横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

幼稚園・保育園➡小学校の連携って

2016-11-23 20:05:07 | 発達や学習が心配
先日 LD学会に参加しました。

大盛況!でした。

全国から集まった、指導者・研究者・保護者。

その中で「幼稚園・保育園・小学校の連携」についての

部会に参加しました。

町内すべての年長さんのアセスメントをとっている自治体。

入学前から一人ひとりの子どもの特性について把握し、

園で入学前の「プレ」練習。

入学への不安が軽減し、小学校の方でも前もっての配慮が

できる・・・・。

入学者が少ないことでより「手厚く」できるのだなあ、

それにしてもいい状況だなあ、と思いました。

入学者が多く、数多くの園から入学してくる学校では、

なかなか難しいところもあります。

別の地区の小学校の事例では、「スタートプログラム」として

「0段階」(入学前)からのアセスメントに力を入れ、

入学式以前にその子と「つながり」を作っておくことを

しているところもありました。

また、小学校の体制として「特別支援」のためのリーダーが

上手に「機能」するために、「校内の職員どうしの関係」に

気を配る校長先生のお話もありました。

「体制」ができていたとしても、結局は、「協力」しようとする「気持ち」の

ところが、大切ですものね。

校内支援の「きも」だなあ、と感心しました。


横浜の最近の夜景です。

いずれにしても「今より少しがんばる」ことで、

みんながうまく、回っていく・・・・

ということなんだと思います。

職員や管理職の「移動」でせっかくうまくいっていた「体制」が

「薄まったり」「戻ってしまったり」するという残念なことに

なることはないかと質問も出ていました。

このへんも難しいところですね・・・。

組織では、「リーダー」の役割が大きいです。

原点は、「子どもが楽しく学習する」というところ。

私も気持ちを新たにした学会でした。


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市販のドリルが使えない・・・

2016-11-18 12:13:56 | 発達や学習が心配
横浜では、「就学時検診」が始まりました。

ちょっとどきどきしている年長さん、そして

保護者もいらっしゃるかな?

少し体調を崩してしまい、ブログの間隔が

空いてしまいました・・・。

みなさん、どうかご自愛くださいね。

今日は、「ドリル」の話。

書店でも、ネットでもたくさん、「ドリル」が

出ています。4月に真剣にドリルを選んでいる

保護者をよく見かけます。

どれにしようか迷いますね・・・。

ノートに写す形式がよいのか

書き込み式がよいのか

また、レベルは補習程度か

応用がたくさん入っているものが

よいのか

「目的」と「子どもの学習レベル」で

ある程度絞れてくるのかと思います。

そんなに「苦労して」選んだのに

子どもの使う意欲がわかないということも

あります。

少しだけ使って、「積まれたままになっている教材」

ってけっこうあるのでは。

文字が混んでいて「見るとつかれちゃう」

やっていても成績に結びつかない・・・

など。

「混んでいる(1ページに文字や図がたくさんある)」教材だったら、

「ある部分だけ」問題を取り出して

大きくする、というのも「手」です。

また、保護者の手間はかかりますが、

ULの罫線(幅が広いノート)に問題を

ピックアップして写し、それを解く。

「見えやすくなる」だけで、取り組める

ようになることもあります。

あとは、集中が短いお子さんは、

「何分学習したら、休憩」のような

形で「細切れ」にするのもよいです。

学校のドリル(スキル)が宿題に出たときも

(漢字なら)

「1ページが終わったら休憩」より、

「1段書いたら」ちょっと体操、のように

してみると、思ったより早く終わることも

あります。(縦にたくさん進むより、横一段

の方がやる気がでることも!)


あとは、お金をかけなくても手間を少しかけて

教科書の問題を幅広のノートに写して解いてみるのも

おすすめです。

書くスペースが小さくて、書くことに抵抗がある

子どももいます。「書くスペースを拡大」することで全く気分が

変わったこともあります。

ちょっと試してみてください。


         


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だれでも「イマジネーション」をもっている・・・絵・・・

2016-11-13 09:42:26 | 発達や学習が心配
11月になり、一気に秋。


ちょっと暗いのですが、道路わきも「紅葉」!

先日NHKの「ドキュメント72h]を見ていたら、

新宿の画材屋さんでインタビューを受けたカナダの

アーティストが、

「だれでもイマジネーションをもっているけど、

アーティストのイマジネーションはもう少し

大きいんだよ。」


と言っていました。

なんだか、格好いい!

この画材屋さんに来る人は「プロ」の他に

「描かずにはいられない」という人たちも。

**先日文化勲章を受章した草間彌生さんこんなことをおっしゃっていたような**

「表現したい」という思い

からだの奥底から湧き上がる衝動

自分だけの自由な世界

・・・・なるほど なるほど

子どもたちもあります!

いらいら もやもやを紙面にぶつける

ときには、攻撃的な強い筆圧で塗りつぶす

動物や人物に向かう強い「斜線」。

            

気持ちを紙面にぶつけることで

すっきりする。

こんなとき描いたものは、

家に持ち帰りません!

いらいらは、「その場」に捨てていきたいのでしょうね。

(気に入った絵は持ち帰ります)

美しいもの・すてきなものを「表現したい」

という気持ちもありますが、

絵で「ストレス」を発散するということもありますね。

            

先日低学年の子どもたちに

「秋の公園」を描いてみよう、と投げかけ、

色づいた木の手本を描いてみせたのですが・・・・

秋の虫を中心に描く子

木や葉を描いているうちになんだか、

本当に気持ちのよい公園にいる気分になって

ベッドを描く子

木や葉から幾何学的な図形に移行していった子

・・・・・といろいろでした!

「図工」の時間、「テーマ」を与えられて

制作に取り組むときも、一人ひとりのイマジネーションは、

本当に多様なんでしょうね。



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