横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

子どもの世界を「広げる」

2016-07-31 21:49:23 | 発達や学習が心配
一日の終わりに「今日の運勢」を

みるのが好きです・・・。ちょっと?な私です。

・・・当たっていません!

まあ、「星座占い」なんてそんなものかも

明日から8月です。



このごろ 子どもの「生活力や応用力」

年齢にこだわらず育てることが大切であると

感じています。

「いつもと違う事態に対応できる力」

例えば、

いつも通っている道が工事中で通れない

いつも持ち歩いているものを家に忘れた

いつも家にいるお母さんが外出しているとき

        宅配の人が来た

・・・日常では「予想もできないこと」が日々起きています。

   「一人で」対応しなくてはならないことがたくさん

   あります。

・・・「友達関係」では、もっとかな


いつもいつも保護者や先生がその子を「守って」いるだけではなく、

「自分の力」で対応していくことを小さいうちから少しずつ

練習していくことができるとよいのでは。

・・・以前「計画的に『子どもの世界』を広げている」保護者に

出会って感心したことがあります。

家族での旅行で少し役割をもたせる

放課後の友人関係を広げる

イベントの1日体験に参加する(保護者の送り迎え)

少年少女キャンプに参加(1泊から伸ばしていく)

・・・子どもは、毎年少しずつ確実に「自信」をつけていきました。


デイジー教科書です。背景や文字色を変えるとその子ども「仕様」になります。

「個別支援級」では、1年生から宿泊体験があります。

持ち物の準備や、服たたみ、スケジュールの中での

それぞれの「担当の仕事」など。

学校や家で練習していたのと違う「事態」になって

びっくりすることがあります!

また、初めて自分で髪の毛を洗う子どももいます。

一般のクラスでは、4年生からの宿泊体験が多いのですが、

支援級では、もっと早く小さいうちから「自立」に向けて

練習をしています。

ふだんから「本人ができること」を

確実に増やしていくことを大切にしています。

支援級に限らず、少し「特性」をもつ子どもほど

計画的にしていく必要があるのでは、と思います。

何はともあれ、夏休み。

少しのんびりするのも大切。

この「夏」が終わってまた少し「成長」する子どもたちを

みるのも楽しみですね。

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やっぱり「視知覚」気になります!

2016-07-19 19:29:16 | 発達や学習が心配
明日はいよいよ夏休み前最終登校

の子どもと「まだ1週間ある

という子どもがいる横浜です。



・・・夏休み前の面談では、

「漢字」や「書字」「音読」の話の他に

「読み取り」の話題もでたかもしれませんね。

「読み取り」は、国語だけでなく、どの教科にも

関係あります。

学校は「文字文化」ですからね~。

もちろん耳から「入れる」情報の力も大きいですが・・・。



最近、さらに「視力」が落ち、眼鏡をかえました・・・

私の話です。

「お手元」が少し見やすくなりました。

教室で眼鏡をかけている子どもの中に「遠視」の

子どももいます。

低学年では遠視の子どもがかなりいて、

だんだん成長とともに「ピント」が

あってくるようです。

でも、「遠視」は学校の「視力検査」では

見つかりにくく、見過ごされてしまうことも

多いようです。

学年が上がるにつれて、細かくなる教科書の文字

そしてグラフの目盛り・・・。

社会の時間、「地図」で「Lの5の地点」などと

示してもずっと「どこどこ・・・」と探し続けていたり、

先生に直された「赤ペン」の文字がよく見えずに

同じ間違いを繰り返したり・・・・。

よく見えないためにだんだん「読むこと」「書くこと」

から遠ざかってしまう・・・。


アーレンシンドローム

という状況もあるようです。(筑波大学)

私の塾でも「白い紙に印刷してあるものが

光って見えにくい」
という子どもがいます。

「いい紙」ほど見えずらい・・・。

ちかちかしてしまうので少し古紙が入った紙にしたり、

一行ルーペを使ったりしています。


一年間でこんなに学習したものがたまりました!

「見えにくいことがその子にとってふだん」のために

「困った」ということを伝えられない・・・・。

学校でも「C」が見えてしまうので気づかれない・・・。

そんな子どもたちがかなりいるのではないかと

思います。

「見えない」ことは「手先」「書字」にも

関わってきます。

「ぶきっちょさん」の中には、「見え方」の課題を

もつことが原因になっていることもあるかな、と

思っています。

気になることがあったら、ぜひ子どもの「見え方」を

調べてくれる眼科に相談してみてください。


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目盛りをよむときは、「姿勢を悪く」して? この夏 3周年を迎えました!

2016-07-11 17:27:33 | 発達や学習が心配
横浜港南台の地に塾を開設して3周年を

迎えました!


当初は「3年後」が思い浮かばないほど

・・・「静か(笑)」な出だしでした・・・。

今では毎日「元気な子どもたち」に

エネルギーをもらっています!

子どもっていいな。

どんなにいろいろなことがあろうと、

「前」に進む力をもっています。



今日のお題は「姿勢を悪くして」

・・・気になりますよねぇ。



「竹尺」は厚みがあり、「よい姿勢」のまま

目盛りをよむと、「ずれて」見えます。

「上からのぞき込むようにして見る」

どこまでを「よむ」か見えやすくなります。

2年生の担任をしていたとき、いくら練習しても

この「めもり」がよめない子どもが数名。

測っている様子を見ていると、どうも、この「mm」の

うにゃうにゃが見えていないような感じでした。

拡大コピーすると「よめる」のです。

(または、ものさしの上にルーペを置くとか)

せめて、この写真のように数字がついていると楽に

なるのですが・・・。どこまで「数えた」か

忘れてしまい、また、初めから数え直す子どもも。

(数直線につなげるために

数字なしのものを使うのかもしれません。)



角度を測る分度器・平行線や垂直な線を作図するときに

三角定規。

押さえている手が「すべって」しまい、

やりかたは合っているのに○をもらえない子どもたち。

裏にこのようなすべり止めがないときは、市販の丸いシール

貼るだけで、少しすべりにくくなります。



漢字も「見えていないために字形がとらえられない」

場合がかなりあると私は思っています。

見えていないものを「繰り返し」書くことが

「つらさ」につながっているのでは。



算数も「図形」「めもり」分野は純粋に「数学的」な内容だけでなく、

「手先の課題」や「見えにくさという課題」

ありそうだな、と気づくことがその子どもへの支援に

つながっていく、と思います。

「めもりをよむときは、姿勢を悪くして!」

生徒に言っていたら、その子どもがおかしくて

笑いすぎて、定規を押さえていた手がすべってしまい

ました。そこで、「測るときは、笑わない。」という

「こつ」も付け加えました。

それを言うともっと笑ってしまうのですけれどね。


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「雑草」ってどれ?そもそもそこですか・・・。

2016-07-05 08:28:03 | 発達や学習が心配
今日はうだるような暑さ
でした。

そうしたら、今、雷とともにたたきつけるような雨

それもあっという間にやんで・・・なんなんでしょう?

今日は、夏休み前後によく行う「雑草ぬき」の話です。



「先生、どれが雑草なんですか?」

うじゃうじゃ「草」が生えている校庭のすみや花壇で

こう聞かれて、1本1本説明している時間はありません。

こうやって訊く子どもは「雑草ぬき」の経験が少なく、

「ほおっておくと」本当に大切な「育てている植物」まで

すっきりとぬいてしまいます。

あーあ、となる前にひと手間。

ぬいてはいけないものにひもを結んで

おきました。

ぬきながら後ずさって「ふんで」しまうことは

少し「大目」に見るとしても・・・

まあ、「これをぬいていいですか?」ときける子は

まだよいかもしれません。

こんな工夫でもしないと、「雑草ぬき」をせずに

「遊んで」しまう子どももいます。

勢いよくぬいてしまい、土が横にいる子どもの

目に入ってしまうこともあります。

きっとぬくことに集中するあまり、

「周りが目に入らない」のでしょう。

そこで注意もしますが、

少し、「疲れてきたな」と思ったら

スズランテープで囲ったところを「全部ぬいて」

と指示したり、

「みんながぬいた雑草を集めて袋につめて運ぶ」

のような作業をしたりすることは分かりやすく、がんばれることが

多いです。

こんなことはあたりまえに分かっているはず」と

思うとそうでないことがいろいろあるのが

小学生。

本当に「教えていかないと」身につかないことが

たくさんあります!

逆に言えば、「教えていえば、一歩ずつ進む

ということです。

よくわかっている子どもが分からない子に教えるのも

すてきですね。

雑草ぬき、だけでなく、いろいろな「経験」ができる「夏」

になることを願って!





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夏休み講座残りわずかです。
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