横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

子どもにとって「見るだけ」は経験になる?

2021-10-25 15:20:49 | 発達や学習が心配
久々に晴れた昨日、子どもの植物園に行ってみました。



コスモス・・・・



香りうっとりのばら(画面からご想像ください!)



自然の風を受けてゆれているのも素敵!



3年生の国語の教科書にもでてくる「ガマズミ」。

秋ですね~。

どんぐりもいろいろな種類のものが落ちていました。

ただ、公園のものは、「持ち帰り」だめみたいです・・・・。


塾に来ている子に、おうちのそばにどんぐりある?ときくと、

「????????」

もしかしたら、いつもは、1・2年生の「生活科」で拾いに行くどんぐりや

松ぼっくり、紅葉した「葉」など

この1~2年ふれることができないのかも。

落ち葉を踏む「かさかさ」感

たくさん落ち葉を集めてその中に浸る「ふわふわ」感

すぎのみの「ちくちく」感・・・・・。

小鳥のさえずり



そういえば近所のどんぐりも「拾われた跡」がなく、

そのまま大量に地面に落ちていました。

運動会が落ち着いたこれからの「活動」なのかもしれませんが、

「五感」で秋を楽しんでほしいな~💛


横浜では、少しずつ

観客をしぼった「運動会」や

宿泊を「日帰り」に変えるなどして

「体験型」学習が復活しつつあります。

いつもはなんとなくすごしている地域でも

いろいろなところに自然が残っていて改めて

学校の授業としていろいろなことを「経験」する子どももいるはず。

「自然の音」

「自然のにおい」

「自然の手触り」

実際に「経験」「体感」することで「心」も開いていくのでは。

子ども植物園でポイントラリーをしたら、楽しいだろうな~

葉っぱも触らせてあげたいな~

と思いながら時間をすごしてきました。

どんぐりやまつぼっくり、木の実は、数年たっても毎年同じ場所で

見つけることができます。

はるか昔、子どものころ見つけた同じ場所でまた松ぼっくりを見つけるうれしさ!

自然の「たからもの」ですね。

今週末もどうかよいお天気で子どもたちが外にでられますように



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細かいことが気になる・ネガティブなことば

2021-10-17 18:31:13 | 発達や学習が心配
横浜は、昨日・今日とかなり涼しく、

一気に「秋」。

はおりものが必要です。

おまけに空が暗く、雨

「日(日照時間)」が短くなると気分も

さらに行事や仕事・いろいろな事情で疲れがたまってくると

つい、口をついてでるのが「愚痴」。

大人だけでなく、子どもも、です。

いつも気にならない小さな音が気になる・・・

エアコンの音とか、ご近所の生活音とか

いつもは許せちゃう、ちょっとした友達や家族の行動に対して

いつもよりちょっと「きつめ」の一言。

・・・・・不思議ですよね~。

いつもの「自分(うちの子)」だったら、こんな音気にならないのに。

いつもの「自分(うちの子)」だったらここまで言わないのに。

もし、そんな「自分(うちの子)」に気づいたら

その場を離れてちょっと楽しいことをしてみる。

何か作るとか きれいなものをみるとか 散歩するとか

ウィンドショッピングするとか

手やからだを使うことがけっこうおすすめです!

子どもだと、自分の心の「変化」に気づかないことがあります。

ちょっと疲れがでてけんかが多くなるのはなぜか「木曜日」「くもりの日」

晴れでも、雨でもなく、「曇り」の日

教員をしていたころ、自分のクラスでけんかがあると、

同時多発的にとなりのクラスも、またそのとなりのクラスも。

これに気づいた後、「木曜日」は、自分に

「今日は少しゆったり目に子どもに接しよう」

と心していました!

子どもが「なんか~の音が気になる」と言い始めたり、

「やだ、やだ。」が始まったりする「予兆」や「パターン」がよめれば、

先回りしてちょっと「ゆったりリズム」にルート変更

10月は季節の変わり目で、意外と「心」が「からだ」に追いついていないことも。




6年生の教科書にある「柱体の体積」の問題をブロックで再現してみました。

これを立てると

こんな感じ。触ってみて,1段自分で積んでみて、 「底面積」×「高さ」=「体積」を「実感」。


・・・と話は戻りますが、

今日は芸術の秋、「映画鑑賞」を朝一でしてきました!

帰りはたっぷり歩いてからだも使い、

気分もすっきり

明日からまたひとがんばりです💛



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現実に「落とす」。

2021-10-09 16:43:09 | 発達や学習が心配
朝夕過ごしやすくなりました。

歩いていると気持ちのよい風を感じます。

このところ横浜は地震があり少し不安もありますが・・・。

なにはともあれ、よい季節です

「前期」「後期」の2期制の学校は、成績が配られ、悲喜こもごも?

ABCとか◎〇△だけの評価でことばの記述がない場合もあるようです。

全部◎だったら、いいのですが現実はそうそううまくいかず

では、これからどうしたら?

例えば、書くことにとても苦手感があり、漢字や作文がとても苦痛で

なおかつパソコン入力がとても上手はお子さんの場合・・・


今までずっと努力し続けてきても書きの苦手感が軽減しないなら

書く「量」を減らすとか

パソコン入力(タブレット入力)にする

タブレットで板書の写真をとって家で必要な部分を写す

など 対策が出されるかもしれません。

ところが、「提案」があったにしてもそこから先がなかなか進まないことがあります。



子ども自身が教室で一人だけタブレットを使うことに違和感があるかもしれませんし、

もしかしたら「書くこと」自体に意義を感じていないこともあります。

ただ、本当に学習が進みにくく、困っているとしたら・・・



まだタブレットになれていないとしたら、練習する必要もあります。

学校のタブレットが持ち帰り不可かもしれません。

そうなると「自前」の機器が必要になるかもしれません。



「書く」ためのアプリは何を使うのか。

そのアプリを使う練習はどのように行うのか。



半年後一年後はどのあたりまでできるようにするのか。

また、とりあえず機器使用を始めて効果をみてから目標を決める、とか。




もっともっと現実的に詰めていかなくてはいけません。

ここまで読むと、保護者の方は、ため息が出そうです。

学校に「相談・交渉」に行かないと・・・・。

ちょっと「鉛筆」で書けてしまうと、「もうしばらく様子をみましょう」ということになり

そして結局進まないまままた成績の時期が来てしまう・・・。


とりあえず、「家」でできることを練習し、「これならできる!」という方法を「身に付ける」。

例えば、家で作文を書いてくる課題がでたときに

音声入力やキーボード入力、メモでつなぐアプリなどで原稿をつくる。

それを印刷して提出してみる。

または、原稿を提出する用紙に写す。

それができたら、授業で使ってもいいか交渉してみる。


もしかしたら、そんなことを考えているのは今だけで

来年度は、すぐ「いいですよ。」になるかもしれません。

(指導要領にも配慮について書かれていますので)


カラフルで勉強に「アクセント」をくれる砂時計

「前例」がないところで「前例」をつくる「フロンティア」。

今後は一歩ずつ学習形態への柔軟さが広がっていくと思います。

今できることから始めて

困っている子どもたちに「こんな方法もあるよ。試してみる?」と言える自分であるために

私も学んでいこうと思います。


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「手書き」「活字」

2021-10-02 21:04:35 | 発達や学習が心配
やっと「宣言」が解除され、月曜日からふだんの学校生活が始まりそうな横浜です。

台風が去り、空もこんなに。



今日のテーマは「手書き」と「活字」。

今学校で配られるおたよりは、ほぼ「活字」。

「学級通信」もそうかな~。

私はずっと手書きでした・・・・。

今でも塾にくる生徒さんのノートはほぼ「手書き」です。

なぜかというと・・・・

「手書き」の方が「レイアウト」がやりやすいからです!

文字の大きさや配置・イラストも自由な大きさで入ります。

パソコンのスキルがまだまだ「発展途上」なのもありますが



塾オリジナルの「算数事典」。

「手書き」タイプと「活字」タイプ、すきな方を選べます。

「どっちがいい?」と訊くと、ほぼ全員「手書き」。

もしかして、私に忖度してる????

正直に話してくれる子に理由を訊くと、

「こっちの方が読みやすい」。

「手書き」にも「活字」ページがあるのですが、そこはとちょっと気に入らなかったようで・・・。

一見、「活字」は読みやすいようでそうでもないときある。

学校では「体験学習」の「しおり」を子どもが編集するのがはやっていて

一人1ページ任されることもあります。

子どもの文字は「味」があり、心もこもっています。

でも・・・・正直「読みにくい」ときも。

そこが、「◎日目の活動時間予定」のページだったりすると時刻と内容が少しずれていると

わかりにくいときもあります。

今の子どもはタイピングも上手なので近い将来子どもが「打った」「しおり」になると思います。

そのときに タイプする「文字」がより読みやすいように 例えば



左が「UDフォント」、右が一般的は「明朝体」です。

私はもう「印刷物」で「明朝体」は使いません。

すべて「UDフォント」です。

「UD」とは「ユニバーサルデザイン」。

太さが均一で読みやすいのです。

そして、一行の長さも、



前と同じ文章でも一行が長くなるだけで読みにくくなります。

つまり

「1行の文字数を少し減らし」「UDフォント」を使い、「行間を少し広く」する必要があります。


「手書き」の方がどうしても文字の大きさが「大きく」なります。

「大きさ」の「粒」もそろいません。

それでも「空間」の使い方で情報量はかなり増えます。

同じページ数だとすると、「活字」は少し意識して「内容を精選」する必要があります。

活字で「隙間なく」「明朝体」で「一行の文字数が多い」のは、

もう「読みたくな~~~~い」状態です。

国語では3年生の「下巻」ぐらいから教科書の音読を嫌がるお子さんがでてきます。

教科書もかなりUDフォントを使ってきていますが文字が小さくなり、行間がせまくなり

複雑な漢字が多くなってくると「目」も疲れるし、「視線」が文字を追って

音声に変換する「速度」も落ちてくる・・・。

UDフォントの「教材」だと初めて読む文章でも「音読」がスムーズになるお子さんがいます。

それでも読みにくいお子さんには、以前ご紹介した「黒い下敷き」を使って前後の行を隠しています。

「読みたい」気持ちにするには「読みやすくする工夫」が必要なんだと改めて思います。




あ、ここまで結構書いてしまいました!

私も気をつけなくては(笑)


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