横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「あなたは悪くない」

2024-03-22 19:15:50 | 発達や学習が心配


新年度準備をしています。

今年は小学校の教科書が4年ごとに改定される年。

新しい教材もあるようなので、本格的には、教科書を見てからこちらの教材つくりですが、

とりあえずできることから・・・。

youtubeを見ていたら、「ポケモンシール」を自作している方がいて。

その方のようにうまくは作れないのですが、

やり始めたら200枚!

がんばりました

なんか原型と違っているものもありますが

よしとしましょう。




今日は、心にちょっと雨のときの話。

子育てをしていたり、「先生」や「支援者」として子どもとかかわっていたりしていると

たまに

子どもが「突発的」な行動をとってしまうことがあります。

家の中だけでも大変なのに

「公共の場」でどっかー~~~~ん☆と大声を出してしまったり、

いらいらを爆発させてしまったり。

そうなると保護者や支援者は

もしかして自分の指示が悪かったのか

自分の言い方がきつかったのか

無理にできないことをさせてしまったのか

自分を責めてしまうことがあると思います。

でも、なんでもかんでも子どもの言うことを受け入れるわけにはいかない・・・

ただ、周りに迷惑をかけてしまうのなら少しゆるくする???

1回ゆるすとまた次も同じようなことでどっかー~~~~んがでてしまうのでは?


本当に本当に悩みます。


私もたくさんの敏感なお子さんと接する中で

穏やかに接しているつもりが、突然子どもがイライラしだして、

やっちゃった、私のせい?

と思ったことがあります。


教員のときは、スクールカウンセラーさんに相談しました。

するとカウンセラーさんは、

「あなたは、悪くない。」とはっきり言ってくださったのです。

突発的に起こってしまったことは仕方がないので

子どもの気持ちが収まるまで待つしかないと。

・・・・・そのことばは、本当に私の気持ちを「軽く」して、救ってくれました。

でも、このままでは、「次もあるかも」。

できたら、子どもも穏やかでいたいはず。


今度は別の方に相談してみると、

いらいらがでそうだな~と思ったら「気をまぎらわす」ようにしていくとよいのでは。

と教えてくださいました。

このアドバイスはすばらしく効果がありました!

いらいらが起こった「場所」から離れたり、

全く違う話題を出したり。

かなり以前書いたブログでは、「いらいらがでそうなときに一緒に体操してしまう」という例をだしましたが、

その子どもができそうな違う行動に変えてしまうのも手かもしれません。


完璧な保護者・完璧な先生・ましてや完璧な子どもなんていないですよね?

「やっちゃった~」と思った瞬間、大人が気持ちを切り替えて

全く違う行動にでてみるのもよいかもしれません。

「あなたは悪くない」

このことばは、支援する人を守るとともに

「今度はどうしたら?」と一歩踏み出すエネルギーになるかもしれないです。


いらいらしている子どもを見て困っている保護者・支援者がいたら

決して責めないでほしいです。




来週から春休みです。

いつもと違う生活のペースになって大人も子どもも少しストレスがたまるとしたら・・・。

ぜひ、一呼吸してこの話を思い出してくださいね。

少しでもお役に立てたらうれしいです。


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(線のついているところをクリックしてください)
4月から入塾をお考えの方、お電話くださいね。


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自分だけの「ネーミング」。

2024-03-11 14:24:32 | 発達や学習が心配
3月も半ばになりました。

小学校の卒業式までちょうどあと7日。

1~5年生も今年もまとめの学習をしていることですね。

1年間に覚える漢字、3・4年生が多くて、200字ぐらい。

読み替えも入れるともっと多くなります。

今、漢字ドリルが終わっているとして、いくつ書ける?と言われると・・・・・。

「文の中の文字だと思い出せる」

「読むのならできるけど、書くとなると半分ぐらい?」

「読み方が二つあるときは、訓読みの方が思い出せない・・・」

「それ以前に形が思い出せない・・・」

といろいろだと思います。



「こうふん」・・・この字をどうやって覚える?

例えば・・・



こんなふうに「自分流」に分解して覚えるのも一つ。

この分解、あまり細かいと大変。

市販の書籍でこの分解の仕方をのせているものもあります。

でも、「自分で作ったものでないと覚えない」のです!

書き順などは、気にせず(書道の先生、ごめんなさい!)

部分の分け方もはたからみるととっても不思議でも

どうやって覚えようか?と考えること自体が「記憶する」段階のスタート。

ことばや、音声から覚えるとよいタイプの人は、この覚え方を「つぶやきながら」書くと、

だまって10回書くより効果が上がる(はず!)

塾では、生徒さんが考えた覚え方を私が「どうやったの?」と訊くようにしています。

人に説明するとなおさら「記憶」に残りますね。

耳から・目から・手からそして意味からが結びつくのですね~


算数でも社会でも理科でも、結構「暗記」が必要なものがあります。

ここのところ、どうやったらその暗記がうまくいくかが、私のテーマなのです。

私自身も新しいことを覚えるときいろいろ試してみました。

ノートにまとめる

単語帳に書く

パソコンのキーボード入力して印刷

参考書にマーカーをつける


なにをやっても覚えられた(若い)時代から年々記憶容量が低下しているような・・・

それでも

今のところいいかな~と思うのが、1ページに4枠のある自作の暗記ノート。

このぐらいの量だと1回に入る情報の量がちょうどよく

見返しもしやすい。

そして、自分の手も動かす

1ページにたくさん詰め込まないのも自分にはいいかな~と思っています。

自分の字だと見返したくなります。


いつもより少し丁寧に書く


これも見返すために大事ですね。

たくさん書くとどうしても疲れて雑になってしまう・・・。

もちろん、たくさん手を動かした方がよいタイプの人はたくさん書けばよいと思います。

そして、筆記具と紙を使ったテストに向かうなら、

印刷物を「見る」だけでは習得がなかなか難しいのかなとも思います。

自分が手で書いたものを何度も見直す

そして、「図」からの方が記憶に残る場合は、

覚え方に「イラスト」を入れるとさらに効果的。


ノートをたくさん書くとそれで満足してしまって、

「見返す」ことが少なくなってしまう

それよりは、書くことは、自分の覚えられる量に絞り、

覚えるまで何度も見返した方がよいのでは?

そんなふうにも思います。

覚え方も人それぞれ。

小学生や中学生のうちに自分らしい覚え方が見つかると、ずっと使えますね!






はじめて・・・

おかきの袋の中に「全くなにも入っていない袋」を発見!

そして、ネーミングでくすっと笑ったのが



キャッチコピーやネーミング、記憶に残るように本当にいろいろいろいろ考えるのでしょうね💛

暗記するためには、自分で「キャッチコピー」を作る!

これに尽きるのかな?



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(線のところをクリックしてください)授業体験・教育相談の方はお電話くださいね。



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