横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

ロールプレイで「反対の立場」になってみる

2013-10-30 14:35:32 | 発達や学習が心配

先日上大岡での「お母さんの学習会」でロールプレイを行いました。
いつもお母さん役(実際そうなんですけど・・・)をしている方に
子ども役をお願いしました。お母さん役は私です。

テイク1
ただただ、なきじゃくる子ども。
「はっきりいわないと分からないわよ。どうしてないているの?」
もっとなく子ども。
子ども役の方に気持ちをおききしました。
「なんだか、こわくてよけい言えなくなりました・・・」
会場の方におききしました。
「もっと優しく子どもを包み込むようにお話したら。」

そこでテイク2
ただただなきじゃくる子ども。
(肩に軽くさわって)「どうしたの?なんだかつらそうね。・・・落ち着いたら、
お話してくれる?」
少しなく声が小さくなる子ども。
子ども役の方におききしました。
「さっきより楽になった感じ。」
会場でもうなずきが。

きっと子ども役の方には、いろいろな気持ちが湧き起ってきたことと思います。
このようなロールプレイは、子ども同士で役割を交替しながら
よくやってもらっていました。反対の立場になることは、こんな
”劇”にしてみると、抵抗が少ないです。気持ちもすっと入ってきます。

劇にすることに抵抗があるのなら、人形やぬいぐるみをお互いに
もってやりとりするのもおすすめです。

個別学習塾 びすぽうくのHPへ(色のついている文字をクリックしてください)
ただいま冬休みのキャンペーン、新入生キャンペーン中
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

就学時検診がこわい?!

2013-10-23 16:54:58 | 発達や学習が心配

横浜市では、11月に来年度小学校に入学する子どもの就学時検診が行われます。
簡単な身体の検診・ゲームがあり、通学路の確認などがあります。
以前行われていた”検査”のようなものはありません。
6年生児童のお手伝いもなく、学校のスタッフと医師で行います。
でも、ここで不安を覚える方も・・・。

もしかして、「相談」を勧められたらどうしよう?

幼稚園や保育園で先生に助言を受けたり、ご自分でお子さんの発達に
心配をもっていたりという方もいらっしゃると思います。

もし、就学時検診後学校から何も連絡がないとしても、
不安なことがあったら、ぜひ学校に相談した方がよいと思います。
(できるだけ年内に)

入学式の日から学校生活は始まります。
集団で記念撮影をしたり、親と離れて入学式に入場したりといった場面で
不安が強くなるお子さんもいます。
先生の温かい一言、分かりやすい指示、困ったときの相談先。
前もって伝えておくことで学校も”配慮”の先回りができます。
保護者からの入学後の相談もスムーズになります。
”何事もなければ”ラッキー、と考え、
お子さんの不安を軽減する意味でも
学校に”味方”をつくってくださいね。


個別学習塾 びすぽうくのHPへ
学校とのつながり方、ご相談に応じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学習会デビューしました!

2013-10-17 15:50:49 | 発達や学習が心配
昨日の台風では、なんと床下浸水!下水溝がつまってしまっていたのです。
そして、なんとかお天気が回復した今日午前中上大岡オフィスタワーで
お母さんのための学習会「うちの子の困ったを解決!どうして迷惑かけるの?もしかして
発達障がい?」

の学習会をしました。
参加者が定員になり、みなさん、熱心に聞いてくださいました。
途中でいろんな思いがこみ上げてこられる方もいらっしゃいました。
参加された方の思いはそれぞれだったと思います。
どんなお気持ちでいらっしゃるのか、おききしたい気持ちと
もしかしたら今までの子育ての中で感じられたお気持ちがいっぱいに広がって
いるのかな、自宅に帰られてまた気持ちの整理をつけられるのかな、と
思いつつ話をさせていただきました。

学校は小学生から1日のかなりの時間を過ごす場所で
一生の中でも影響がとても強いところだと思います。
そこで自分が毎日でなくても輝いていたらどんなに楽しいでしょう!
子どもが暗い気持ちで帰宅したときは保護者として
いたたまれなくなると思います。

ご感想として”今は学校に合わないかもしれませんが、
この子に合った支援があればきっとがんばれると思うんです”
とおっしゃった方がありました。
学校にリクエストを出すときも上手な出し方ができれば、
学校・保護者が協力し、同じ方針で子どもの支援ができるはず・・・。
でも、現実には難しい・・・

もっともっとお話ししたい・・・

私もすべてを伝えきれなかった、という思いもあります。

また、機会をたくさんつくって、保護者・支援者の方たちと
お話していきたい・・・お気持ちをきいていきたい
そんな思いでいっぱいになりました。
個別学習塾びすぽうく 
(びすぽうく の上をクリックしてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

"感覚”の違いがトラブルのもと

2013-10-03 17:23:20 | 発達や学習が心配

ぽん、と肩をたたかれただけで、”ぶたれた”ほどに強く感じてしまい、
けんかになる。
その逆に
「ねえねえ。」と友達を呼ぶためにたたいた強さが他の子にとって相当強く、
相手の子が泣いてしまう。
”たたいた”子に確かめてみると、その子の手のひらの”感覚”が相当強くないと
感じないことがわかりました。
「こんなのたいしたことないよ。」
相手にとっては、痛いんです。それを本人に分かってもらうのも結構大変でした。

友達が遊んでいるところに「仲間に入れて。」
これも難しい。ちょうど○人対○人で同じ人数にそろったところです。
「(もう一人来るまで)ちょっと待って。」
この前半が省略されたために楽しそうな仲間を見ていると余計いらいらし、激昂し、・・・

集団生活ではこんな”行き違い”がトラブルの原因のほとんどといって過言では
ありません。
相手が自分と違う感覚をもっている”ということを想像することが苦手な
子ども達。
大人がお互いの言い分をきいて、お互いのすれ違いの理由を説明し、
学年が上がるとともになんとなく分かってくれるように
なりますが、3,4年生ごろが一番ぶつかることが多いかな・・・。
まず、1回ではおさまらないです。
静かな場所で繰り返し説明し、がまんできたときにほめていく(その前に嫌な気持ちを受け止めて)
ただ、叱っても気持ちはおさまりません。
ふぅ~

10月17日(午前10:00~12:00)に上大岡の港南区区民活動支援センター(上大岡オフィスタワー17階)で学習会を開きます。
「お母さんのための学習会 うちの子の困ったを解決!
”うちの子どうして迷惑かけるの?どうして注意されるの?もしかして発達障がい?”」

関心のある方は、びすぽうくまでご連絡ください。(電話045(832)5888)または、メール
info@bespoke-juku.com
まで。
参加費無料です。残席4です。(10/5現在)

個別学習塾 びすぽうくのHPへ(字の上をポチッと押してください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする