横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「説得」するより「聴く」方が早いかな・・・

2020-07-29 21:30:05 | 発達や学習が心配
もうすぐ梅雨明けですね!

横浜の夏休みと同時ぐらいかな・・・。

先日授業で「なんとなく、説明していることが

(子どもに)入っていっていないな」と感じることがありました。

もしかしてと思って、

「ここのところ、難しいよね。計算もちょっとめんどうかな?」

と言ってみると、「そうなんだよね~」とのってきました。

「どんな気持ち」か訊いてみると、困っているときに

話してくれることがあります。

「気持ちを吐き出せる」とそのあと、学習に気持ちが入っていくみたいです。

うまく気持ちが出せない様子のときには、

「今までこんな子がいたんだけど・・・」と例を出すと、

「自分も話していいんだ。」という気持ちになりやすい感じです。

これから夏休み課題に取り組む日々になりそうですが、

なかなか進まないときは、「どうしてやらないの?」と聞く前に

「ここ、難しいよね~。」と声をかけてみるのもよいかもしれないです。

そして・・・

「自分なりの方法」だったり、「担任の先生のやり方」だったり、

一度身についた方法でやりたい、と思っているときに

「違う方法」がでてくると、それも覚えなくてはいけなくて

ちょっといらいらがでてくることも。

(ときどき勘違いの方法が身についてしまっていることもありますが)

ある程度できそうだったら、「どうやってやった」のか訊いてから

「それもありだよね。」といったん、ことばに「。」をつけて・・・

「こんな方法もあるよ。」というと、聞いていてくれるかもしれないです。




横浜 三渓園にて

高学年になってくると「説得」が難しくなってきますよね。

でも、子どもは大人よりもっと心が柔らかい。

いったん、自分を認めてくれたと感じれば、

新しいことも少し(笑)受け入れてくれるかもしれないです。

こちらが「説得しよう」と思うほど心が離れてしまう・・・・。

なかなか難しいです。

そして、ちょっと「ひと手間」が面倒でもあります!

簡単にはいかないのが、「意欲づけ」かな~。

重ねて言いますが、

この夏休みは、「宿題が少なくなりますように。」

そして、外遊びできるようによいお天気になりますように。


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パソコンなら「読める」「書ける」

2020-07-20 17:07:55 | 発達や学習が心配
昨日は久しぶりの晴れ間でした!

休日の晴れ間は、本当に貴重です!

突然ですが、普段読んだり、書いたりする部屋の電灯はどんな色の光ですか?

「えっ?」



こんな色ですか?それとも



こんな色ですか?

電灯の色で「印刷物」の見え方がかなり違うんです。

電気屋さんに行くと、LEDのデスクランプが多いですが、

これが、苦手な子(もちろん大人も)もいます。

「文字が読めない」のではなく、

「読みにくい」から目に力が入って「疲れちゃう」ので

「ずっと読みたくなくなる」ので

学習に「集中する時間が短く」なって

しまうのです。

照明を変えるだけでも「見るのが楽」になることも。

(ぜひぜひ試してみてください)

中には、デスクランプそのものの「照り返し」が嫌で

消してしまう子もいます。

もしかして・・・と思ってパソコンの画面をこんなふうにしてみました。



黒地に白文字。

小さい文字でもちゃんと読めました!

そして、白文字さえちょっときつかったようで、自分で文字色を変えていました。

書くことに関しては・・・

とてもきれいに文字を書いて、漢字も正確に写せている・・・・で、安心?ではないことも

あります。

だんだん疲れて・・・しまうのです。

そんなも、「タブレット」や「パソコン」なら、ノートの代わりに抵抗なく書きます!

ローマ字入力の学習を一通りした後だと、

今どきのお子さんたちは、「youtube」の検索で「力」をつけて

いつの間にか、「すらすらと」ローマ字入力をするし、

タブレットでは、ひらがなのキーボードをけっこうすばやく使っています!

「漢字変換」も上手に使っています。

・・・・ということは、「学年の漢字の読みと意味」が頭に入っている、ということなんですね。

「読む」ことも「書く」ことも、「タブレットがあればなー。」

とつぶやいています。

きっと10年後は、「紙とえんぴつ文化」は少数派になっているのでは?

私は、紙も鉛筆も大好きですが、

その子に「合った」道具・・・使い方を一緒に探っている日々です。


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なかなか思ったことが話せない…面談。

2020-07-11 17:46:48 | 発達や学習が心配
ベイサイドマリーナのアウトレットの壁にかわいいコーナーがありました!
先ほどは滝のような雨と雷の連発で

ちょっとどきどきの横浜でした!

プロスポーツもだんだん観戦が解禁されつつありますね・・・。

7月も半ばになり、今月の後半は個人面談が予定されている学校も

多いのでは。

先生と1対1・・・けっこうどきどきしますよね。

訊きたいことがけっこうあったのに

いつの間にか終わっていた・・・・

今回は特に休校後1月とちょっとなので

学校の様子も気になるし、子どもが友達をつくるにも

環境的になんだか・・・というところもあります。

教員をしていたころは、熱心にメモをとられている方もありました。

先生のおっしゃることを忘れないように、も大事です。

さらにわが子の気になるところや、先生に訊いてみたい点など

「箇条書き」にして(優先順位をつけて)それを見ながら面談ができると

「実のある時間」になりますね。

「時間」になってしまい、聞き切れなかった部分は、

後日また時間をとっていただくなどして・・・。

なんとなく、話が「かみ合っていない」というときは、

家に帰ってお子さんに「当たって」しまうより、


風に吹かれて・・・みたり(ベイサイドマリーナです!)

ちょっと一息いれて「冷静」になってから話を聞く。

保護者も先生もお互い、「大変な数か月」を乗り切った「同志」ですものね!

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そして迎えるいつもより「短い夏休み」。

本当に疲れている子どももいます。

(4か月分を2か月のペースで進んでいるので)

子どもは素直なので、「大人」のペースに合わせてくれようとしています。

でも、本来の「環境」でない数か月を過ごしてきた分、

けっこう無理がたまっているのでは、と感じます。

ぜひぜひ「のんびり」「なにもしない」日をつくって。

勉強も大切ですが、「心の休養」が次に進むエネルギーになります。

今月は4連休もありますね!






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ちゃんと、しっかり。「ちゃんと」って何?

2020-07-04 15:51:23 | 発達や学習が心配
ぬぎっぱなしの玄関のくつを見て、思わず

「ちゃんとしなさい!」

と叱ったとしてくつをそろえてつま先を玄関に向けることだと

すぐわかる子はよいのですが・・・・。

「ちゃんと」っていったい何?

「ちゃんとしなさい!」で意味を理解できない子は、また同じ「失敗」を繰り返す。

「何度言ったらわかるの。」

「ちゃんと」がとっても具体的でないと「何度言われてもわからない」のかもしれないです。

「筆算をちゃんとそろえて書きなさい。」というより

「縦線を4本かいてから間に数字をかこうね。」の方がずっと通じる!

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「しっかり」や「きちんと」もわかりにくい。

どうしたら「しっかり」になり、「きちんと」になるのか?

大人が「しっかりやります」と言ったときは、けっこう「逃げ言葉」かな~と思うことがあります。

とっても曖昧ですよね。

今月あたりから学校でつくる「教育支援計画」や「教育目標」

「しっかり」「きちんと」という言葉がはさまっていると、

「じゃあ、どうなったら、目標が達成されたといえるのか?」と考えてしまいます・・・。

このことばを受け取る側のイメージも人によって違います。

一人の子どもを大勢のサポーターが支援しているわけなので、

サポーターどうし「共通理解できる」具体性が必要なのでは。


子どもに伝えるときは、「数」や「形(完成形)」「頻度」「時間」などわかる形になっている

「じゃあ、がんばろう!」となると思います。

「ここまでできた!」という達成感ももてますよね

そして、大人(支援する側)も「ここまで(例えば、漢字のテストで4割とれたなど)できたから、

この先はこんなふう(例えばテストで5割正解など)に~」と

見通しがもちやすいし、そのための方略を考えられます。

なんのための「支援計画」かと言えば、「子どもが手立てをもらって成長するため」だと思うので

子どもやサポーターみんなが分かる方がよいのでは・・・・と思うこのごろです。


・・・・・あ、今日も自分に問いかけているような・・・・?

多分、自分に「反省」を自分で促している感じ(笑)です。


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