Facebookのお友達、広島のふーちゃんは、
こんな立派な「土器」も送ってくれました。
これは、海人の藻塩(あまびとのもしお)というお塩です。
淡いベージュの色がすてきですね。
藻塩というのは、かつて「玉藻」と呼ばれていた
ホンダワラなどの海藻を使用して作った塩のこと。
まろやかな味わいで、うまみが凝縮しています。
この藻塩作りは、1984年に現在の呉市蒲刈町にある沖浦遺跡から
古墳時代の製塩土器が発見されたことがきっかけとなって、
研究が始まったそうです。
そして、10年の研究を経て、現在の藻塩の製法が確立されました。
この藻塩のおいしさを味わうには、シンプルな料理が一番。
藻塩のおにぎりと、ズッキーニの浅漬けを作りました。
実は、この緑のズッキーニもふーちゃんが育てたもの。
家にあった黄色のズッキーニと合わせて、薄切りにし、
2パーセントの塩で揉んで、2時間ほど冷蔵庫に置きました。
上にのっているのは、やはり以前ふーちゃんが送ってくれた
広島産レモンで作った塩レモンを刻んだものです。
古代、藻塩を作っていた海人と
現代を生きる野菜づくりの達人に感謝して、
いただきま~す。 (*^_^*)
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