横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

夏休みの前に

2024-07-18 15:48:47 | 発達や学習が心配
今日、木陰で休んでいたら・・・



上を見上げるとなんともう、青い「どんぐり」が❣

7月の半ばというのにもう、「秋の準備」が始まっているんですね




先月末は、4年ぶりに「保護者サロン」を開きました。

前半は、「同時処理」「継次処理」の特性について体験をしていただき、

後半は、日ごろのちょっとしたお悩みを語り合う・・・。

とってもフレンドリーかつ有意義(と思っています!)の会でした。

お子さんたちだって、得意な学習形式があるように、

大人だって「得意」な方法があります。

子どもに伝えるときにどうしても「自分の得意な方法」で教えるため

子どもにぴたっとくるときと「???」となるときがあります。

これは、家庭・学校だけでなく、職場でも?

「継次処理」「同時処理」どちらかがとても強い場合、

その人に合った方法で学ぶ(覚える)必要があるのでは、という体験を

してみました。

💛自分に合ったやり方だと覚えやすいことを実感。

  子どもに合った方法で様々なことを学ばせたいと思いました。

💛子どもが分からない、と言ったときにどのように教えたらよいか

 さらに具体的な方法も知りたいと思いました。


・・・ご感想をいただきました。


そして、私も学会主催の実技研修会に参加。

実際に具体的な場面で指導案を考えてみると・・・

いろいろな疑問もわき、

いろいろな考えも浮かび

なかなか難しさも感じました。

講師のご意見、参加者のアイディアをきいていると

自分の視界が開けるような感覚。


塾に戻ってまた子どもたちと接していると、

あのときのあのお話は、まさに今子どもの中で起こっていることなんだ!

とすとん、と落ちる感じがしました。

大人になってから自主的に勉強している感じがするな~~~(笑)





夏休み前にお子さんたちが書く感想文の本を私も読み終わり、

今構想の「作戦」を立てているところです。

毎年思いますが、子どもって本当にその子に「ぴったり」の本を選んできます!

くすっと笑えたり、

命について考えたり

家族について思ったり

自分を振り返ったり・・・

どんなふうに仕上がるか楽しみです!


横浜は今週で梅雨も明けそうです。


とっても暑くなる予想です。

でも、もっともっと熱く
なりそうなのが



プロ野球のセリーグ!

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今週の「ちょっとひと工夫」。漢字と図形。

2024-07-04 14:46:52 | 発達や学習が心配
もう、とけちゃいそうな暑さです!🍨

きっと横浜だけでなく全国的にかしら?

そんな毎日ではありますが、子どもたちの学習は続いていくわけで・・・

1年生の配当漢字(この学年で学ぶ漢字というもので文科省が定めている)の中で

「年」や「先」など、画数が多くなってくると覚えにくい文字があります。

「山」や「川」を覚えるのは楽しかったのに・・・

時々ブログで書いていますが、ノートにびっしり同じ漢字を書き続けるのは、

もうナンセンス!

でも、覚えにくいときは工夫が必要ですね。



書き順、というのではなく、「部品」に分けて覚えるのが得意な子ども用にテープで漢字を作ってみました。

工作も好きなお子さんなのできっと楽しく取り組んでくれると思います。

1年生の漢字ですと、「車」をなぜか

「画」の上部分と「十」のように分解してしまうケースもあり、

縦線がつながっているという認識も大事です。

まあ、この「テープ作戦」は。あまり複雑な漢字には使えにくいので、

そのときは3色ぐらいの筆ペンでつながりとパーツが分かりやすいようにします。

       

図形の学習で使う、三角定規

最初は2年生のときに習う、「直角」から。

4年生では、「垂直な線」「平行な線」を引くことも学習内容です。

どうやって、動かすんだっけ・・・???

学校ではなんとなくできても、家で一人ではうまく思い出せないこともあります。

教科書のQRコードで読み取って動画コンテンツになっているものもありますが・・・。

先日100均ではない、文具店で見つけた定規。



直角のところが水色になっています。

さらによく見ると、同じ角度のところが同じ色になっています。



直角どうしが向き合うようにすると垂線や平行な線が引けます!


そして、4年生で初めて習う「角度」を測る道具。

分度器




右から角度を測るときと、左から図るときと混乱してしまうのを防ぐために

「色分け」してあります!


定規のちょっとした工夫。


学校で配られるものの中には、そんな工夫がないものもあり、

自分で用意したものが使えないとしたら、油性マジックで色を付けたり、

細い色テープ(これは、百均)をはってもいいかもしれないですね。

シールなら、覚えた後で外すこともできます。

・・・・みんながつけていないなら、「ずるい」と言われてしまうかな?

・・・・・ときどき聞く子どものつぶやきです。

先生に相談してどうしてもだめだったら、お家用に買っておいて宿題や

夏休み課題に使っても。

でも、こんな工夫がある定規を学校でそろえてくれていたところもありました。

全員がもっているなら「安心」ですね

それぞれ、定価でも200円しません。

また、定規は使っているうちに目盛りが摩耗(まもう)したり、

全体がくすんで見えずらくなったりしてしまうのでときどき買い替えも必要かもしれません。



            

もう一つ。

線を引く

目盛りをよむ

図形を描く


・・・といった算数の学習では、ふだん計算で満点をとる子どもでも

とたんに点数が下がる場合があります。

その理由の一つとして

「手先」の器用さの課題がある場合があります。

定規を押さえている手(だいたい利き手の逆)がずれてしまったり

角度の「頂点(とがったところ)」と分度器のクロスしている点が合わせにくい。

コンパスの支点(
針のところ)がずれてしまう。


「手先」は急には発達しにくいので、3~4年生で気づくことが多いのですが、

書字が整いにくいお子さんであれば1~2年生から少しずつ練習し始めるのもよいかもしれません。

また、3~4年生の算数の授業中に気づいた場合は、

定規に押さえるためのぽっちを消しゴムを切ってつけたり

滑り止めつきの定規に変えたりするなどの工夫があるとよいかもしれません。


もう一つ、「視知覚」の課題がある場合があります。

学校では遠視や視知覚の検査を行わないため、

「細かい目盛り」が見えないことを見落とされがちです。

「見えていな」ければ、正確な作図はできず、角度のよみとりや

3年生で学習する重さの「はかりの目盛り」を読むことに困難さがあります。


こうなると、「算数」の「評価」をなんらかの手立てなしにしてよいのか?という疑問がわきます。


よくプリントやドリルに「よく見て」と赤が入ることがありますが、

それより「目盛り」のところだけ【拡大プリント】があった方が子どもにとって自分でできた達成感がある気がします。


できない、わからない・・・が続けば、学習の意欲も落ちてしまいますものね。

道具や手立てが整えば、楽しくなる学習がたくさんあるような気がします



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