横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「ローマ字」は日本語?

2022-09-24 12:13:46 | 発達や学習が心配
また台風が近づいているみたいです。

せっかくの連休なのに、とがっかりしている方もいるのでは。

(私はお仕事です!)

今日は、3年生の国語の時間に学習する「ローマ字」の話。

平成22年からは、それまでの4年生から3年生の内容に変更。

たぶん、授業では、4時間ぐらいの配当です。

なぜ、4年生から3年生になったかというと・・・・

アルファベットが身近になったこと

総合学習の時間の調べ学習でパソコンで検索をするときに


キーボード入力をするため

ということらしいです。

なるほど。



こんな感じです。




ローマ字表をよくみると、


「し」は「si」だったり、「shi」だったり

また「ふ」は「hu」だったり「fu」だったり。

パソコンで文章を書いているみなさんは、どちらを使っていますか?

赤い字は、「訓令式(くんれいしき)」青い字は、「ヘボン式」

文部科学省によると、小学校では、

「第1表」(訓令式)によるものとする。

縦軸と横軸からみるのを覚えるため、ということです。

「第2表」(ヘボン式)で、

パスポート名など外国の方たちとのコミュニケーションをとる際に使う、とのこと。

・・・・なるほど。ただ、どちらを使うかは、子どもにとって混乱があるかも。


文部科学省によると、生活や、調べ学習で使う、ということ

私も、「キーボード入力」の方が自分では合っているので、こちらで、と思っていたら

最近のお子さんたちは、マイスマホで友達とのコミュニケーションは、

「フリック入力」。

パソコンでフリック入力ができるのか?と調べると、

WINDOWS10の場合



小学校だとタブレット配布なので、これなしで調べ物ができますね。


(駅名や人名など 読み方は、練習が必要です!)


英語につながる、という点では?

やはり文部科学省の「小中接続単元Hello! Junior High School Life」の指導案(授業の設計図です)

によると

ヘボン式ローマ字で教師の名前や出身地名を書くことができる

が、この授業の評価基準になっていて

やっぱり 「ヘボン式」?ではじめから覚えた方がいいのかな?

という????もあります。


ただ、ローマ字を学習すると、英単語を覚えるときローマ字読みで覚える

ということもできるかな~。

トマトが「tomato」。(発音は全く違いますが)




あと、4時間ほどで習熟ができるかというと・・・・

けっこう厳しいのでは?

私自身は、とってもローマ字が新鮮で、覚えるために

毎日日記をローマ字で書いていました!

そんな子はあまりいないと思うので、



縦、横の「部品」を合体するとできる、と意識できる表を作ってみました。



3文字になると、書く「高さ」も複雑。

3年生開始なので、

ゆっくり、細く、少しずつ・・・・がいいのかな、と思っています。

鉄道が好きな子は、「大文字」から覚えるかな~。

そういえば、「大文字」と「小文字」の使い分けも少し混乱の要因みたいです。




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年長さんは、そろそろ入学の準備を始めるとよい時期です。






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【予告】をされると?

2022-09-16 16:56:59 | 発達や学習が心配
空が高くなってきました。

「馬肥ゆる・・・」のせいか、ちっともやせません!

ところで、

「いきなり」でびっくりするだけでなく、いらいらしたことはないですか?

突然仕事をふられたり

突然かなり綿密に話し合っていたことと変更になったり

・・・・大人でもあるあるですよね?

子どもは、何か行動するときに

少ない人生経験の中の「範囲」でどうしたら?を考えることが多いかと思います。

そして、

「人生初」のときは、「最初に入ってきたもの」が「基準」となる。

ことがけっこうあるのでは?

3年生で初めての「割り算」。

4年生で初めての「割り算の筆算」。

家庭に宿題をもって帰ったとき、

学校の方法を思い出せなくて、おうちの人に訊くと、

お父さんのやりかた

お母さんのやり方

お兄さん、お姉さんのやり方

おじいさん、おばあさんのやり方

みんな違います。

塾に行っている子も、

先生によって教え方が違います。

「みんな違ってみんないい?????????」

には、ならないのが子どもです。

筆算は、オーソドックスなやり方が教科書に書いてあります。

でも、国によってやり方は違うし、「きまり」もありません。

「はじめて」のことに遭遇し、「自分のもの」になりきっていない、

混乱している時期に、いろんな人に訊くことで「かえってわからなくなる」。

教える人も自分のやり方が「自分にとっての1番」で、

その「やり方」で通してきた「歴史」があります。

これで「わからない~~」とか

「学校と違う!」と言われると「せっかく教えているのに」とかちんときたりして・・・・。


そんなとき、

「筆算には、いろんなやり方があって、いろんな教え方をすることがある」

「話や説明を聞いて自分に合ったものを選べばいい」


予告してあれば、

そうなんだ!と納得。

きっと自分にとって一番わかる説明をしてくれる人に訊きに行くようになると思います。

(もちろん、いろいろな方法を理解してしまう子もいます)

ただ、ドリルやテストでは、「オーソドックス」な方法について

「考え方」を問う問題があり、それが自分と違うときは、けっこう困ります・・・・。

そんなときは、返却された後にさらっと「こういう考え方なんだよ~」とさらっと説明。

授業でも自分と違う「考え方」をした友達が説明しているときに

理解できるまで少し時間が必要な子どももいると思います。


学習だけでなく、生活面でも、

出かける先や日程が変わったり、

急な変更が合ったりすると機嫌が悪くなることがあるお子さんだったら、

はじめから

「こんな予定なんだけど、変わったときは分かり次第教えるから

それはがまんしてね。」

と一言言っておくだけでいらいらが軽減するかもしれないです。

秋に行事や運動会があるといらいらが多くなるお子さんの中には、

「いつもの時間割」と変わることが原因の場合もあると思います。

高学年になってくると「例年の・・・」と経験上わかっても、

経験の少ない学年の子どもは、

「いつもと違う」こと自体がストレスに。

変更があるかもしれないことを伝えたり、

掲示したりしたりすることで

少しでももやもやが減るように、と願っています。

そういう私も「いきなり」をやらかして、反省しきり


自分だって、「急な変更」は少し苦手なのに・・・・。




日曜日、横浜スタジアムヤクルト戦に行ってきました。

暑かった!

0対1で負けてしまいましたが、一瞬一瞬が緊張の連続で

そんな中で3時間以上戦っている選手を目のあたりにして

拍手を心から送りました。

そして、初めてといえば・・・・




ずっと食べたかった「青星寮カレー」。

ベイスターズの若手選手の寮のカレーです。

中身は、



牛肉ごろん。少しフルーティーで甘目。

どんなレシピなのかな?

横浜の小学校では、給食にも採用されています。



9月。

少しずついろいろなことが動きだしそうな予感がします。



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ルビふり一つとっても・・・

2022-09-07 16:12:05 | 発達や学習が心配
9月2週目。

なんだかはっきりしないお天気の横浜です。

ここのところうれしいびっくりがあって・・・。

「横浜ベイスターズの快進撃」

先週は少し負けが込んでしまいましたが、一時は最下位だったのに

暑い盛りにがんばって首位との差をじりじりと縮めました!

緊張をきらさずに、モチベーションや体のコンディションを保つって、

想像以上に大変なことだと思います。

チームワークも必要ですね!

「チームワーク」いえば・・・。

「印刷された文を読みにくい」お子さんの中に「ルビふり」をすると

楽になる場合があります。



5年生の教科書です。

字が細かく、行間も狭いのでルビ降り大変です。

また、ルビがあることで余計見えにくくなることもあるかと思います。

それでも・・・・「ぜんぜんルビがないより」安心して音読できるし

内容が理解しやすくなります。

「複雑な文字」だったり「読み替えの文字」だったり

読みの習得していない漢字だったり

どこまでが「区切り」かわかりにくかったり

した場合、読むことがだんだん嫌になります。

長文読解テストなど、もう、読むことを途中から断念して回答をしてしまう

「ちゃんと読みなさい」と言われても

「文字が読みにくい」「読むのが遅い」「読むと疲れる」

視機能の問題や文字を音に変換する機能の課題がある子どもには

厳しいことです。

こんな困難さが国語だけでなく、どの教科にも起こっています。

そこで、「教科書にルビふりをお願いできませんか?」と

今まで保護者にお願いしたことが何回かあります。

ルビ降りしてくださいました。でも、教科書1ページでもかなりの量です。

ずっとは続きにくいです。

今だったら、「音声教科書」(タブレットアプリに入れる)があります。

公立では英語だけが配備されているようで、他の教科はこれからです。

自分のタブレットに入れるのであれば、「しゃべる教科書」
が役に立ちます。

イヤホンで聞けば、周りの子どもへの影響は少ないです。

保護者も子ども本人も楽になることが一番!

「~ページの~についてどう思いますか?」という先生の問いにも同じ「土台」で答えることが

しやすくなると思います。


塾でタブレットを使っているお子さんは、私の知らないアプリも上手に自分で探して活用していました。

「勉強したい」「わかりたい」という気持ちが強くなると

自分で「道」を見つけてくるのだな~と思います。

アプリやタブレット使用をするためには、使う子ども、周りの子どもたち、先生、保護者が「ワンチーム」

いることも大事ですね。



ぜんぜん話は変わりますが、


8月に行った熊本城の物見やぐら。

修復の途中でした。

復興には大変な期間と技、そして費用がかかることと思います。

胸がじ~~~んとなりました。



天守閣は、バリアフリーで立派な姿を見せてくれました。


秋になるとちょっと芸術してみたくなる。




(ピアノを食べているわけではありません!)



だんだん日が短くなり、秋の虫たちも鳴き始めました。

暑くでも季節は進んでいくのですね。



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