横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

8月の終わりに・・・。

2020-08-29 18:27:46 | 発達や学習が心配
「道草」って好きですか?

大人にも「道草」ありますよね。

たまに行くようなところで

ふっと知らない「路地」に入ってみる。

意外なところに自分の好きなものを売っているお店があったりして・・・。

しばらくして 再度行ってみると

もう見つからなかったり・・・

「道草」は、心と時間に余裕があるときに

するものかなと思います。

あ、もしかして「ネットサーフィン」も

「道草」といえるのでは。

今たまたま「ネットサーフィン」していてこのブログを読んでくださっている方が

いらしたら、

(もしお時間がおありでしたら)

ぜひぜひ私の過去の文字も読んでくださるとうれしいです



どちらを選びます?

横浜では、近々小学校・中学校にタブレットとパソコンを全員配布する

との新聞記事が先日出ていました。

その話を生徒にしたら、

「本当かな?だとしたらすごくうれしい!」と言っていました。

持ち帰りはしばらくないかもしれませんが、

万が一休校になったときにも使えるようにという意味もあるそうです。

今までは何人かに一台だったものが「パーソナル」になることの意味は

大きいです!

デイジー(デジタル教科書)なども、自分仕様の背景や文字に変えられます。


意図的に回り道を通ってみてもおもしろいかも。


最近、困っているのが、


これです。

なかなかクリアできません。

こういうことがすごく得意な人がうらやましいです。

塾の休憩時間に何人が挑戦しています。

1ランク上がっただけで難易度がずいぶん、up。

クリアできないのがちょっぴりくやしいですが、

「回り道」してゆったりチャレンジします。

勉強や子育てでも「近道」を通った方が

親子ともども楽になることもあるし、

「回り道」のようでかえって

「じっくり力をつけていくこと」もあるような。

義務教育9年間って、」長いようで短く」

「短いようで長い」。

「何か正解か」なんてだれにも決められないと思うので

「今考えられるベスト」をしていくことと、

「少し長い目で見ていくこと」と両方とも大事にするように・・・

と感じる夏の終わりでした。


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「指で計算」ってよくないのかな?

2020-08-20 08:30:00 | 発達や学習が心配
今朝、まどを開けたら、

もう「秋風」でした。

こんなに暑いのに、季節は巡ってくるんだな~と感じます。

「秋風」は大人になった今でも「運動会」のイメージとセットでやってきます。秋風を感じながら校庭でダンスの練習をしていた頃...

今日は、「指で計算」する話。

よく、「いつまで指を使って計算してもよいのですか?」

という質問を受けます。

1年生ならともかく、

学年が上がっても指を使って計算していてよいのかと。

こんな論文を見つけました。

計算時における指の利用と算数・数学能力との関連

広島大学の杉村先生と秋田大学の山名先生の論文です。

この論文によると、教育学部の学生さんでも、

いまだに指を使っている人が26.2%いたそうです。

この方たちが現在、数学が得意かというと

「はい」14.3%、「いいえ」42.9%、「どちらともいえない」42.9%

う~ん。

入学前まで指を使っていた人は、現在の状態が

「はい」40.0%、「いいえ」40.0%、「どちらともいえない」20.0%

だそうです。

そのあと、学校の先生に「指を使って計算している子にどんな指導をするか」

と調査した論文も書かれています。

その中で、「指を使うときは、指の使い方を指導する」

という先生がいらっしゃいました。

「子どもが十分に具体的や操作段階の経験を積まないのに

無理やり指だけはずしても、結局は真の意味での理解に

つながっていかないのでは」という意見もありました。


また、別のサイトでは、どの指を折っているか自分自身の感覚として

分かることが大事、というものもありました。

自分の「指感覚」をつかむためには、目をつぶって
どの指が折られているかわかるとよいそうです。

のびている指・折っている指の数を再カウントすることなく、

「感覚」でいくつ、とわかることが大事とのこと。





なるほど!

私は教室で1年生を教えていたとき、初めは「ブロック」を使っていました。

「ブロック」は操作できて、視覚的にもわかりやすいです。

でも・・・・「床に落とす」んです。さらに片づけがひと手間。

そして、ブロックは「テスト」に使えないので、この「ブロック」に頼っている子は、

ブロックなしでは正解にたどり着かない・・・・。

その点、「指」はいつでも「用意」できるアイテムです。


ただ、「指」を使う子でも、毎回違う「折り方」だと、

答えが安定しません。

「指」を使う子は、「使うことで安心感」を持てるので、

毎回コンスタント」に正解を出せるようになると

暗算ぐらい速く」使えるようになってくる子もいます。

よく見ていると、すべての計算に指を使っているのではなく、

答えが5より大きい場合や、繰り上がり・繰り下がりの場面で

使っていることが多いようです。

「指計算」も初めのうちは、指の折り方が不安定で

正解率が低かったりするのですが、何回も何回も使っているうちに

安定してきているようです。

学校では・・・・

「指を使ってはいけない」という場合や

「恥ずかしいので指は見えないように机の下で動かす」という場合もあれば、

「堂々と見えるように使える」という場合も。

私は、「指を使う子どもは、それがその子の手段」だと考えてにしています。

「さくらんぼ🍒計算」といって



を解くときに

3を1と2に分けて

+()=12

のような考えが教科書にのっています。

・・・・これが、なかなか「しっくり」こない子たちは、

きっと何時間もかけて勉強しても「自分では使わない」になるのかな・・・・。

大人には、「電卓」という手段があります。

でも学校にいる間は、数限りなく、「計算」をする機会があります。

その子に合った「工夫」で計算してはいけないのかな?

(もちろん、速く・正確に、は大事です!)

・・・・計算カードの「暗記」が似合う子もいます。

いろいろでいいのかな、とずっと思っています。


横浜市内にあるカフェです。


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ゴムだって、ぴっぱりすぎると・・・

2020-08-07 18:23:08 | 発達や学習が心配
夏休みです!

・・・やっと。

お子さんたち、保護者さんたち、先生方、

「休めて」いるかしら・・・?

横浜では短い2週間の休みの上に

宿題もばっちり出ているらしいです・・・

宿題が出れば、子どもはもちろん、保護者もそれに

かかわりますよね・・・。

休みに入る前までは、

昨年度の3月分+4・5・6・7月分の合計5か月分の内容を

「1か月半」でかけぬけ、その間宿題も毎日。

休み時間や放課後も「リラックス」する暇もなく・・・。

1週間で「1単元」。

「速くてわからないよ~。」とため息をついていた子もいました。

個人面談でいろいろ話がでたかもしれませんが、

今年は「いつもと違う」とわりきって

大人も子どもも、「少しゆったり目のゴム」になれると

いいのかな~。


見えるかしら・・・アクリル板です。
嫌がるかと思ったら、そうでもなく。

「ゴム」ってひっぱれば、かなり伸びるとは思いますが、

「引っ張りすぎる」とそれ以上伸びずに

「元にもどろうとしたり」「切れてしまったり」しますよね。

いっぱい、いっぱいの子を見ると、いつも私は、

その子の心のゴムが切れそう」と思ってしまうのです。

大人がみんなで子どもという「ゴム」を両側から引っ張っている・・・

ときには、自分で自分を引っ張っている子どもも。

「頑張ろう」って気力をつくるためには、

「ゴム」に「ゆとり」がないと。

8月の登校日も17日からで、正味あと「1週間ちょっと」。

子どもが「きつそう」にしていたら、思い切って

「引っ張るのをやめても」と思います。

・・・大人もそうかな~。

でもいろいろあって、大人は「ゆるめる」のが難しいときもありますね。


ぴったりのおうぎ型をはめるとこんなふうに。

微妙に角度が違うので、やりごたえがあります!

1回でぴったり・・・は作った本人(私)も難しかったです(笑)


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コメント (2)
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