間が来てしまうことが

多いと思います。

「もっと聞きたいことがあった。」

「友達関係が心配だったけど、さらっと流れてしまった」

「なぜ応用問題ができないのか、聞く時間がなかった」

・・・学校や園からの帰り道、いろんな思いがよぎるかも

しれません。



10分や15分という限られた中では、ポイントを

しぼって話ができるとよいですね。

メモに話したいこと、ききたいことを書いてもって行ったり、

予め先生に「~についてお訊きしたいです」と知らせたり

しておくと、話の「焦点化」が図れると思います。

もっと長い話が必要なときは、面談期間中でなく、

別の機会をつくるお願いをするのも一つの案です。

学校から家にたくさんリクエストが出た場合は、

「優先順位」を考えて、保護者も無理せずに、

また子どもの現状から

「段階的」に進めるよう、お子さんと話し合うことが

とても大切だと思います。

2~3か月で2割増し、ぐらいの気持ちで・・・。

例えば、テストが60点だったら、夏休み明けに72点を目指す、

毎日忘れ物があるなら、夏休み明けに週1~2日

は忘れ物がない日をつくる・・・など。

「子どもは急に変われない」。

もちろん、大人もです。




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なくて七癖・・・

2014-06-24 13:42:24 | 発達や学習が心配
昨日は、梅雨らしい天気でした。
今日は、むしむしして、どんより・・・。

ちょっと元気がでません。

でも6月も終盤にさしかかり、あとひとふんばり!

今日は、「くせ」の話です。

私は教員をしていたとき、「先生って、話し始めるとき、
教科書の上をすうっと、指でなぞるくせがあるよね。」
と生徒に言われ、どっきりでした。

全く気づきませんでした。

緊張すると髪をかけ上げる人、

話に夢中になると、指をもぞもぞさせる人

・・・いろいろですよね・・・。

子どももよく見ていると、苦手な課題に取り組むときに


「くせ」がでてしまうことがあります。

消しゴムで机をごしごししたり、鼻をひくひくしたり・・・

あくびがでることもあります。

たいていは、「自分だけのひっそりしたもの」ですが、

ときには、周りの人が気になってしまう「くせ」も。

本人は、まったく意識していなかったのですが、

つい「自分の鼻」にさわってしまうくせのある子どもがいました。

隣の子は気になって仕方ない。

衛生的にもどうかな、ということで

「代替え手段」を考えることにしました。

どうも真剣に問題に取り組むときにこのくせがでるようです。

「手」がなにか触っていて、周りも気にならないものを

考えてみました。授業中、触っていてO.K.なもの????

例えばハンカチとか。

ハンカチ、試してみました。急には、以前の「くせ」が

ぬけなかったものの、だんだんハンカチをさわることでも大丈夫に

なってきました。それと平行して、その子の「くせ」が

気になっていた周りの子たちと「いい関係」になって

いき、ますますその「くせ」が減っていったのです。

だんだんハンカチもいらなくなりました。


すべての「くせ」を直すことはできないし、ほとんどは

そのままでいいものだと思います。でも友達との関係に

影響していまう「くせ」ならば、別の形にしていくことも

考えてもよいのかもしれません。




・・・私もいまだにいろんな「くせ」があって・・・

「意識すればするほど」くせが直らない気もするこのごろです。



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気分を上げる・・・

2014-06-16 17:07:19 | 発達や学習が心配
梅雨の晴れ間・・・本当にうれしいですね。
日本代表は負けてしまいましたが、まだ試合はある!

それにしても、むしむし・・・。
湿度が高いのは、苦手です。

みなさんは、気分を上げたいとき、どうしていますか?

高いバッグを買う?少し華やかな服を着る?
友達に会う?

私は、これ!




抹茶アイス!(ハーゲンダッツもいいですね!)

食べると元気がでます。
(走ると汗が出るので、速足で歩いて帰らないと!)

子どもが勉強に疲れたとき、
苦手な課題をやらなくてはいけないとき、
どうしていますか?

「これが終わったら、~あげる」とか
「これができたら、~していい」とか

けっこう、「もの」や「許可」でつって(?)しまうことが
あるかもしれません。

私は、「がんばりシール」をときどき
あげていました。(今でも・・・)

その子の大好きなキャラクターで。

始めのうちは、シールにつられてがんばっていた子が
あるとき、
「もう、シールは、いらないよ。」
と言ったのでびっくり!

「課題が自分の力で達成できたこと」自体に満足を
覚えたらしく、自分で終えたことが「ごほうび」に
なったらしいのです。

ええっ! いつの間に。

少しずつ少しずつ、課題のレベルを上げ、
量も増やし、がんばってきたこと
・・・もちろん、ほめてほめて褒め続けてきましたが・・・

「自分で気分を上げる」ことができた子ども。

すばらしい、の一言です。





私は、人にほめられると、すごく気分が上がりますが、

自分自身では、やっぱり「もの」。

完全に子どもに負けています。(~はあ



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ワーキングメモリを”増設”したい・・・

2014-06-10 18:38:53 | 発達や学習が心配
ワーキングメモリを増設したい!

・・・これは、私の話です。
今週は、とてもせわしなく、やるべきことが
どんどん増えて、(締切のあるものばかりで)
すでにいっぱい、いっぱい。
聖徳太子のようにはいかず、
あわてているわりにはかどらず、
あわてれば あわてるほどミスも出て、
「やり直し」。結局仕事が片付く能率が落ちる・・・
という悪循環!

子どもや仕事の同僚と接するとき、ちょっといらっと
してしまうことがありますよね。
私の場合、この「ワーキングメモリ」がいっぱいいっぱいの
ときなんだろうな、と後で、思います。

この「あとで」がくせもの。

いらいらし始めたときに、深呼吸して
「あっ!今、私、自分の中の容量を超えた仕事をしてる」
と気づけば、子どもにも同僚にも、
「ごめんなさい。ちょっと10分待ってもらえますか?」
と返せるんですけどね。

自覚していないから、つい、いらいらを相手に出して
しまうんですよね。



子どもでも学校や家で、
「これやって」と言われてそれが終わらないうちに
次の指示が出ると嫌になってしまったり、混乱して
しまったりすることがあります。
以前、とても作業が丁寧で、完璧にこなしたい子どもが、
「さあ、国語はしまって。算数をやります。」

と言ったとたん、いらいらを出してしまうことが
ありました。観察していると、この子どものいらいらの
原因が、ほぼ、この
「途中で思考を止められる」
ということに気づきました。
そこで、
「終わるまで待っているね。でも終わったら、
みんなと一緒に算数をやろうね。」
と声かけしました。すると、本当に落ち着きました。
「一つのことがやり終わらないうちに他の作業は入れない」
この子どもにとって、大切なことだったのです。
そして、だんだん一つのことにかかる時間が減り、
みなとほとんど同じ時間で学習作業ができるように
なりました。
「あれも、これも」とつい、言いたくなりますが、
ちょっと我慢して、「今はこれ。」に絞ると
逆に能率が上がるのではないかな、と思います。

で、でも・・・・締め切りが・・・・。


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最近、この「ミッケ」ワーキングメモリのトレーニングに使えないかな、
と思っています。いっぺんに探すものを増やしていくとか・・・。


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分度器、三角定規、ものさし・・・計測は難しい

2014-06-02 14:40:28 | 発達や学習が心配
6月に入ったとたん、むしむし。
湿度が高いと、なんだかやる気もダウン・・・。
おっといけない。これからブログを書くのに。

6月ぐらいから、分度器、三角定規、ものさしと算数で「計測」分野の
学習が少しずつ入ってきます。
計算は、なんとかできても、この「もの」が介在すると、
とたんに、「わからない」「できない」「ずれる」
と、算数に苦手感をもってしまうことも。
コンパスも「好きな子はすきだけど」。




以前、端が「0」になっているブラック分度器を紹介しましたが、
普通の分度器はこんな感じ。

4年生の角度の学習になると、授業で先生が黒板で示してくれたときは、
なんとなく理解したようで、自分でいざ問題を解くとなると、
「えーっと、どうやるんだっけ?」

分度器の中心って、意外と目立たなくて、分かりにくい。



こんなことしてみました!

100円ショップの一番小さなシールを中心にはって、赤ポチ。

合わせる線にも色シール。

これで少し合わせる場所に意識がいくようです。

ちょっとひと手間です。

(テストのときは、先生の指示に従ってくださいね。)

今月は、宿泊行事がある学校もあると思います。

宿泊行事でつかう「しおり」。




(これは、漢字辞典のインデックスですが、こんな感じで)

どこになにが書いてあるか、ぱっと探しにくいときには、

「百円ショップのインデックス」

をしおりにはってしまうと、すぐ探せます。

教科書が「めくり」にくいお子さんにも効果あり。

コンパスは、学校でそろえて買った場合でも

「にぎってかけるもの」や、中心の「針」がさしやすいものを探して、

お子さんに合ったものが使えると、

「いらいら」が減ると思います。



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