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横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

必ず道は未来に通じている🌸卒業生メッセージ🌸

2025-03-31 20:26:50 | 発達や学習が心配

3月31日の年度末。

今日は、来年度(もう明日ですが・・・)の準備デーです。

私のデスクには、卒業生(卒塾生)からのメッセージが・・・

 

🌸個人個人の方法で分かりやすくまた、

先生も一緒に考えてくれることろが

「びすぽうく」のよいところだと思います。

びすぽうくに入ってから学校でも自分の成長を感じました。

🌸自分に合う字の覚え方を教えてくれたことがよかったです。

中学校でもこのことを活かして自分なりの覚え方をして

もっと漢字を覚えていきたいです。

🌸ローマ字が分かるようになり、漢字は自信がつきました。

自分には、漢字を分解する方法が合っていて苦手な漢字も

楽しく練習できました。

🌸英語も会話ができるようになってきました。

🌸エプロンのひも結びもできるようになりました!

🌸この塾に入ってから計算の仕方が分かってきたり、

テストの読み取りで段落ごとに線を引けば分かりやすくなることが

分かってきたりしたので、これからに活かしたいです。

🌸計算力が高くなってきたのも塾のおかげです。

🌸授業がすごく楽しくて勉強するのが苦にならなかったです。

 

保護者の皆様からも温かいメッセージをいただきました。

🌸子どもの苦手な英語の基礎やひもの結び方などを

教えていただき、本当に感謝しています。

🌸学校にお願いがあるときに相談の仕方を事前に一緒に

考えてくださいました。

🌸進学に際しても対策を考えてくださいました。

🌸この子はLDかもしれない、とあらゆる機関に相談に行きましたが、

求める答えはもらえませんでした。

ようやくたどりついた「びすぽうく」。

先生は、子どもの個性に向き合って考えを尊重してくれました。

決して否定しないで話を聞いてくれたのも子どもに合っていました。

「毎日塾に行きたい」というくらい、楽しく通えたのも「信じられる人」が

できたことからだと思います。

小さな変化やちょっとしたこともほめられて自信がつきました。

どんなに勉強しても字は書けない、読めないと親子で絶望の淵にいた私達に

「大丈夫」と声をかけてくれたこと、ともに悩み歩んでくださったことを

本当に感謝しております。

 

・・・決して平たんではなくても、子どもたちの前の「道」は、

必ず未来に通じている・・・

 

子ども自身が道を見つけて、歩くとしても

半歩先を照らす柔らかい光になれれば・・・

そんな気持ちを新たにする3月終わり。

 

毎年この日には、ぽっかり胸に穴が空いたような気分になりますが、

通ってきてくれた生徒さんたちから教わったことを

4月からの自分の支援に活かしていこうと思っています。

 

 

卒業生・保護者の皆様、そしてご協力いただいた関係機関の皆様、

本当に本当に感謝おります。

お世話になりました。

びすぽうくは、子どもをとりまく場所との連携を大事にしています。

 

さあ、明日からもがんばらねば!

・・・ちょっと自分にご褒美💛

 

新年度、新たな場所で学びたい、と思うお子さんたち、

保護者の皆様、先生方

お電話をお待ちしています。

🌸個別学習塾のホームページへ🌸(線のところをクリックしてください)

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春休みに親子ですること「学校へのお願いの前に」

2025-03-17 14:31:59 | 発達や学習が心配

横浜は今週小学校の卒業式があります。

12歳の門出は、ちょっぴりさみしくて、そしてとてもうれしい

中学生になると、保護者からだんだん心も距離をおいていくようになりますよね・・・。

大人55%、子ども45%ぐらい???

 

他の学年の子どもも、ほとんど教科書の内容が終わり、

今学年のまとめをしているころだと思います。

来週は、終業式とともに「通知表」ももらいますね。

どの教科も3観点(評価が)になり、文字の記述も減って

なかなか実態が分かりにくいかもしれないです。

でも、1年を振り返って、「自分なりにやりきった!」と思うものや

「なんだかな・・・」とおもうものがあると思います。

やりきったものは、自分で自分をほめて

なんだかな・・・のものは、これからどうなったらよいのか、

と考える春休みになるとよいかと思います。

例えば・・・漢字が苦手だった・・・としたら、

「もしかして、1つ下の学年のところが分かっていなかったのかも」

「漢字テストではなんとなく書けても、すぐ忘れてしまったのはなぜ?」

のように、苦手な理由を(とりあえ)考えて、

では、どうしたらいいかという手段の案をいくつか考えてみるのも。

① 国語の教科書に「るびふり」してまず、読みを覚える。

② 読めなかった漢字は、意味も調べる。

(辞書を調べるのが大変だったら、タブレットで打ち込んでネットで検索)

③ 漢字が読めたら、苦手な漢字は学年関係なく、1日3文字覚える。

(1冊ノートを作って2回だけ書く)

④ 次の日は、昨日の漢字を1回ずつ見ないで書く。

・・・・のように考えて、まず3日間やってみる。

「大変だ~」となれば、自分で量ややり方を変えてみる。

 

タブレットが自宅にあれば、4月からの学年の漢字が「アプリ」で

先どりできます。

新しい学年になる前に家にあるものを使って

「お試し」してみるとよいかと思います。

春休みは、「宿題がない唯一の休み」ですからね

 

もちろん、ゲームをしたり、友達と遊んだり

のんびり1年分の疲れをいやすのも大事ですが、

学校のない1日は思ったより長いもの。

1日20分×3回ぐらいなにか試してみて、

つかめるものがあれば、4月の新学年につながります。

 

あとは、新5年生は、家庭科が始まる前に

百円ショップで売っている「裁縫道具」を手に入れて

何かちくちくやってみるのもよいと思います。

 

************************

今、A新聞の「合理的配慮」についてのビデオを見ていました。

自分で見つけた方法を続けるとして、それが他の友達とは違う方法で

学校でOKしてもらえるのかな?と思ったときには、

「春休みからこんな方法でやってみていて、うまくいきそうなので、

学校の宿題もこんなふうにしてもよいでしょうか?」

のように「これから始める」より少し体験をしてからの方が

お願いがしやすいような気がします。

もちろん、学校が始まってからでもよいとは思うのですが、

自分に合った方法だと、実感できてから話すこと。

そのためには、「根拠」があることが大切だと思います。

漢字の例をだしましたが、計算だったり、応用問題だったり・・・

社会科の資料の読み取りだったり、困り感はその子どもそれぞれ。

なにか「とっかかり」ができる春休みになりますように。

 

ひらがなの「わ」と「れ」の縦線と折れ曲がりの重なりが

書きにくいとき用に縦線のところにテープを貼ってみました。

折れ曲がりのところで鉛筆がテープにぶつかる感覚から

「重なり」がつかめるとよいな~と思います。

 

 

ベイスターズ仕様のチョコ!

気分が上がります

 

今も昔も卒業式は、子どもより大人の方が泣いてしまうかな~。

保護者のみなさん、本当に「6年間(9年間)」

がんばられましたね!

卒業式は、保護者のためでもあると、私は思います。

 

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新年度の生徒さん、相談したい方ぜひご連絡くださいね。

 

 

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大事なことは、「混沌」から「秩序」をつくること

2025-02-25 17:36:34 | 発達や学習が心配

2月最終週は、今日火曜日始まりです。

1日お得?

 

****************************

年度末で保護者とお話しする機会が多くなっています。

話しているうちに

焦点がしぼれてきたり

ここが「大事」と思うことが浮かんでくることがあります。

 

自分でもそうなのですが・・・

一人で考えていると同じところをぐるぐる無限ループにはまっていたりします。

でも、だれか(話しても大丈夫な人)に困っていることを話しているうちに

自分の中で「ここか!」

と気づくことも多いです。

これは、不思議と、「人の相談を聴いて」いても、

自分自身の中に湧きおこる心の動きです。

 

もともと、自分(子ども)がうまくいっていたときには、

気づかなかった

心や環境の「秩序(ちつじょ)」があり、

なにかのきっかけで

もしくは、だんだんに

くずれて複雑になり、混沌としてきてしまう。

(ポタージュスープにえびがうもれていて底が見えないみたいな???)

 

「もともとの秩序」を取り戻したり、

作り直したり、

また新たに違う形で創ったり・・・。

 

うまく回っていくためには、

一人だけでなく、だれかの力を借りるのも大事ですね!

新たな「秩序」をつくるとしても

長期的に少しずつのものもあれば、

今すぐにしなくてはいけないものもあります

それも、まず、何から取り組むのか

頭の中だけでなく、少し大きめの紙に書いて目に見える形にしていくと

だんだんすっきりしてきます。

紙に書いてあれば、修正もしやすいです。

 

人と話しているうちに、逆に焦点がずれていっているような気がしているときは、

一度書いて整理するのがお勧めです!

いらないものを小さい文字に変えたり、線で消したり、

消しゴムで消したりすると、

残ったものが「大事なもの」と分かりやすいですね。

面談でもときどき使ってみています。

 

ちょっといらいらがあるときも

紙は「がまん」してくれるので

人にいきなりぶつけずにすみます。

 

:::今日はなんだか抽象的なお話しになってしまいました・・・。すみません_(._.)_

最近は、紙だけでなくスマホのメモ機能も役立っているかな、と思います。

 

 

ところで、これはなんでしょう?

先日「横浜魚金」というお店で食べた、青のりの下にお豆腐がうもれているメニュー。

しょうがと出汁が効いて、温かくとってもおいしかった!

 

 

そして、これは、かわいい!

ランドマークタワー4階のスノードームのお店「スノードームミュージアム」のディスプレイ。

中では、スノードームづくり体験もしていました。

小さな部品?中に入れるものも売っていました。

塾にも1つやってきました!

この子。パラサウロロフス。

ちっちゃな仲間になりました!

 

 

ランドマークタワーのロイヤルパークホテルが来月いっぱいで

3年ほど休業だそうです。

地下で写真展をしていました。

桜木町も開発されてから30年あまり。

少しずつ街も変わってきました。

これからも素敵な横浜でありますように💛

 

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新年度の生徒さん、ご相談お待ちしています。

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「前段階」が必要かも。

2025-01-21 15:16:15 | 発達や学習が心配

気が付けば、1月も終わりに近づき・・・早いものです。

もう1年の12分の1が終わろうとしているなんて。

今日和菓子屋さんの店先になんと「桜餅」が並んでいました!

 

今日は「九九」の話。

覚えるのがすんなりだった方とそうでなかった方がいるかと思います。

小学校2年生の秋ごろから2か月ぐらいかけて1の段から9の段まで覚える・・・。

今だに学校では「唱えて覚える」場合が多いかと思います。

表にするとこんな感じ。

または、単語カードの表に 7×6と書いてうらに「42」と書く場合もあるかしら。

また九九の歌が何通りかあってからだも動かしながら覚える場合も。

歌にしろ、単語カードにしろ、

音声で

順番にえるのには変わりません。

7の段と4の段が覚えにくいのは、「しち」と「し」が混同したり、

ふだん「7」を「なな」、「4」を「よん」と読むからなのではと思います。

考えたら、筆算のときや暗算のときにぱっとその掛け算の答えがでてこればよいので

7×4を「しちし」ではなく「ななよん」で覚えてもぜんぜん大丈夫なはず!

子どもの中には、「音で覚えるのが得意な子」「目でみて覚えるのが得意な子」がいます。

(どらも変わらない子もたくさんいます)

検査などをとってみると、ときどきどちらかがとっても得意で片方が苦手、というケースがあります。

音で覚えるより、「目でみて覚える」方が得意なら、

こんな九九表で覚えるのもよいかもしれないです。

(唱え方、覚え方はその子のやりやすい方法で)

九九表は教科書では、3年生のはじめにでてくるのですが、

はじめからこちらの方が覚えやすい子もいます。

(逆に覚えにくい子もいます)

覚えたところをこんなふうに

付箋で隠していくと、覚えていないところが際立ち、何回も参照することで

だんだん覚えていきます。

(覚えたのになんだっけ???になったら、付箋をとればよいのです!)

カードで覚えるタイプだっただ、覚えたカードは後ろに回して

覚えていないのだけ前に集めるのもよいかもしれないです。

 

本当に何年も「唱えて覚えられなかった子」が「表」でほんの数か月でおぼえたケースを知っています。

 

表で覚える場合、私は、同じ段を縦に同じ薄い色でぬって表の「見方」を練習します。

「表」があればよい、単語カードがあればよい、ということではなくて

「使い方」を前もって練習するという準備

が必要なのは、九九だけでなく、いろいろな場面であります。

たとえば理科でも、地面にプラスチック容器をふせておいて

しばらくすると容器の内側に水滴がつく、という実験だとしたら

「容器をかぶせたところは、他の周りのものが入らない」とか

「水がついたとしたら、それは、地面からきたものだ」

のような本当に前提のようなものが理解できていないと

結果をみてもどう解釈してよいか分からなかったりします。

それを「なぜか考えてみて」と言われても答えられなかったり・・・。

   

学習だけでなく、生活でも「前もって」の練習や「説明」が本当に

必要な子どもは、教科書だけの学習では難しい場面があるのでは、と思います。

漢字練習にしても・・・。

今だに「ノートの下まで繰り返し書いてきて」のような課題がありますが、

漢字の「形」は覚えても、ことばの意味がわからなければ、テストで100点でも

実際には使えない・・・そんなことがたくさんありそうです。

意味が分からなければ、タブレットで入力するときにどの漢字を選択するか

分からなかったりします。

・・・このところそんなことを考えていて、

子どもたちの教材をつくりながら、「いきなり」でなく「準備」がいるかな?

と振り返ることも多々。

大人がたくさん想像していかないと子どものことはすぐにはわかりにくいです。

でも、日々近づけるようにと思っています。

 

 

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今年のまとめ

2024-12-31 17:03:37 | 発達や学習が心配

2024年もあとわずか。

塾も短いお休みに入りました。

昨年末に港南中央に移転して1年。

ゆったりした時とあわただしいときのギャップがけっこうあった1年でした

お子さんの相談にみえた方、

同業の方

学校関係の方

相談機関の方

いろいろな方との出会いやつながりはまた新たな「たからもの」になりました。

よく「初心を忘れず」といいますが、

起業したときの志は今の変わらずにいますが、

支援の方法は、年々少しずつ変わってきています。

世の中も学校も日々変化しているし、

子どもたちを取り巻く環境も変化しています。

「変わっていくこと」を恐れずに、でも、「コア(核)な部分は大切に」と思います。

 

**********

お休みの間にネットで古いドラマを見ていたら、

「あなたとは、ドッジボールではなく、キャッチボールをしたい。」

というセリフがありました。

ドッジボールは相手にぽんぽん球を当てる競技。

キャッチボールは、相手が受け止めることを念頭においたもの。

キャッチしてもらうためには、相手の状況や技量を想定しないとうまくいきません。

また、「想定」したつもりでも、想定が当たらないこともあります。

キャッチボールは最初はうまくいかなくても、

続けているうちにだんだんお互いの性格やくせがわかってきて、

「合わせて」いくものだと思います。

先ほどのセリフは、好きになった人へ自分の思いを伝える心からのセリフなのですが、

相手が大人でも子どもでも通じるスピリットだと思います。

お互い、「ボールを投げっぱなし」では近づけないですものね。

1日早く参拝に行ってきました。

桜木町の紅葉坂にある伊勢山皇大神宮の社務所のお庭です。

今年は、1日前でもかなりの人がいらしていました。

一人ひとりお願いするもの、感謝するものは違うのでしょうが、

「お願い」も「感謝」も例え声にはださなくても

より具体的な方が自分にとっても意識化できてよいのではと私は思います。

毎年の暮れ、1年を振り返り、来年のことを考えるのですが、

文字にしてみています。

すると漠然としたものが少し具体的になり、実現できたものもあります!

 

来年は、まず「キャッチボール」がうまくなるように日々心掛けたいです。

皆様、よいお年をお迎えください。

たくさん読んでくださって本当にうれしく思った一年でした。

ありがとうございます!

 

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「パターン」を見つけよう!

2024-12-24 19:21:10 | 発達や学習が心配

今日は🎄クリスマスイブ!

塾から1つ先の駅、上大岡(かみおおおか、と「お」が3つつくんです!)のイルミネーション。

 

 

年末はどうなるのかしら?

 

だんだん木の葉が落ちてさみしくなるこの季節に華やかな明かりはうれしいです!

先日、書店に行ったらすごく長い列ができていました。

コミックを大人買いしている人も。

きっと、年末の休日用の読書に備えての、ながーーーい列だったのかと

並びながら考えていました。

 

*******************************

 

年末には、何かと気ぜわしくて、少しいらいらしたりしますよね。

家の掃除に仕事の年末の忙しさが重なって・・・

年末・年始で「休む」ためにいつも以上にタスクがふえてしまう・・・

自分で自分を追い込んでいるような・・・

その「いらいら」が身近な人に向かう・・・

「言ってしまった」「やってしまった」という自分のふがいなさがさらに「いらいらのもと」になり、

「負のスパイラル」・・・・。

 

あれ、だれのこと?????

年末でなくても、やらないように、言わないようにと思いながら

つい、やってしまう、言ってしまうという

「負のパターン」は、あります。

大人だけでなく、子どもにも、です。

掃除の時間、つい、ほうきで戦いごっこをしてだれかに当たってしまったり、

つい、廊下を走ってだれかにぶつかったり、

「友達」と書こうとしてつい、「達友」と書いてしまったり・・・。

よくよく考えると毎回似たようなパターンで失敗を繰り返す。

それが、なぜか、給食の前のおなかにすいている時間に多かったりして。

子ども自身は自分のそんな「負のパターン」に気づかず、

叱られることを繰り返す。

どんなときに

どんなことが起きて

その結果どうなるのか

うまく分析できれば、「事前に防ぐ」ことができるかもしれないです。

 

では、逆に「正のパターン」もあるかもしれません。

大好きな習字の時間、うまく書けて先生にほめられる。

また、友達よりはやく仕上がったので、バケツの水かえをしたり、

墨でよごれた廊下をぞうきんでふいたりして

また、友達に感謝されたり、ほめられたり。

どんなときに

どんなことが起きて

その結果どうなるのか

うまく回る「正のパターン」を見つけられれば、

(気づかないうちにすでに起こっていたとしてもそのよいパターンに気づけば)

うまくいかなかったパターンのときにその「よい気分」を思い起こして

「気分の転換」ができるのでは?

(習字のときには、ほめられて、うまくいったんだった。

掃除のときも、ほめられることをすればいいんだ!)

・・・のように。

よく叱られたり、注意されたりする子どもも、

よく観察して探せば、きっと「正のパターン」がどこかにあるはず!

 

冬休みの家庭で大人が子どもにいらいらをぶつけたり、

子どもがかまってもらえなくていらいらを出したりしたら

どこかに「正のパターン」がないか見つけて「穴埋め」できるとよいのかもしれないです。

 

私も心して気づくようにしたいです!

 

毎日見ている富士山。

同じ山なのに毎日違う表情。

おっきなものを見るとなにかあっても動じないすごみを感じます。

 

 

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支援者の相談もお受けしています。

 

 

 

 

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どこまでが「許容範囲」?

2024-12-07 15:43:29 | 発達や学習が心配

12月も一週目が終わりに近づいています。

年末だというのにまだ1年がたっぷりありそうな気分なのは、なぜかしら?

季節感と体感がなんだかずれたままのような・・・。

 

            

学期末でたくさんテストが返ってきているお子さんも多いと思います。

テストは、つい、合計点数に目が行ってしまいますが・・・

何度も何度も消しては書き直した後があったりして。

しかも、うすく見えるその「文字」が正解なのに

消してあるので、〇がもらえない・・・。

そんなテスト用紙もあります。

 

よく、消しゴムで書き直す子どもを見ていると、

手先に課題があり、自分の思ったように書けなかったり、

自信がなかったり、

とりあえず忘れないように何か書いて、後から「先生」が見ることを考えて

字形を整えようとしていたり

・・・といろいろな理由がありそうです。

 

学校では、書いたり消したりしているうちに「終わり!」の声がかかり、

書き直すことができないまま提出。

・・・そんな様子が目に浮かびます。

 

先生が正答として認める「許容範囲」もありますが、

子どもが自分自身に対しての「許容範囲」もあります。

 

ちょっと線が曲がったのが嫌な感じ。

思ったような場所に鉛筆の先が進んでいかない。

コンパスで円を描くときに中心が動いてしまい、「弧(こ)」にならない。

 

書くことに関してだけではなく、

日ごろの生活でも

話している相手から自分の「理想の答え」「反応」が来ないと

それが「許容」できない。

答えの反応だけではなく、いつものパターンと違う事態がおこると、

それが「許容」できない。

 

図書館のコピー機の前でたくさんコピーをして、後ろの列が長くなり、

職員さんに声をかけられてコピーの続きができなくなっていらいらを出している方を

見かけたことがあります。

きっと毎回決まったページまでコピーをしている、

というパターンを崩したくなったのでしょう。

 

自分の頭の中に「理想の自分」「理想のパターン」があり、

その理想の形がとても狭い範囲だと、いらいらも大きくなるようです。

 

ここらへんでいいかな。」と「自分のok範囲」を広げられるとよいのですが、

気持ちの切り替えが急にはできないときもあります。

そんなときは、

その人にとってチャーミングな全く違うものに意識を向けてしまうか、

(子どもだったら、その子の好きなものの話をしてしまうとか見せるとか)

気持ちの整理がつくまで声をかけずにそっとしておくか

(周りが説得するとなおさら、堅くなってしまうかも。)

いらいらもやもやを徐々に軽減する方法を見つけて、

使える「魔法の道具」にしてしまうのもよいかもしれません。

手先の練習用にツリーを作ってみました。(これは私のです・・・)

低学年のお子さんは、手先の練習を重ねてきて針が使えるようになりました!

 

何か作る、書く、描くという作業は計画性も育ち、

また上手になってくると「楽しさ」も感じられて心も穏やかに過ごせます。

(それまでは、それこそ、思ったようにいかずいらいらがでちゃうかもしれませんが

 

塾の隣の区民センターでは、キッズクラブのお子さんたちがつくったランタンが

冬の夜を温かく彩っています。

手作りの温かさはいいですね!

 

 

大人の私も理想通りにいかないときの手段をいくつか(さらに)増やしていこうと思います

 

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幸せをくれる人。そして、港の見える丘公園。

2024-11-11 16:26:20 | 発達や学習が心配

ついに、私の長年の「推し」のベイスターズが優勝しました!

早速デパートをはしごして優勝記念セールに行ってきました。

・・・ファンでない方、ごめんなさい。

 

 

・・・でも、考えたら不思議です。

だって、「自分が優勝した」わけではないのにうれしいのは、なぜ?

先だっては、生徒さんが、受験で合格し、私も幸せな気分💛

心から深くうれしさがこみ上げます。

(もちろん、お手伝いしたということもありますが、自分のことのようにうれしい

 

教員をしていたとき、ある生徒さんの絵が素晴らしくて

コンクールに出すことにしました。

本人もうれしそうでしたが、その子ととっても仲良しの友達も

飛び上がって喜んでいました。

自分が選ばれたわけではないのになぜだろう?

大好きな親友だから?

 

「横浜ベイスターズ」は私の「推し」

もしかしたら、絵のコンクールの話では、親友は、その子の「推し」だったのかも。

「推し」は、身体の自分の一部ではないけれど、

心の一部なのかもしれません。

 

優勝が決まって1週間以上たつのに、まだ「幸せ気分」が続いています。

すごい効果です!

幸せ気分が続くと、何かいいことが他にも起こりそうな気分になり、

ちょっとした「失敗」も「なんとかなるさ!」と乗り越えられる。

 

ベイスターズの三浦監督も「失敗はわすれろ!」と選手を鼓舞していたらしいです。

DeNAらしく、詳細なデータ分析をしていたのも勝因の一つと記事がでていました。

ただ、選手によっては、データを示されても、そのまま「飲み込む」ことはせず、

データを「消化しやすいように自分仕様にアレンジ」してもらって

さらに自分の経験もデータの一部として総合的に考えてプレイしたとのことです。

「自分仕様」というところは大事ですね!

 

私も、塾の生徒さんに「学び方」の提案はしますが、

結局、生徒さん一人ひとりは、「自分仕様」にアレンジしています!

それこそ、「主体的」な学習で、それはきっとプロの選手ならなおさら大事にしているはずですね!

 

優勝が決まる少し前、平日にお休みがとれたので

元町を上ったところにある港の見える丘公園の先の

「イングリッシュローズの庭」に行ってきました。

バラ園の向こうは、横浜港です。

10月は暑かったせいか、🌹は、つぼみのものもありました。

(11月に入ったのできっと今見ごろです)

香りもすてき。

バラを堪能したあとは、イギリス館へ。

ちょうど、Halloween Night Witches Party というイベントをしていて、この地らしい素敵な装飾がみられました。

こんな感じ。

 

 

イギリス館は、入場無料です。

ちかぢか、「クリスマス仕様」になるとのことです。

横浜へいらしたら、ぜひ!

 

さあ、私も幸せをもらったので、だれかに幸せを分けられるように、と思います。

 

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教育相談・支援者(保護者・先生方)相談は随時行っています。

お電話ください

 

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500回記念!「努力」もいいけど「工夫」の方が速い?

2024-10-30 12:37:57 | 発達や学習が心配

ついに500回!

ぽつぽつと書いてきてついにこの回が

500回だから何か素敵なことを・・・・と思っていたらプレッシャーになってしまい、

やっぱり「平常心で」と思いなおしました。

今日のお題は、「分度器」。

算数は計算だけでなく、「図形」の学習もあります。

当然計測や作図も。

なぜか図形の学習になるとがくんと点数を落ちてしまう子がいます。

たぶん、手先や、空間の認知に課題がある場合が多いかと思います。

今日は「分度器」に関して考えてみました。

 

「2つの角度を調べましょう」

もう、感覚的にぱっと分度器が使えてしまう子もいます。

 

でも、「角」の意識が弱い場合は、まずどこをどうやって測るのか悩みます。

そこで・・・

こんなふうに角に色をつけて、頂点に点を打ちます。

なぜかというと、分度器の黒い線と印刷の黒い線が重なって、

「見えずらく」なってしまうからです。

そして魔法の分度器登場!

左側にある角度を測るときは、「青い文字」を読み、

 

右側の角度を測るときは、オレンジ(赤)の目盛りをよめばよいのです!

ある学校の先生は、ふつうの分度器を配布した後、丁寧にマジックで

両側に色を一人一人につけてくださっていました。

でも、市販のものでもあるのです。

学校で一斉に分度器を購入して配るなら、ぜひこの分度器を!

ある程度問題数をこなすと、だんだん「こつ」がつかめる場合も多いです。

でも、とってもとってもとっても努力が必要な子どもだったら、

疲れてしまって、「分度器きらい!」になってしまうかもしれないのです。

だったら、「あの子だけずるーい」とならないように

全員配布してしまった方がよいのでは?

 

先日の新聞記事で書字障害があり、医師の診断書も添えて学校に配慮を求めた

 

(かつて)中学生だった方の記事がありました。

 

結局タブレットの使用が制限されてしまい、かなりきつかったそうです。

 

また、別の日の記事では、学校でタブレットが主流になり、

 

「手書きが大好き」派の生徒なので違和感がある、と言う投稿もありました。

 

どちらの場合も、「その子どもに合った」方法にすれば、問題がないと思います。

 

必要なときに必要な「学習の道具」や「学習の方法」がもらえないことで

 

不利にならないように。

 

配慮は、「何かしてもらう」ということもありますが、

 

子どもや保護者が自分でできる方法を見つけて

 

それが不正ではなく、費用的にも可能な限り周りのみんなが理解する、という方向になればいいのに

と思うこの頃です。

 

子どもが自分で「選べる」ということは、主体的な学習につながると経験上感じます。

 

(分度器も、色つきでないのがいい子は、自分の分度器でよいかと思います)

 

         

 

今日ショッピングモールを歩いていたら、

 

こんなポスターを見かけました。

圧倒的な強さを誇るチームに対し、2敗したところで

「なんとか勝とう」と激を入れた選手が大活躍しての1勝。

元気をもらっています!

先日も、ちょっと苦手な教科の100点のテストもってきた子どもがいました。

さりげなく、ノートと重ねて置いてあって・・・。

思わず👏でしたが、本人は「え?なんで?」という表情をつくっていました。

少しずつ少しずつ前に進む感じが私はとても好きです。

 

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ポジティブな気持ちを引き出す

2024-10-18 13:56:11 | 発達や学習が心配

クライマックスシリーズ、セリーグ。

私は長年ベイスターズのファンなので、毎日応援に熱が入ります!

ファーストステージでは、阪神との闘いで、いつも以上に選手のギアが上がってきたのを感じました。

「張り詰めた」というのとも違う、「ポジティブ」かつ「真剣」。

野球は、1試合の時間が3時間前後とかなり長く、一瞬も気がぬけません。

先日は、「宮崎選手」の1日を取材した映像をみましたが、

前日遅くまで試合があったとしても、朝9時ごろにはスタジアムに入り、

ストレッチから始めるそうで、それはなぜかと言うと、

「自分のからだ」を知る

「自分の心」を知る

ためだそうで、今日の状態を確かめてその日の試合に向けて調整するのだそうです。

試合が始めるのは、午後6時。

こんなに早くからその3時間のために整えていくなんて。

 

プロだから、と一言で済ませるのではなく、あの1打、1投には、

毎日のこんな積み重ねがあってこそなのだと思います。

一人ひとりの選手のこんな地道な「準備」があり、かつファーストストライクから打ちにいく、

という前向きな気持ちをチームとして共有する、

それが、4連勝につながっているのかな・・・・・と一ファンとして思います。

 

先日、あるお店の窓にこんな掲示を見かけました。

 

       定休日

 10月1日(火)

 10月8日(火)

 10月15日(火)

 10月22日(火)

・・・この掲示を見て、このお店は、火曜日が定休日なのがすぐ分かります。

 でも、もしかして、こんなふうに

 

      営業日

 月・水・木・金・土・日

 10:00~18:00(売り切れ次第終業)

 月曜日は17:00~割引セール!

  (火曜日は定休)

 

なんて、書かれていたらポジティブで、このお店の「元気」を感じますよね!

人通りが多い道路際の立地だけにきっと効果があると思います。

ベイスターズとお店の掲示から「ポジティブ」なメッセージについて

 考えてみました!

  子どもたちがクラス目標や個人目標を立てるときにも、

「~しないクラス」より

 

「~するクラス」の方が明るく、楽しくがんばれそうです!

 

 

 紙のテープでコースターを作ってみました。

 

 けっこう手ごたえがあり、指先に力を入れる練習になります。

 

 クラスや学校の目標は、少し概念的なものになりやすいですが、

 

 個人の目標は、より具体的なものが達成感がありますね!

 

  さあ、今日もベイスターズの応援です!

 

  よりポジティブなプレイをどちらのチームからも観たいです!

 

 

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