先日、KABCⅡ(2)の講習会に参加しました。
WISC検査とともによく使われる発達検査です。
検査そのものが、子ども自身の学習場面で方略として使う参考に
なると思いました。結果の分析も、指導する立場として
具体的指針が立てやすいと感じました。
今日は、学習の方法についてです。
子どもが自分から課題に取り組めるように
いろいろな工夫があると思います。
○毎回同じようなパターンで学習する。
○子どもの思考パターンに合わせて教える。
(発達検査が大いに役立ちます)
○子どもの必要感に合わせて学習する。
○子どもの興味・関心に合わせた内容にする。
○子どもが分かりやすい教材を使う。
など・・・
上のカードは、引き算の答えと思考過程を
組み合わせたものです。何回か使っていると、
子どもはカードをトランプのように自分できって、
答えを口で言ったあと、裏に返して確かめを自主的に
できるようになります。
あっていたカードと間違えたカードを違う山にしておいて、
間違えた山に再チャレンジ。また、山を分け・・・とだんだん間違えた
山が減っていきます。
これは、集団場面で自分の気持ちをコントロールするためのアイテム。
できたら、シールをはっていきます。チャレンジした日にちごとに
シールの色を変えるのがポイントです。
特に重点化したい課題は、ポイントを2倍とか、3倍とかで加算します。
視覚化することで、課題への取り組みに意欲が見られ、行動も意識化
できた子どももいました。
うまくいかなかったときも、振り返りに使うことができます。
行動を変えていくためには、「目に見える」工夫が
あると子どもにも大人にもわかりやすい気がしています。
~今日は、「おち」がなく、
なんだか落ち着かない~。あらっ!
個別学習塾びすぽうくのHPへ。(色のついているところをクリックしてください)
人気ブログランキングへ