横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

ほめること=伸ばすことではない?

2013-05-31 17:11:14 | 発達や学習が心配
昨晩、NHKの番組で、職場の新人をいかに伸ばすか、という話をしていました。
はっとすること、なるほど、と思うことがたくさんありました。
新人には、”ほめて伸ばす”というのが、今のトレンドだそうです。

先週「人を伸ばす力(内発と自律のすすめ)」(著者:エドワード・L・デシ+リチャード・フラスト)
という本を読みました。
その中に、”ほめられること”が、必ずしも”内発的動機付け”に結びついていない、という
ショッキングな実験結果について書かれていました。

中には、”ほめられること”自体が行動の目的になってしまい、
そうすることに”真の喜び”を感じていない子どももいる、ということ。

”本当にやりたくてやっている”わけではないので、ほめてくれる対象が
いなくなると、その行動をやめてしまう・・・。

う~んちょっと身に覚えがあるような・・・。

でも、本当に楽しくなるまでって、多少苦労があったり、周りの応援が
必要だったりすることもありますよね。

つまり、自分で、”やったー!”という達成感を心から感じる瞬間が
必要だということでしょうか。口だけでほめてくれることに
喜びは感じないですものね
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選ぶことって意外と難しい?

2013-05-22 11:33:38 | 発達や学習が心配
学校や園の生活も新年度になり、もう2か月。
ところで、お客として招かれたとき、「コーヒーがいい?紅茶がいい?」と聞かれたら
すぐ選べますか?もしかして、「どっちでもいい。」とか、「あなたが決めて。」とか
言っていないですか?
特別支援に関わるお子さんの中には、2択でも迷ってしまって決められないことが
あることも。ましては、図工の作品作りなどで、”どの材料を使ってよいのか”
”自由に塗るっていっても、どこにどの色を塗っていいのか”悩んでしまって、
1時間が過ぎてしまうことも・・・。
また、前もって構想を図に描いていたりすると、その通りいかないことで
混乱したり・・・。
大人がこっちを選んでほしい、と思ったときは、選択しの一番最後に
その答えをもってきたり、ちょっと語調を強めて言ってみたり、すると
子どもはそれを選ぶことが多いようです(ちょっとしたこつです!)
でも、やっぱり自分で選ぶ力をつけてほしいですよね
コメント (2)
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